恋愛に限らず人に対して嫉妬して自己嫌悪という経験をした方は多いのではないでしょうか?
どんなことに嫉妬してしまうのか?はたしてなぜ嫉妬してしまうのか?
その心理について考えてみたいと思います。
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目次
嫉妬する心理
そもそも嫉妬とは
嫉妬(しっと、英: Jealousy)とは、一つの感情であり、主として何かを失うこと、または個人がとても価値をおくもの(特に人間関係の領域)を失うことを予期することからくる懸念、怖れ、不安というネガティブな思考や感情に関連した言葉である。嫉妬は、たとえば怒り、恨み、自分とは釣り合わないという感覚、どうにもできないという無力感、嫌悪感といったさまざまな感情との複合から成る場合が多い
Wikipediaより
簡単に言えばやきもちや妬みなどの感情というところでしょう。
恋愛しているときなどはとくに嫉妬を感じる方も多いでしょう。
また恋愛に限らず人間は嫉妬してしまいます。
人はどのような時に嫉妬するのでしょうか?
- 自分より仕事ができる相手に対しての嫉妬
- 自分より相手が金銭的、情緒的など余裕があると思ったときの嫉妬
- 恋愛対象の相手が自分以外の相手と親しい様子が見えるとき
- 恋愛対象の相手が取られそうに感じる時
- 恋愛対象の相手が自分以外のことに夢中になっているとき
- SNSでの投稿に嫉妬する
他にもあるかもしれませんが、基本的に自分と嫉妬する相手とを比べたときに「負けている」「劣っている」と感じる時に人は嫉妬してしまいます。
特にSNSでの嫉妬というのは多いようです。
FBの「いいね」の数や投稿の内容に嫉妬するという方はとても多いとのことです。
前向きな気持ちで始めたSNSが嫉妬などマイナスの影響を与えていることから、実際にSNSを一切やめた人にアンケートをとると幸福度が上がったという調査があるほどです。
SNSをやめようと思ったかたは8割程度いるようですが、それでも友人と繋がっていたいと考える方も多く実際に一切やめるというのは少数派のようです。
自己嫌悪だけでなく、自己否定しがちなのは、家族の影響かもしれません、そんなあなたはこちらの記事を参考にしてください。
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嫉妬による影響
相手をコントロールしたくなる
嫉妬をすると、恋愛であれば相手をコントロールして、なんとか自分だけに意識を向けさせてくなってしまう。
恋愛でない場合には、嫉妬がひどくなると、人によっては相手をおとしめるような策略を企ててしまうかもしれないですね。
ストーカーなどはまさに嫉妬の影響からの行きすぎた行為となってあらわれているものと言えるでしょう。
自己嫌悪
相手を責めてしまう、自分を責めてしまう。
恋愛対象の相手に「なぜ不安にさせるの」「どうして~してくれないの」と怒ってしまったり、「自分と仕事とどっちが大事なの?」と嫉妬から責めたててしまったり。
このフレーズってよくドラマなんかでは耳にしますが、実際に言って、相手を責めたててしまって、後で自己嫌悪をするという人もいれば、結果別れることになり自己嫌悪してもしきれない・・という人もいるでしょう。
自己嫌悪が行き過ぎると自己否定をおこし、自信喪失ということもあります。
不信感
恋愛に限らず嫉妬をすると、考えがマイナスになりがちになるため相手や周囲に不信感を持ってしまうことも考えられます
嫉妬対象にいじわるしてしまう
嫉妬対象の人に嫉妬から冷たい態度をとってしまったり、仲間はずれや悪口を言ってしまったり、嫉妬がなければしない言動をとってしまうこともあるでしょう。
この嫉妬からの言動に自己嫌悪してしまうという人は多いのではないでしょうか?
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嫉妬からの自己嫌悪を解消するために
自分を知る
自分を分析してみることは、嫉妬からの自己嫌悪を解消する以外にもとても有効だと思います。
なぜ嫉妬してしまうのか、自己分析をしてみる。嫉妬する自分は自信がないからなのか?不安なのか?
自信がないとわかれば、自信を高めるためにできることを考える。自信がないとわかって自己嫌悪していては意味がありませんね。
不安もしかり。なぜ不安になるのか?不安にならないようにするためにはどうしたら良いのか?そこまで掘り下げてみてはどうでしょうか?
比較しない
比較をして自己嫌悪していても意味がありません。まずは比較をせず不必要な競争はしないこと。比較しがちで自己嫌悪しすぎてしまうあなたは比較対象を一旦広げてみるというのも良いかもしれません。
つい自分より優れている人、自分がこうありたいと思っている人と比べているから自己嫌悪して落ち込んでしまうのではないでしょうか?
自己嫌悪が進むと恋愛の場合には自分は愛される価値もない・・なんて落ち込む人も出てきます。
次に書きますが、自分のあるがままを受け入れることが必要です。
比較してしまったら、嫉妬するのではなく、自分とのギャップを埋める。相手の良いところ、自分に足りないところはどこかを考えて、嫉妬というマイナスの感情を持つのではなく、自分を向上させるためにどうしたらよいのかを探っていくと良いですね。
自己受容
今まで書いてきた話にも関係してくることですが、自己分析し、自分がわかったうえで、あるがままの自分を認め受け入れる。
自己嫌悪をしている人はこの認めるというのがなかなかできないようです。
自分自身を認め受け入れるということが自己嫌悪解消するためには必要です。
相手を思いやる気持ち
恋愛の嫉妬であれば、嫉妬された相手がどう思うのか?嫉妬からくるあなたの言動をどうとらえるのかを考えてみましょう。
あなたの言動で恋愛相手が幸せな気持ちになりそうですか?不快な気持ちを持つ人のほうが多いのではないでしょうか?
可愛いやきもち程度の嫉妬であればともかく、嫉妬からの行き過ぎた言動は見苦しくなってしまっていませんか?
嫉妬から冷たくされた相手。嫉妬して自分の想いを押し付けられた恋愛の相手。どんな気持ちになるでしょう。
一歩ひいてみて自分を客観的にみてみる。相手の立場になって考える。
これらのことができてくれば、自己嫌悪解消というよりそもそもの嫉妬するということがなくなるのではないでしょうか?
嫉妬を憧れに変換
嫉妬というとマイナス感情全快という印象ですが、憧れというとらえ方をしたら、
嫉妬対象→憧れ対象
憧れている理由は何か?それを自分に取り入れるにはどうしたらよいのか?とプラスの発想につながるのではないでしょうか?
この変換であれば自己嫌悪するのでなく、自分と憧れの対象との違いを理解し、それを補うためにはどうしたらよいのかというプラスの発想に転換できますね。
感情のコントロール
嫉妬してもただ嫉妬するだけで自分のなかにとどめておくだけでは、周囲にはわかりませんし、自己嫌悪する必要もないのではないでしょうか?
その嫉妬から怒りなどを感じると、その感情任せによけいな言動をしてしまうのです。
嫉妬や自己嫌悪に限らず感情をコントロールできるというのは人と接する時にとても必要です。
喜怒哀楽があるのは良いことですが、常に感情任せに話をしているのは、見ていても、聞いていて周囲も巻き込まれてしまいます。
それが良い感情であれば良いのですが、悪いものだと、負の感情が周囲を巻き込んでしまうこともあるのです。
自分を常に良い状態に保つ
NLPでは常にご機嫌な状態の良い自分を保つということをしていきます。
嫉妬というのは良い状態でないときに感じるネガティブな感情ですので、良い状態であれば、嫉妬ではなく、憧れとしてとらえられるはずです。
常に良い状態の自分でいるためには何が必要か?その状態の自分の理想人物がいれば、その人になりきるというのも一つの手段です。
SNS を制限する
SNS での嫉妬が多いのではあれば、言うまでもなく制限するとよいでしょう。
他人の充実した生活の様子や、いいねの数に嫉妬してしまうのならば、見ないようにするのが一番です。
なんのためにSNS をしているのか、考えてみましょう。
友人の近況などの様子を単純に知りたい、情報を得たいというかたは嫉妬することはないでしょう。
自分の幸福度や、生活ぶりをアピールしたいというかたは、つい比較しがちで、嫉妬もしてしまうのではないでしょうか?
自分がこんなに充実した生活を送ってるとアピールしたいのに、友人のほうが充実した生活ぶりだったり、経済的に余裕がありそうだとわかれば、このようなかたは、見る視点が違うでしょうから、嫉妬もおきてしまうのです。
あまりに自己顕示欲が強いと嫉妬はあっても自己嫌悪はしないかもしれないですね。
このことからも、自己嫌悪は決して悪くないのです。
ある種の気づき、ですから、自分の嫌なところがわかり、認められたということです。
自信を持つ
恋愛の嫉妬も、そうでない嫉妬もつまりは自分に自信がないからということの現れですね。
そのため自信を持つ。自信を持つためには少しずつ自分のできることを増やす。
小さな目標とたててクリアしていくことを繰り返す。というのが大切だと思います。
ほかにも生きづらい性格を改善する方法はこちらに書いていますので参考にしてみてください。
恋愛の嫉妬からくる自己嫌悪を解消するには
これまでの嫉妬からの自己嫌悪を解消する方法も恋愛にも有効ですが、恋愛に特化して考えてみた場合には、
相手を信じる
恋愛の場合には相手から愛されている。相手を信じていたら、嫉妬せず自己嫌悪になることもないのではないでしょうか?
恋愛以外に集中できることを見つける
四六時中恋愛相手のことばかり考えてしまって、寝ても覚めても・・なんてことだと相手が気になって仕方なく、嫉妬も起きやすいでしょう。
そのため趣味など、恋愛以外のことで集中できるものを見つけることも大切です。
第三者と話をする
自分の思い込みだけで突っ走って嫉妬して、自己嫌悪するよりも第三者に話をすることで、自分の考えが整理され、また冷静な意見を聞くことができます。
嫉妬することでないとわかれば、それでよいですね。自己嫌悪するのでなく、違うなら違うと認めて次にいかせればそれでOKです。
まとめ
嫉妬からの自己嫌悪を解消するヒントは得られましたか?恋愛からくる嫉妬もそうでない嫉妬も自己嫌悪を解消するのに共通することもありますね。
自己嫌悪は悪いものではありません。自己嫌悪をチャンスにできるかどうかはあなた次第です。
こちらの記事もご覧ください。
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