引きこもりの部屋の4つの特徴。掃除はどうするの?

引きこもりの部屋の特徴はどんなイメージでしょうか?

汚くて掃除していない?暗い?

色々あるとは思いますが、なぜそんな特徴的な部屋になってしまうのかは引きこもりの心理状態が現れているともいえるのです。

Yumiri
この記事を書いているのは息子が不登校・引きこもりを経験したから心理カウンセラーとなったYumiriです。

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引きこもりの部屋の4つの特徴

特徴1.部屋が散らかっている

ほとんどの引きこもりの部屋の特徴として部屋が散らかっている、物が多い、捨てられないということが言えると思います。

(引きこもりの中には潔癖症で綺麗なお部屋の方もごくまれにはいるようですが・・)

これは引きこもりになる人はみなさん無気力化してくるからです。

そもそも引きこもりというのはたいていの場合には、人間関係や仕事においてうまくいかず、挫折をきっかけになります。

すると人と調和がとれない自分はダメなやつだ、仕事に行けなくなる自分は情けないなどと自己否定してしまいます。

最初のうちはなんとかそこから脱出しようとしますが、うまくいかないと次第に何をやっても無駄だという気持ちが強くなり、無意識に無気力になっていくのです。

すると部屋を片付ける気力もなくなります。

ましてやゴミ出しなんてできませんし、換気もしません。

家族と一緒に生活している場合であれば、家族が部屋を掃除してくれたり、ごみ出しもしてくれるかもしれません。

でも引きこもりによっては家族と接触することさえできず、家族を部屋に入れないという場合にはごみはたまる一方ですね。

1人暮らしの引きこもりの方などは誰にも何も言われず、自分が掃除しない限りは綺麗になりません・・

次第にゴミ屋敷化して匂いもこもっていくのです。

特徴2.ベッド回りにすべてのものがある

引きこもりの程度や、期間にもよりますが、引きこもりとなり初期の葛藤が激しい時期であれば、ずっとベッドで過ごすという方も多いようです。

実際に息子が引きこもりだった時は、ゲームがその当時は別の部屋にあったので、ゲームするときと食事以外はずう~っと寝たきりの老人のようにベッドに横になっていました。

引きこもりの時間が経過すればするほど体力も落ちてきますし、気力もないわけですから、起き上がって何かしたりするというのもしんどいのでしょうね。

特に家族と一緒に生活をしていない場合にはベッドの周りに食べ物のごみやエアコンやテレビのリモコンも置いてあり、トイレとお風呂以外すべてそこで済ませるという引きこもりも多いといいます。

これはまさに引きこもりの部屋の特徴と言えるでしょう。

特徴3.物が多い

ゴミを捨てにいく気力がないのとは別に、物を捨てられないという特徴が引きこもりの部屋にはあります。

引きこもりの場合通常は収入がありませんから、捨ててしまってものがなくなることに不安になるからです。

なので物に囲まれて安心感を得ているともいえます。

特に時間を費やすスマホ、漫画や本、ゲーム、などは必ずといっていいほど所有しており、たくさん持っているようです。

中には挫折する前に研究していた書物が捨てられず、さかのぼると勉強していた大学時代の教材に埋もれているという方もいます。

男性はゲームで時間をつぶし、女性はSNSをして過ごすという引きこもりの特徴があります。

なので女性のほうが漫画や本などは所有しない傾向にあるかもしれません。

もちろん漫画好きの女性もいますからそれは人によりさまざまということになります。

特徴4.カーテンは閉めっぱなし

自分の気持ちが内向きになっているため、カーテンを開けず、昼間を感じることを嫌います。

昼間、日の出ている間は一般的には活動をする時間です。

その時間に活動ができないため、カーテンを閉めたままでいるのです。

ここに引きこもりに心理的特徴があらわれていますね。

単に無気力でカーテンを開ける気力もないともいえると思います。

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引きこもりになる部屋とは?

もしこれから家を購入される、お引越しの予定があるという方は、子供部屋はリビングを通って部屋に行けるという特徴のお宅がいいかもしれないですね。

何をするにもリビングを通らないといけないわけですから、万一部屋に引きこもってしまっても様子がわかります。

しかしこの部屋の特徴をもつ家だから引きこもりにならないかといえばそんなことはありません。

引きこもりになるときはなります。

引きこもりにならないためにも下記記事を参考になさって今から適切な対応を心がけておくことをお勧めいたします。

引きこもりの母親の10の特徴から考える適切な対応

引きこもりの部屋の掃除はどうする?

前述のように家族が一緒に住んでいて、家族を部屋に入れたりできる引きこもりの場合には、家族が掃除をすることは可能ですが、一人暮らしだと、引きこもり当事者がするほかありません。

中には引きこもり生活から抜け出すため、まず掃除から始めたという方もいます。

部屋の掃除が気になる引きこもりはよほどの潔癖症でない限り、気力が回復してきた兆しともいえます

そして掃除をすることにより、気持ちが前向きに変わる可能性があります。

やはり人は物にあふれ、ごみに囲まれた生活をしているよりも、綺麗に整頓し、ごみも定期的に捨てている部屋で暮らすほうが精神衛生上はよく、綺麗にしていると、また綺麗にしようと思う。

何か始めよう、スタートしようという前向きな気持ちになるものです。

家族と一緒に暮らしている人も引きこもりから脱したいと思っている人はたくさんいるはずです。

でもなかなかこの生活を終えることができない・・・

引きこもり脱出のためにまずは掃除から始めてみませんか?

気持ちがリフレッシュして、気持ちも変わるかもしれませんよ。

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まとめ

引きこもりの部屋の特徴がわかりましたか?

最近は引きこもりの部屋の写真を集める活動をされているようですね。

写真を提供する引きこもりの方も、そのことで何か心境に変化が起きるかもしれませんね。

自分の部屋を見るのと写真で見るのとではまた違った印象を受けるものです。

写真でみて掃除しよう、引きこもりから脱出しようと思うきっかけになるかもしれません。

こちらの記事もご覧ください。

引きこもりが長引くと親も高齢化し共倒れになる可能性も

引きこもりはどこまで親の責任なのか?

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