右脳人間て聞いたことがありますか?
どうやら右脳優位の方を表す言葉のようです。
右脳人間だと生きづらいのでしょうか?またあらためて右脳と左脳の働きについても調べてみました。

目次
右脳と左脳の働き

右脳と左脳の違いや働きを調べて下記にまとめてみました。
右脳 | 左脳 |
物事を感覚的にとらえる | 論理的 |
視覚・知覚・感性優位 | 文字・言葉優位 |
五感をつかさどる | 思考や論理をつかさどる |
直感的に反応 | 分析して反応 |
全体をとらえるのが得意
詳細をとらえるのが苦手 |
詳細をとらえ全体がみえない |
全体をイメージしてとらえる | 何かに関連づけてとらえる |
想像力に優れている | 計画性に優れている |
暗記が得意 | 計算が得意 |
感受性が高い | 几帳面 |
脳機能局在論に関して、一般に広く知られる右脳・左脳論があり、これは左半球が言語や論理的思考の中枢であり、右半球が映像・音声的イメージや芸術的創造性を担う、という観念である。
脳の右半球は身体の左側、左半球は身体の右側の認識を担う。右半球と左半球をつなぐ脳梁を切断した分離脳の状態では、右半球を使う左目に絵を見せられても、見えるだけでそれが何かという論理的な認識ができない。脳の右半球と左半球は脳梁に結合されて協調して認識を行う。
Wikipediaより
あなたは右脳人間?それとも左脳人間?

最初の表に当てはまる脳の項目の多い方があなたのタイプです。右脳タイプでしたか?それとも左脳タイプ?
ほかにも手を組んだ時にどちらの親指が上になるかでもわかります。右指が上なら右脳人間。左指が上なら左脳人間です。
そして更に腕組みをした時の腕がどちらか上になるかでもわかるそうです。しかし指とは逆になる方もいるようで、その場合にはどちらの要素も併せ持っていると考えて良いようです。

ちょっと話がそれますが、地図が読めない女、話が聞けない男という有名な本がありますよね。
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右脳左脳以外にも男女で脳の働きが違うというのは有名な話です。
男性の脳は主に1つのことにしか集中できない。
左脳優位だそうです。(例外な男性もいますが)一方で、女性は~しながら~するということが得意です。女性は左脳と右脳を両方を同じように使うからなんだそうです。
なので女性の方が育児や家事に向くとも言われています。そして感情の情報が多くコミュニケーションや共感を得意としている人が多い故に話がきけるわけです。
また空間察知能力や情報処理能力がは男性の方が優れていますから、地図が読めるというわけですね。
この本を読んだときにとても納得した覚えがあります。
では本題に戻って、右脳人間は生きづらいのでしょうか?
右脳人間は生きづらい?

右脳人間は本当に生きづらいのでしょうか?そんなことが言われる理由を考えてみました。
計画性がない
考えたら即行動してしまう傾向がある右脳人間の場合には計画を立てずに行動をしてしまうこともあり、すぐ実行することが良い面ではありますが、計画性がなく失敗することもあり生きづらいと感じる人もいるようです。
でも即実行というのは良い面もありますから、生きづらいと感じる必要はない気もします。
感覚的でとらえて失敗
右脳人間は、感覚的でとらえ、深く分析したり調べたりしないためうまくいくこともあるけれど失敗することもありそんな繰り返しで生きづらいと感じてしまう。
次はきちんと考えようと思っても基本的には論理的に考えられない、詳細にこだわらないため自己否定もおきてしまいます。
また数字に弱く感覚的な発想のためプレゼンなど仕事で追及されてしまうと窮地にたたされトラウマになってしまうことがあるようです。
実際に学歴も高く、非常に優れている方で、幼少期に数字がトラウマとなり、自分は右脳人間だからダメなんだ、数字に強くならなくては、左脳を鍛えなくてはならないという観念にとらわれて生きづらくなってしまったというケースがあります。
マイペースになりやすい
右脳人間は人にペースを合わせにくい人も多くいるようです。このため社会に出た時に人とうまく合わせることがしづらいため生きづらいと感じてしまう方もいます。
一般的に右脳人間が生きづらいと言われている理由は主に上記の通りです。
しかし私もおそらく右脳人間のようですが、生きづらいと感じることはありません。
右脳人間で生きづらいとおっしゃる方がいますが、一方で右脳人間といえど左脳も使っているわけですから、そのバランスが崩れると生きづらいのかなと個人的には思います。
そこで右脳人間で生きづらいのであれば、左脳を鍛えて生きづらさを解消したらよいのではと思います。
左脳を鍛えよう

数学の問題を解く
左脳は計算や論理的な思考をつかさどっているので簡単な算数ドリルをしてみたり、車のナンバープレ-トに書かれた数字を足したり、かけたりしてみてはどうでしょうか?
論理的な文章を読む
できるだけ難しい文章を音読することで左脳が活性化するそうです。
普段は手にとらないような論文などもネットで見られるものもあるので、試してみてはどうでしょうか?
それはちょっと手につけにくいということであれば新聞の論説などでも良いと思います。
左脳を使っていても右脳も使われていますし、右脳を使っても左脳は使われています。
そのためあまり難しく考えず脳トレと称しているものに取り組んでみたり、人と会話をすることも脳のトレーニングにはなっているはずです。
また利き手でない方の手を使うだけでもかなりの脳トレになっているはずですね。
料理
料理も手順を考えて実行する必要がありますから、意外にも左脳を鍛えるには有効だそうです。
プロセスの多い料理に取り組めば左脳も鍛えられますね。
右脳人間でも大丈夫

結局のところ右脳人間でも生きづらいと感じてしまっている人もいれば、右脳か左脳かなんて意識せず生きづらい人もいますし、私のように右脳、左脳なんて気にもせずなんとも思わない人もいるわけです。
そして人間は誰でも左脳も右脳もどちらも持っていますしどちらも使っています。
あえて分けるのであれば分けられるというだけのことであって、右脳人間だなんて気にしないのが一番です。
そして生きづらいと感じる人はみな共通してこのままではいけないという考えに支配されてしまっているから生きづらいのです。
右脳人間が生きづらいと思ってしまうひとは右脳人間を肯定できない、受容できていないわけです。
だれでも自己受容できていない人は生きづらいのです。右脳人間が生きづらいと感じてしまう人は自分は右脳優位であることを認める。
そして無理に変わる必要はありません。しかし人間向上心というものは持っているわけですから、こうなりたいという気持ちは持って良いと思います。
それをネガティブにとらえてしまうと生きづらいわけです。しかし次からはこうしよう、改善の余地があるなとおもえば生きづらくはなりません。
他の記事にも書いていますが物事を肯定的に、前向きにとらえていけば生きづらいと感じることはなくなるはずです。
わかっているけど、できないと言うかたはやろうと思っていないだけです。他人は変えられないけれど自分は変われます。
自己否定をしてしまう方はこちらの記事も参考になりますので、是非よんでみてください。
他人の評価を気にしてしまう方はこちらをどうぞ。
まとめ
あらためて右脳と左脳の働きについておわかりいただけたと思います。
右脳人間が生きづらいなんて思い込む必要はありません。右脳がどうこうと考えるのではなく、自己受容と認知の修正をしていけば生きづらさも解消できます。
できることから少しずつ取り組んでみてはどうでしょうか?
こちらの記事もご覧ください。