大学生といえば、充実した生活を送り、きらきらと輝くもののはずと思っていたら、なんだか違って孤独を感じ、寂しい・・
友達がいなくて孤独を感じる。一人暮らしをして寂しい・・そんなことから不登校になってしまう大学生もいます。
人によって孤独を感じたり寂しいと思う気持ちは違うとは思います。
けれど、同じ状況でも孤独を感じる人、と感じない人。寂しいと感じる人と感じない人がいるのです。
その違いはなんでしょうか?
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目次
大学生が孤独や寂しいと感じるとき
大学生活が思っていたものと違った
いま「リア充」なんて言葉がありますね。
これは実生活が充実していることを表すネット造語だそうです。
こんな言葉があるのはSNSで簡単に自分の日々の様子を投稿できるようになったからですね。
そのSNSで投稿されるたくさんの他人のリア充ぶりを見て、自分が大学生になったら、こんなに楽しく充実した日々を送れると思っていた人も多いのではないでしょうか?
でも実際の大学生活は、学部によっては日々研究をしなくてはいけなかったり、課題が多かったり、とても遊ぶ時間がなく孤独で寂しい・・
友達もできない・・いないという人もいます。
高校までは決まったクラスがあり、選択授業はあるものの、基本クラス単位で行動をしたり、毎日顔を合わせるメンバーが固定されていたと思います。
しかし大学生となると、自分で授業を選択して時間割を設定し、教室移動が多く、常に同じように移動する友達がいるとは限りません。
こういう状況だと、高校生のときと比べたら、友だちを作るのも少し難しいといえるでしょう。
もちろんその人の性格や、大学などによっても友達ができやすいか、そうでないかというものもあると思います。
実際ネット上の悩みのなかに、世間話を話す程度の友だちはいるけれど、深い話をしたり、一緒に行動をする友達がいないという御悩みもあります。
その場だけの友達しかいないと感じ孤独で寂しいと思ってしまうのですね。
比較してしまう
リア充の友人と比較してしまう。
テレビで取り上げられる大学生の実生活などと比較してしまい、孤独を感じ寂しいと思ってしまう。
例えば夏になると、海の特集が組まれ、必ず水着姿の大学生たちを映し出す映像を見る機会がありますよね。
そんなとき、その映像を見ただけで、あの大学生たちはとても楽しそうで、充実していそうなのに、自分は孤独で寂しいなどと思ってしまうわけです。
その他にも友人がパーティや旅行に行ったときけば、自分は誘われなかった・・と孤独を感じる人もいます。
思い込み
大学生活は友人と楽しく過ごさなくてはいけない。大学生活はわいわい楽しく過ごすもの。
皆は楽しく過ごせているのに、自分だけが取り残されて孤独で寂しい。
こんな風に思っていませんか?
みんなスマホをいじっていて楽しそうだけど、自分は友だちがいなくて誰からも連絡ないし、孤独で寂しい・・・
初めての一人暮らし
大学生ともなると、学校の場所によっては一人暮らしを始めるかたもいらっしゃいますよね。
昼間は友達とわいわい騒いでいたのに、友だちと別れ、家に帰ると一人となり孤独で寂しいと思ってしまう人もいます。
なかには友だちがいなくて、大学と家の往復で孤独を感じ寂しいという方もいます。
また普段は孤独や寂しさを感じなくても、寒い季節にひんやりとした家に帰ったとたん孤独や寂しさが襲ってくるということもあるようです。
帰省した後
日常孤独と感じたり寂しいと感じていなかったのに、帰省から戻ってきた途端、孤独と寂しさをとても感じてしまい泣けてくるという方もいます。
久しぶりにあった家族との団らんでこころ温まり家族の良さ、有難さを痛感するのではないでしょうか?
人の輪に入れない
人見知りでなかなか友達ができない。みんなの輪の中に入るのが苦手・・そして孤独を感じ寂しいと思ってしまう。
こんな大学生の方もいると思います。
ましてや大学生活は前述のように固定メンバーでのクラス形式でないためこれまでと比べると仲間を作るというのが、苦手な人は苦労してしまうでしょう。
では孤独を感じて寂しい大学生の対処法について考えてみましょう。
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孤独で寂しい大学生から卒業する方法
本当の目的を再認識
大学生活は楽しくわいわいやりたいと思っていたあなた。
大学生になった目的はなんでしょうか?
遊ぶためだけに入ったわけではないはずです。まずは大学生としての本来の目的を今一度再認識しておきましょう。
比較をやめる
私たち人間はどうしても、人と比較しがちですよね。
あなたが感じているその孤独は他の大学生との比較のせいではないですか?
大学生活を充実してすごしている友だちと比較をして、孤独や寂しさを感じていませんか?
比較をして頑張れることであれば比較してもあなたに良い結果をもたらします。
たとえばテストの点が自分より上の人と比較して、頑張れるとか。
そうでないなら人と比較しても意味はありません。
あなたが見ているのはその人の一部に過ぎず、その人だって他に苦労や孤独を感じる場面だってきっとあるに違いありません。
またあなたもきっと孤独と感じていても別の場面では人から羨ましいと思われている可能性だってあるのですから。
自分磨きをする
なかには自分に自信がなくて友達ができないと思って孤独や寂しさを感じている人もいますよね。
自己肯定感を高めるためにも自分磨きをしてみませんか?
できれば何か熱中できるものをみつける。
それがあなたを孤独から充実感を得られるように変化をもたらすはずです。
自分磨きといっても色々ありますよね。内面的なものから外見的なものまで。
どちらも良いと思います。そこからあなたが良い変化を得られるものであればなんでも。
大学生のうちに自分磨きをしておくことは、ひいては将来の就職にも良い結果をもたらす可能性が高まります。
好きなことをみつけて資格をとる。外見磨きをして、そこからエステティシャンや美容師になるなど、なにか良い方向に活かせるはずです。
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認知の歪みを修正
大学生活は友だちとわきあいあいと過ごさなくてはならないのに、自分は友達がいないと思っているあなた。
それはあなたの思い込みともいえます。
もちろん友達とわきあいあいと過ごせたらそれはそれでいいですよね。
でも友達がいなくても一人でしっかりと自立して行動できる大学生は素敵ではありませんか?
いつも友達とつるまないと何もできない大学生であるよりも一人でもしっかりと行動できる大学生のほうが素敵だと個人的には思います。
なんでもバランスが大切です。常に友だちと何かしていないと、孤独というのはあなたの認知が歪んでいるともいえます。
その固定観念を捨てて、自分は自分。ありのままでいいと思えるようになったら寂しくなくなりませんか?
居場所を見つける
大学生活に孤独や寂しさを感じてしまうのであれば、その他にあなたの居場所を見つけてはどうでしょうか?
アルバイトやサークル活動、ボランティアなど色々とあると思います。
友だちをみつけるというよりもそこでの体験を通じてあなたが自分を高められるもののほうが熱中できて良いかと思います。
家族という居場所の他にどこかあなたの居場所となる場所が見つかるといいですね。
その場しのぎの孤独を満たす方法
- 電話・SNSで友だちや家族と連絡をとる
- ペットを飼う
- 旅行に行ってみる
- 一人カラオケをしてみる
- お酒を飲む
- スイーツを食べる
- 映画を見る
その他にも色々ととりあえず孤独からの寂しさを紛らわす方法はあると思います。
しかしその場しのぎであることはあなたもわかりますよね。
でもペットを飼うことで、命の尊さや、生き物を育てる大変さを学ぶ。
映画などはそこから何かヒントや考えかたを学んだり、得られるものもあるかもしれませんから、その場しのぎの孤独を解消する方法もまんざら悪いとは言いきれません。
また感動する映画などを見て涙を流すというのはストレスの軽減につながります。
涙活ってご存知ですか?涙を流すことで、ストレスを感じているときには交感神経が高まっている状態なのですが、これが涙を流すことによって副交感神経が優位になるのです。
寂しいと思って涙を我慢せず流すというのもストレス軽減につながるので我慢する必要はありません。
孤独と向き合う
孤独というものを悪いものと思っていませんか?
時には一人になることも必要だと思います。
それまでの家庭環境などにもよると思いますが、私は友人や家族と過ごすのも楽しいけれど、一人で過ごす時間も楽しいし、必ず一人の時間が欲しい人です。
常に誰かといたい友達がいない私は孤独で寂しい・・と思っている方は依存体質なのかもしれません。
大学生はその過渡期ともいえるでしょう。
学生のうちは常に友達といたいという想いが私もかつてありましたし、特に日本ではそういう兆候があるといえます。
しかし、これから大人になっていく上では、孤独でも大丈夫。孤独と感じないという力も必要だといえます。
今は一人カラオケなんてある時代ですから、一人で過ごすことも私が学生の頃よりも抵抗がないという人が多いともいえます。
なのであなたも孤独と感じる必要はないのではないでしょうか?
まとめ
大学生だから友達がいないのは孤独を感じる・寂しい・・・これは人によって感じ方が異なります。
孤独や寂しいと感じるかどうかはあなたのとらえ方によっても異なってきます。
ただ寂しさを紛らわすことも時には良いと思います。
でも根本的なもののとらえ方を変えることで孤独や寂しさを感じることも少なくなってくるはずです。
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