とにかく何もしたくない・・平日も休日も無気力な方もいれば、休日だけ無気力になるという方もいます。
大好きな趣味でさえもやりたくない、とにかく眠いし何もしたくない・・
なぜ何もしたくない・無気力になってしまうのか?原因から無気力を変える方法について考えてみましょう。
目次
何もしたくない・無気力の原因
うつ等病気の可能性
うつの主な症状は下記の通りです。
何もしたくない無気力の他にも、不眠で眠い、もしくは眠くて過眠ということもあり得ます。
従来型うつ病 | 非定型うつ病 |
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不眠・食欲が減る傾向 | 過眠・過食傾向 |
朝調子が悪い傾向 | 夕方から夜にかけて調子が悪くなる傾向 |
中高年に多い | 20~30代に多い |
うつについては下記の記事も参考にしてみてください。
うつ以外にも甲状腺の病気も無気力になることがあります。気になる方は診察を受けてみてください。
ストレス
仕事や家庭、人間関係などストレスは色々と誰にでもあると思います。
しかしそのストレスが強い場合、無意識に心の安定を求めて無気力になってしまうことがあります。
いままでは趣味でストレスを発散していた方も、趣味も含め何もしたくない、眠いなどと何もやる気がおきない状態へなってしまいます。
目的・目標がない
平日仕事があるときは頑張りが利くし、仕事をこなし活動的にもなれるけれど、休日だけ何もしたくないという方がいます。
この場合には平日は仕事に行く、仕事をするという目的・目標があるので、気力があるけれど、休日はすることもないし、何もしたくないという方も少なからずいるそうです。
仕事ばかりしている男性などに多いかもしれないですね。
週末うつと呼ぶ先生もいるそうです。
実際にこんな投稿があります。
40代前半、独身でひとり暮らしをしている者です。
休日に、何もできていない無気力な自分が嫌になって来ました。
今日は洗濯がしたかった。スーパーへ買い物にも行きたかった。
花を買ってきて元気を出そうとも思った。以前好きだったプールに行く時間も十分にあった。
7月のスケジュールも立てたかった。
でも、何もできませんでした。何のために生きているのだろう……。
仕事はしています。しかし、仕事しかしていないです。
仕事して帰って来ては寝て、また仕事に行くだけ。
食料調達は仕事の帰りにすることがほとんど。
仕事以外の目的で部屋の外に出ることがほとんどないです。発言小町より抜粋
性格
真面目な性格や、人の言葉を重く受け止めてしまう人、そして敏感な性格の方は人の言動に左右されてしまいます。
必要以上に落ち込んだり、自分を責めたり、自己否定したり・・そして次第に何もしたくない・無気力へとなってしまうことがあります。
理想・目標が高すぎる
理想や目標が高過ぎて、自分とのギャップが大きいほど、人は落ち込み、自己否定してしまいますので無気力で何もしたくない状態になってしまいます。
睡眠不足
仕事や付き合いもしくは趣味などが忙しすぎて、慢性的な睡眠不足だったりすると、思考も停止してしまい、無気力になってしまいます。
災害や大きな環境の変化
親しい人の死、離婚、転勤、転職、災害など大きな環境の変化やショックな出来事があったの際にも絶望を感じたり、何もしたくない無気力の状態になってしまいます。
無気力な休日を変えるには
自分を認める
無気力で何もしたくない、とにかく眠い、寝ていたい・・こんな方は何もしたいというよりは『寝ていたい』というやりたいことがあるわけです。
そんなときは自分は無気力だと責めず、眠いから寝ていたいんだと自分の欲求に気づき、認めることです。
休日を眠いから寝てるだけで、趣味もないし何もしたくない自分はダメだと思うのでなく、とことん眠いなら寝てしまう潔さを持ちましょう!
眠いということは睡眠不足で無気力ということもあります。
何もしたくない・無気力で眠いというのであれあば、思い切って寝てしまいましょう。
うつを何年も患っていた方でそれまでは、眠いから寝るということに、ためらいや罪悪感を感じ、自責の念が強かったそうですが、ある時腹をくくりそんな自分を認めたそうです。
そうしたら、不思議とうつの症状も改善し、うつを克服したという実例があるほどです。
ありのままの自分を認め、受け入れることで、何もしたくない・無気力も改善されてくるはずです。
無気力改善のためにはまずこれが重要です。
休日であれば、何かしなくていけないという罪悪感を捨ててたっぷりと寝て、休養をとっても良いですよね。
それが休日でないとしても現状の自分を認めましょう。
休日だから何かをしなくてはいけないということはないし、自由です。罪悪感を感じてしまうのは、あなたはその考えに支配されているということです。
そして何もしないということが今のあなたにきっと必要だということです。
ストレスの軽減
ストレスの積み重ねで、疲れが取れず、眠かったり、何もしたくない無気力状態になっていることもあります。
趣味に打ち込む。趣味がない方は趣味になりそうなものを探してみたりすると良いですね。
またなかなか趣味は見つけられそうにないという方にお勧めなのが、自律神経を整える試みをするということです。
- 呼吸の際に吸う長さの倍の時間吐く
- 感動する物語を観たり読んだりして涙を流す(涙活)
- 朝陽を浴びる
- 十分な睡眠
上記のことをするだけでも副交感神経が優位となり、自律神経が整います。
現代社会はストレス社会で交感神経が常に優位になっているそうですから、意識してやってみるといいですね。
また涙活に関しては1度するだけで効果は1週間続くという実験結果がありますので、お勧めです。
『~しなくてはいけない』を捨てる
無気力なのがいけない。
無気力で眠い自分が許せない。何もしたくない自分が嫌だ。
こんな風に今あなたは思っているのではないでしょうか?
こうあらねばならない。~しなくてはいけないという思い込みを手放しましょう。
簡単にはできないかもしれませんが、努力次第では必ずできるようになります。
以前は私も~しなくてはならない、~すべきだという考えが頭の中を支配していて、うまくいなかに出来事にイライラしたり、時には自己否定をしていました。
でもそれを手放すことで、見えてくることもあります。
自分で自分を苦しめてしまう認知を手放し無気力から脱出しましょう。
実現可能な目標を立てる
仕事のある平日は気力も満ちているけれど、休日は無気力でなにもしたくないタイプのあなたは、目標を立てるとよいですね。
週末は必ず〇キロ歩く。水泳で〇メートル泳ぐ、読書をする、片付けをするなどなど、趣味がなくてもTodoリストを作り予定を立てたり、目標達成のために何かすることがあれば、きっと休日だけ無気力のあなたは気力が満ちてくるはずです。
でもときにはゆっくり何もせず、眠ければ寝るというのももちろんOKです。
まとめ
休日を趣味をもって充実して過ごさないといけないなんていう思い込みは捨てて、眠い、無気力で何もしたくない自分を認めてしまえば、同じ眠くて眠るにしても充足度が全く違ってきます。
まずは無理に動こうとばかりするのでなく、無気力のありのままの自分を認めましょう。
気力次第に満ちてくるはずです。
こちらの記事もご覧ください。
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