不登校を長引かせる親とそうでない親の違いは?

不登校になって何度も再発を繰り返してしまうケースもあります。

またさらにそのまま引きこもりとなり、中高年まで長引いてしまうというケースもあります。

不登校から引きこもりまで長引かせてしまう親と、そうでない親の違いは何だと思いますか?

実は私もこじらせてしまった親でした・・

だからこそ伝えられることがあります。

Yumiri
この記事を書いているのは息子が不登校・引きこもりを経験したから心理カウンセラーとなったYumiriです。不登校ひきこもりを解決する方法をTwitterでもつぶやいてます。

[quads id=1]

不登校を長引かせる親

これまで自分がこじらせてしまった経験とたくさんの親御さんと関わってきてわかってきたことがあります。

不登校になってから比較的短期間で不登校を解決できる親御さんがいるい一方で、

長引かせてしまったり、ますます親子関係が悪化してしまったり

それどころか家族との関係も悪化・・・

そんなケースもあります。

それでは具体的にはなにが違うのでしょうか?

分かっているつもり

ちょっとネットを検索すれば不登校の情報はあふれかえっています。

書籍もたくさんありますね。

今なら私もわかるのですが、皆さんごもっともなことが書かれていて、たいていは共通した内容が書かれています。

しかし人によって伝え方が異なりますよね。

日本語は一つの言葉でたくさん意味を持っていたりします。

ましてや解釈というのは十人十色。

1つの事実に対して解釈は無限大です。

なのであれこれと不登校に関して調べてわかっているつもり

になっている親御さんというのは、ご相談にいらしていても言葉では言わなくても

態度で「そんなことはわかっているよ」というのが表れています。

また私もそうでしたが、わかっているつもりでも正しく理解できていなかったなと今はわかります。

情報をやみくもに取り入れる

最初のわかっているつもりにも通ずることですが、

色々な方の多くの情報を取り入れるため、何が正しいのか、どれを信じていいのかがわかりません。

最初に伝えたように、本来同じことを言いたくても表現が違い、解釈も異なると、違って受け取ってしまうこともあるのです。

そのためどうすればよいのかが結果わからず、また別のカウンセラーを探して相談をする。

しばらくするとまた別の相談相手をみつける・・

この繰り返しをしてしまうと時間とお金ばかり消費して結果何も得られない・・

という悲劇がおこります

被害者意識

何も得られないというのはもとをたどれば自分の行動の結果なのですが、

自分が源でいないと、あの人に相談したのに、解決しなかった。

この本の言う通りにしたのに解決しない・・

本当にカウンセラーの言った通りやっても変化がないけど、本当に解決するのと疑心暗鬼。

自分が被害者だと感じてしまいます。

カウンセラーとの信頼関係なくして不登校は解決しません。

そもそも自分が源でないと解決は難しいです。

[quads id=2]

人目を気にする

不登校であることや、自分の家庭がうまくいっていないことを人に知られたくない

不登校=子育てが失敗したと思われてしまいそうで怖い・・

子供が学校に行けないということを知られたくないから、学校がある時間帯には子供を外に出したくない

自分がいない間に子供が外出しようものなら怒ってしまう・・

子供のことをアクセサリーのように思っていて、子供の成績、一言一句を気にしてしまう・・

これではありのままの子供を認めていないということになってしまいます。

では一方ですんなりと解決した親というのはどのような方々なのでしょうか?

スマホリテラシーを学ぶランチ会開催のお知らせ

不登校解決が早い親

両親で取り組む

不登校までの在り方、経緯はどうであれ、不登校という問題に直面した時に、

力を合わせて同じ方向を向けるご両親。

残念ながら私に相談にいらっしゃる親は9割母親、各0.5割が父親のみかご両親というケースです。

もちろん母親だけが相談に来るのでもいいのです。

きちんと情報を共有して、意見、対応を一致させて取り組めれば大丈夫です。

素直

前述のようにわかっているつもりの親には何をいっても上から目線でそんなことは知っているというスタンスですから、情報の取りこぼしがあります。

聴く耳を持たないといった感じです。

わかっているというのと、できているというのは異なるものです。

また知っていると理解するも異なります。

まずは知識をインプット

そしてそれを正しく理解する

そして正しく対応する

これが必要です。

相談相手は一人

素直にアドバイスを受け入れるためにも信頼できる人からアドバイスをもらう必要がありますね。

疑心暗鬼になっていろいろなカウンセラーに相談してしまうのでなく、信頼できるカウンセラーを見つけ、その人にだけ相談する。

定期的に相談することで不安を払拭し、正しい対応に軌道修正する。

これができていると不登校解決は早いです。

親が不安になるとそれは当然子供に伝わります。

そしてその不安から余計なことを言ってしまったり、関係が悪化してしまいます。

不安を受け止めて軌道修正してくれる相談相手が必要なのです。

そのためにある一定期間自分に落とし込めるまで同じカウンセラーに相談することをおすすめします。

見つけ方は下記の記事を参考にしてみてくださいね。

自分に合うカウンセラーを見つけて不登校解決

まとめ

親が本当の意味で不登校を受け入れ始めたときから解決に向かいます。

子供をコントロールするのでなく、親の在り方が問題です。

不登校という問題は何か私たちにメッセージをくれていると感じます。

不登校のカウンセリングお申込みやお問合せはお気軽にお問い合わせフォームからどうぞ。

お客様の声とプロフィールはこちらです。

こちらの記事もご覧ください。

母親の過干渉が子供の心理に及ぼす7つの悪影響をチェックしてみよう

親子関係の心理的特徴が思春期に及ぼす影響

[quads id=3]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。