不登校児の将来が不安・・仕事や就職はどうなるの?

不登校を経験すると不安になってくるのが
将来就職できるのか?

どんな仕事ができるのか?
自立はできるのかという悩みだと思います。

またどの時期から不登校が続いているのか?

そのあたりでも悩む度合や就職するために
取り組むことなども変わってくると思います。

では実際に不登校だった方々がどうだったのかも含めて
確認していきましょう。

不登校の真の解決はできていますか?

どんな仕事をし就職するにしても
本当の意味で解決していないと、
せっかく仕事を得ることができたり就職しても、
将来どこかで挫折をしてひきこもる可能性が大です。

 

不登校を経験していなくても
就職してからひきこもる人も大勢います。

そういう意味では不登校を経験しても
早期に真の解決ができていれば
将来不安なく就職し、仕事をつづけられる可能性が高くなります。

既に不登校を解決したと思っていてもそれが真の解決でないと、
不登校を再発したり、就職できてもどこかで
火だねが残っていたら引きこもってしまうことがあるのです。

また年齢が高くなるほど解決するのが難しくなる傾向にあります。

早期に不登校の真の解決を目指すこと。

そのためには親の対応というのはとても大切です。

不安が或る方はこちらを参考に、確認してみてください。

学校に行き始めたからといって
必ずしも不登校解決ができていないことがあります。

本人が自主的に登校できていますか?
親に言われてしぶしぶ登校していませんか?

不登校から学校に登校できるようになると
それまで適切な対応を親がしていた場合でも、
もとの対応に戻ってしまうことがあるからです。

不登校を本当に解決するには
登校できるようになっても
親が適切な対応を取り続けるというのも大切です。

また不登校児にとって将来の就職や仕事のためにもは
を乗り越える力が必要になってきます。

そのために私のおすすめはたくさん失敗することです。

失敗しないようにと
親が失敗を回避してしまうことがあると思いますが、
小さな失敗をせず、大人になって、いきなり大きな失敗、
がやってきてもそれに立ち向かえないかもしれません。

失敗は成功のもとともいいますよね。

小さな失敗の積み重ねこそ、将来成功するために必要ではないでしょうか?

過干渉なお母さんはこちらの記事を読んでおくといいですね。

不登校の将来はどうなる?

不登校といえども十人十色です。

不登校児がみな同じ理由で不登校ではありませんし、性格、環境もさまざまです。

不登校が解決できないままでは
ニートやひきこもりになる
可能性はあります。

とにもかくにもまずは不登校を解決した上で
将来どのような仕事が向いているのか?

どのような企業に就職したいのか?ということになるでしょう。

そして不登校がどの段階で起きたか、
どれくらいになるのかにもよりますが、
将来の就職や仕事のためにはやはり高校は卒業しておいたほうが
日本においてはまだまだ学歴社会なのでベターといえるでしょう。

これから高校生という場合には、まずは高校卒業をめざしましょう。

そして一旦引きこもってしまったり、
高校を卒業できていない場合には、
高卒認定試験を受けたり、
通信制高校に通ったりと選択肢がありますので、
確認して卒業を目指すと良いですね。

高校によっては将来の就職、仕事を見据えて
就職に有利な専門性の高い指導をしてくれるところもあります。

また定時制高校に通いバイトなどをしながら登校するというの
社会性や協調性を養うことができて良いと思います。

下記の記事を参考にしてみてください。

不登校の中学生の進路はどうなるの?

登校拒否・不登校の中学生の高校受験


不登校児の就職と仕事

不登校児の共通点といえば、敏感で繊細なことです。

この特徴を生かした仕事をする。
起業する。その仕事のできる企業に就職するというのもよいですね。

人の心の動きにに敏感に反応できるはずですから、
養護教諭、看護師、カウンセラーなども向いているかもしれません。

もちろん不登校を支援する仕事もありますし、
フリースクールや不登校受け入れの学校の職員になるというのも
不登校の経験が役立てそうですね。

また集団に溶け込むのが苦手なタイプの不登校児もいると思いますので
その場合には就職せずに起業して仕事をするというのも良いですね。

実際に元不登校児で、起業して成功している方は大勢いますし、
実際に大成功している方を私は数人知っています。

不登校児の多くが没頭したゲームの開発に関連する仕事や、
その仕事の起業もできます。

昔と違ってインターネットが普及している現代では、
家に居ながら仕事をすることが可能です。

不登校児だったからと悲観する必要はありません。
なにかしら収入を得るための仕事ができると思います。

不登校の真の解決ができていれば、
あとは自分次第で将来の仕事は決められますし、
就職もできます。

道を切り開くことができるのです。

しかし実際就職するとなると面接がある企業がほとんどで、
不登校のことを訊かれる可能性はあります。

そんなときどんな風に対応するのがよいでしょうか?

登校拒否・不登校の親の4つの特徴や家庭環境と8つの原因。

不登校児の就職面談で5つのポイント

不登校のことを訊かれたら躊躇せずに自信を持って話をしましょう。

不登校は悪いことではありません。

全てを話す必要はないかもしれませんが、あまりかくしても印象は良くないと思います。

そのため

  1. 不登校の理由を前向きに変換して伝える
  2. 不登校の経験が役立ったことを伝える
  3. 常に堂々と胸を張って
  4. 社会性やコミュニケーション能力
  5. 協調性

私は上記5つが就職の面談の際には重要になってくると思っています。

不登校の経験は必ずしも悪いことではないと私は思っています。

不登校になったことで、感じたこと気づいたこと
あるのではないでしょうか?

私は親の立場ではありますが、
息子への接し方、親としての在り方、
家族の在り方など色々なことを考え気づいたことがたくさんあります。

またそれまでこれが正しいと思って疑わなかったことが、
正しくないとわかったこともあります。

不登校の当初こそこんなに辛い経験はない・・
解決できるとは思えない・・と
悲観的にしか考えられず、
明るい未来がくるとは思ってもいませんでした。

よく神様は乗り越えられない試練は与えないというけれど、
正直な話嘘だと思っていました。

でも本当だなというのが今の感想です。

同じ出来事でも人によって受け止め方が違います。

不登校は誰でも経験するものではありません。
できれば経験したくないかもしれません。

でも不登校になった経験があるからこそのもののとらえ方、感じ方。

ありふれた日常がいかに幸せか。
元気で毎日登校できる場所、居場所がある幸せ。

あなたなりの不登校になったことで今の自分の糧になっていること
などがあればそのエピソードなどを盛り込んで話をするときっと
就職の際の面談などで交換を持ってもらうことができると思います。

乗り越えている不登校児であれば
それを強みとして語ってください。

不登校という辛い経験はしたけれど、
だからこそ、将来仕事をする際に

どんな困難も投げ出さずに
立ち向かい乗り越える


自信がありますと、堂々と言いましょう。

また、4.5については将来就職し、
仕事をするにあたり企業が不登校児に対して不安を持つ
ポイントになるとおもいます。

不登校期間が長ければ長いほど
社会性や協調性がないのではないかと
心配する企業も多いと思います。

このポイントに関し、就職の面談の際には
面接官になにかエピソードを交えながら社会性、
協調性があることを伝えられると良いでしょう。

他にも不登校の経験をしたからこそ
この仕事が自分にいかに向いているかなど伝えられたらとてもいいと思います。

そして将来の仕事、就職のためにもアルバイトをしたり、
部活などをして今から社会性、協調性について育むというのもおすすめですね。

そして将来就職の面談の際にもしも不登校についていやなことを言われたりしても、
落ち込まない精神力が必要です。

この精神力がないと将来就職して仕事をし続けるのは難しいです。

仕事をしていると嫌なことはたくさんあります。
仕事だけでなく生きているだけでもしかりです。

それを受け流したり、色々な考えの人がいると受け取れるようにしておくことも必要です。

不登校の経験をしたからこそ、
今のあなたに役立っていることがならず何かあるはずです。

そこをきちんと話せばきっと大丈夫です。

なぜなら、今のあなたは不登校を解決し、
前に進もうとしているはずだから。

大切なのは不登校という過去でなく、
現在
です。

過去と他人は変えられません。

しかし将来の仕事、就職先、
未来はいかようにも変えることができるのです。

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まとめ

不登校児であっても、真の解決ができていれば
将来就職することも、好きな仕事をすることも可能だと私は思います。

しかし解決できているかに見えてできていない場合には、
また不登校になったり、ひきこもりになったりすることもあります。

それが年齢が高くなればなるほど解決するのが難しくなることも事実です。

不登校になって早く解決することも大切ですが、
将来を見据えて本当の解決をすることが一番大切なのではないでしょうか?

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