生きづらいと感じる理由や程度、物事は人それぞれですね。
仕事が辛い、生きづらくて仕事ができない・・となると自立して生活をする上で支障がでることもあるかもしれないですね。
生きづらいと感じる方はどのような仕事がよいのか?どうしたら少しでも生きづらくなく仕事ができるのでしょうか?
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目次
生きづらい人ってどんな人
生きづらい人ってどんな人なのでしょうか?
自分軸がない人
自分軸がない人はどうしても周りの人に振り回されてしまいますから、疲弊し生きづらいと感じてしまいますね。
お人よしの人などに多いのではないでしょうか?つい相手に合わせてしまうので、その時は感じなくても知らず知らず辛くなり生きづらくなってしまいます。
真面目過ぎる
真面目すぎると、これはこうあるべきという固定観念が強くなりすぎて、自分の概念から合わない人がいるとストレスに感じたり、またはその人を自分の概念に合わせようと頑張りすぎたりしてしまいます。
本人も疲れますし、相手にとっても理想や固定観念を押し付けられた形となり、人間関係がうまくいかなくなり生きづらいと感じる要因になってしまいます。
また固定観念が強いことで時代の変化についていけないという方もいるでしょう。
そんなことから生きづらいと感じてしまう人もいます。
人の目、顔色が気になる人
あの人は私のことをこう思っているに違いない。なんだか怒ってそう・・私なにかしたかしら??
実は私もこの傾向がありました。今も少しはありますが、以前と比べたら全然大丈夫になりました。
きっかけはというと同期に「大丈夫。気にするな」と言われたことで、根拠もなく大丈夫な気がしてきましたた。単純ですよね。
でもその言葉に少し救われ、人は人、どう思われても気にしないようにしようと徐々に思えるようになりました。
人の目や顔色が気になると、こうするとどう思われるだろう・・こうしたらきっと叱られる・・など自分で自分をブロックしたり、解決策を見いだせずに思考がぐるぐるとループしたり・・
とても生きづらいと思います。
投影とは何か?他人の評価を気にしすぎると自己否定する人から抜け出せない
幸福感度の低い人
幸せに対するハードルが高い人や、自分なんて・・とネガティブ思考の人。
このような人は自信も持てず生きづらいですし、仕事でも失敗を引き寄せてしまったり、仲間とうまく関わることができずに生きづらいのではないでしょうか?
HSPの人
こちらの記事に詳しく書いていますが、Highly Sensitive Personの略で繊細で敏感な気質の方は生きづらいと感じることがあります。
発達障害
発達障害の場合には空気が読めない、不注意が多い、コミュニケーションがうまく取れないなど、さまざまなことから生きづらいと感じてしまいます。
自閉症の場合にはこだわりが強いことやコミュニケーション障害などから人間関係においてトラブルがおこってしまうことがあり生きづらいと感じてしまうこともしばしばあります。
そのため職場でも人とうまく関われず仕事がしづらかったり、コミュニケーションが取れていないことで仕事でミスをしてしまうこともあります。その積み重ねで生きづらいと思ってしまいます。
ADHDの場合には空気が読めないことから、相手に不快な思いをさせてしまったりして、仕事上でも人間関係の構築に躓いたり、職場で浮いた存在になったりして、仕事もしづらく、生きづらいと感じてしまうことに繋がります。、
学習障害の場合には読めても書けないなどの特徴から、仕事上でも何度教わってもできなかったり、ミスを繰り返すことで、仕事をする上で自信がなくなってしまったり、その積み重ねで自己否定が強くなってしまい、生きづらいと感じやすくなってしまいます。
また注意欠陥障害の場合には、ケアレスミスなど、不注意なことが多いため仕事上でも小さなミスの積み重ねで自己否定が強くなり、自分は仕事ができない人間だという発想に繋がり、生きづらい要因となってしまいます。
適応障害
適応障害は環境の変化やちょっとした変化に適応しづらいことそのストレスからさまざまな不調がおこります。
そのため適応障害も生きづらいと感じる原因となります。
自分の認識や常識、価値観とその仕事や職場のルールなどが合わない場合には適応できず、そのことからさまざまな不調がおきてしまい、仕事にも支障がでます。
職場のみんなに迷をかけていると感じたり、仕事上も支障をきたしているのではないか?などと考えさらにストレスや自己否定がおきたりし生きづらいと思ってしまいがちです。まさに負のループです。
やっと慣れた仕事も配置転換などで所属が変わったり、業務上の規約などが変わったことでまた適応するのに時間がかかったり、適応できないことで、生きづらいと感じてしまったりします。
さらに適応障害を同僚などに理解されない場合には「甘えている」「誰だって努力して合わせているんだ」などと心無い言葉をかけられ批判されてしまうこともあり、さらなるストレスや自己否定を生みやすくますます生きづらくなってしまいがちです。
適応障害でなくても学生から社会人になったときなど立場的にも大きな変化があったときには適応しづらく、その理想と現実のギャップからいわゆる五月病になる方もいるほどです。
仕事となると、「社会人」なんだからと周りからもプレッシャーを与えられることもあり、生きづらいなと感じてしまう人も少なからずいるでしょう。
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生きづらい人に向いている仕事はあるのか?
生きづらいと感じていても生活していく上で収入を得る必要があります。
どのような仕事が生きづらい人には向いているのでしょうか?
コミュニケーションをあまり必要としない仕事
ADHDなどの場合にはコミュニケーションがうまくとれないので、人とあまり関わらずに済む仕事が向いているでしょう。
技術職・職人や工場のライン作業、プログラマー、ブロガーなど一人で黙々と打ち込める仕事だと比較的コミュニケーションを必要とせずにできる仕事なので向いているかもしれません。
また発達障害の場合には何か興味のあることに関しては集中力も高く秀でているという特性がありますから、その興味対象のものが仕事であれば、だれよりも活躍できます。
そのためデザイナーなどのクリエイティブな仕事、芸術関係の仕事や研究職、開発職などは興味対象がその分野にあれば、素晴らしい能力を発揮することができるはずです。
実際に発達障害で仕事ができ優れている方はたくさんいらっしゃいます。
その方にとっての適職につければ、生きづらいと感じることもなくなるもしくは感じることが少なくなります。
マニュアル化されている仕事
臨機応変な対応を必要とする仕事が向いていない、そのような仕事に対してストレスを持ってしまう場合には、データ入力、コールセンター、宅急便の配送や経理など比較的マニュアル化されている職種が向いているのではないでしょうか?
もちろんすべてをマニュアル化するのは無理がありますが、比較したときに比較的マニュアル化されている仕事であれば、ミスもしづらく生きづらいと感じることも減るのではないでしょうか?
配置転換や転勤のない仕事
適応障害の場合には配置転換や転勤のない職場や在宅でできる仕事を見つけることができるといいですね。
そうはいっても自分の職種は配置転換や転勤がなくてもほかの職種で配置転換などがあれば、周囲の環境が変わることもあるため一概にはそれがいいとも言えないこともあります。
また適応障害の場合には自己分析をすることで、自分が何に対して強くストレスを感じてしまい生きづらくなってしまうのかを分析しておくと仕事も探しやすくなります。
自己分析することで、自分に向いている仕事が見えてくるのではないでしょうか?人が多いと適応しづらいのか?威圧的な言動やプレッシャーなどにストレスを感じるのか?
責任感が強くプレッシャーに弱い場合にはノルマのある営業職などは向かないですよね。
自己分析を冷静にすることは自分と向いあい、ストレスを減らし生きづらさを解消するための一歩となるでしょう。
そして仕事で適応障害を発症した場合にはまずはその環境から離れて冷静になることが大切です。
自分の状態が安定してきてから、適応できない状態と向き合っていくことが大切です。
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発達障害の場合の職探し
発達障害者の場合には下記のように厚生労働省で支援策を打ち出しています。
- ハローワークによる職探し
- 障害者トライアル雇用事業
- 若年コミュニケーション能力要支援者就職プログラム
- 地域障害者職業センターにおける職業リハビリテーション
- 一般の職業能力開発校における発達障害者を対象とした職業訓練
- 障害者職業能力開発校における発達障害者対象訓練の実施
- 障害の態様に応じた多様な委託訓練
- ジョブコーチ支援
などがあります。ジョブコーチに関して厚労省HPにある下記図が参考になると思います。
また発達障害に関する情報は発達障害支援センターから得るとよいですね。
厚生労度省HPより
適応障害や発達障害以外で生きづらい場合には
認知を変える
こうでなければならない、こうしなくてはいけないという認知。ある程度常識の範囲なら良いのですが、意外に自分の認知でがんじがらめになっていることがあります。
本当にその認知でよいのか、友人の意見も聞いてみる。もしくは認知行動療法やカウンセリングを受けてみてはどうでしょうか?
仕事に関してもこうやらなくてはいけないと思い込んでいたことも、ほかの人のやり方を聞いて解決するってこともあるでしょう。
良い子供、良い人をやめる
真面目な人はとくに、認知に関してもこうでなければいけないという思い込みがあるうえに、いやあるからこそ良い子、良い人であろうとしてしまいます。
私も先日心理の勉強の際に話をしていた知人から「いい子ちゃんだったわけね」と言われてちょっと唖然としました。
でもそうなのかもとちょっと発見でした。いい子であろうとしていたのかなと気づかされた言葉でした。
これは止めるのはなかなか勇気がいるかもしれませんが、ちょっといい加減になってみちゃおうかなくらいにしとくとかなり楽になります。
どうしても私たちは親からいい子にしているのよなどと言われて育っていて、誰でもこれはもっている概念だと思います。
もちろん善人にこしたことはないですが、生きづらいなら、ちょっとその概念を捨ててみる。横に置いておく。ちょっといい加減になってみる。
是非やってみてください。
自己受容
何においても自己否定してしまっては生きづらくて仕方ありません。仕事だけでなく、大前提として自己受容しないと前には進めませんし、幸せになれないと思います。
完璧な人間などいません。ちょっとやそっと欠点や苦手なことはあります。自分はこのままでいいんだと自分に言い聞かせてあげてください。
場合によってはインナーチャイルドの癒しが必要なのかもしれません。
これは内なる子供の自分のことで、幼いときの心の傷や寂しさが潜在的にあることがあります。
過去の傷がトラウマとなっていてもつらい経験からそれを封印してしまっていたりすると、知らず知らず今の悩みの根底にこの傷が残っていることもあります。
あなたはありのままのあなたでいいのです。
これらのことをしていくと、自己肯定感も高まり、生きづらさの解消へとつながりひいては仕事もつらいという状況から脱することができそうではありませんか?
すべてはあなたの捉え方の問題かもしれません。人間関係でつまづいても実はそれは相手がどうだからという問題でなく、自分の問題であることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?生きづらい人の仕事。向いている仕事がある場合もあれば、仕事というより自分の考え方、捉え方次第では現状の仕事のままでも辛くなくなる可能性があります。
思い込みをやめて考え方を柔軟にしてみる。これだけでも仕事だけでなく、いろいろな事柄の見え方が変わってくるのではないかと思います。
こちらの記事もご覧ください。
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