子供が不登校になると、問題解決のためにたくさん本を読んだり、ネットで調べたりと多くの親は知識を得ようとすると思います。
そしてまずは担任の先生やスクールカウンセラーに相談し、自分で取り組むという方が多いでしょう。
そしてどうにもこうにもうまくいかない・・時間ばかりたってしまう・・という時にようやく専門としている相談機関やカウンセラーに相談するというケースが多いように思います。
しかしよくよく聞いていくと、実はずいぶん以前に不登校気味だったことがあり、その時は一時のことで解決したかのように見え、本質の問題に気づかずに過ごしてしまった結果だったりします。
こんなケースが我が家を含めて多いような気がします。
どの本にも同じようなことが書いてあるけれど、解釈は人それぞれで、その人にあった本、カウンセラーがいます。
一刻も早く不登校を解決するにはどのようにどうしていけばよいでしょうか?
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不登校解決のカウンセラー探し
判断の基準
その人の書いているブログ記事、広告記事、プロフィールなどをご覧になると思います。
その内容で下記についての項目にあてはまる人がお勧めです。
- 共感できる内容の記事を書いている
- 自分と境遇が似ている
- 内容から信頼に値する
- 自分が話を訊いてみたい立場の人
- ブログ内容が出し惜しみしていないか
- すぐにカウンセリング申し込みに誘導していないか
- 非難しない人
- アドバイスを具体的にくれる人
- 問い合わせした際の対応が良い
- 親身になってくれる人
一方で、下記はあまり気にしなくていいと私は思っています
- 学歴
- 資格
- 職歴
学歴が高い人が仕事ができるとは限りません。
実際に私はそういう場面を何度もみてきました。
もちろん高学歴で有能でとても素晴らしい方もいます。
資格に関してもそうです。もちろん心理学を勉強しているという前提や、不登校に関して詳しいなど基本的なことは抑えておきたいですが、たくさん資格を持っているからいいというわけではありません。
結局のところ相性だと私は思います。
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不登校を早期解決するには
早く相談をして正しい対応を知る
こじらせすぎてしまってから相談するよりも、初期に相談をし、親としての適切な対応を知っておくのが望ましいと思います。
でないと、私のようにNG対応ばかりして失敗して、こじらせてしまうということになりかねません。
そのためにも一定期間はカウンセリング定期的に受けて不登校の状態にあったアドバイスをもらうのがよいと思います。
素直に実践
ごくまれに何かアドバイスをしても「それは知っています。」「それはやっています」とおっしゃる方がいますが、やっていても改善していないから相談にきているわけです。
正しくしているつもりでもできていない可能性があります。
信頼できない、もしくは相性の合わないカウンセラーであれば、疑念があって素直になれないということもあるかもしれませんね。
相性の合うカウンセラーに相談する前提でいえば、やはり素直に実践です。
やっているつもりでできていなかったり、解釈が違ったりしているかもしれません。
また不登校を受け入れてるつもりでも、「明日は行けそう?」などと子供が学校にいけるかどうか確認をしてしまう方もいます。
私もこれとてもやってました・・
本当に受け入れていれば、学校に行かないことも受け入れているわけですから確認しなくてもよいはずです。
確認するということは、自分の不安を取り除くため子供にきいてしまったり、行くように促そうとしてしまったりしているのです。
そこまで深く考えず口走っているかもしれませんね。
というのも潜在意識は95%で、顕在意識はたったの5%ですから、潜在意識に学校に行かせたいと言う気持ちがあれば、無意識に口走るということがあっても不思議ではありません。
定期的に思考を修正
人の思考は元に戻りがちです。
何か良い話をきいて、自分もやってみようと思いながらも、日常に戻ると元の思考に戻ってしまう。
不登校に関してもカウンセラーに不安を取り除いてもらい、適切な対応をしようとしても、周囲から「それで大丈夫なの?」「甘やかしすぎじゃない?」なんて言われれるとそうかな・・とまた元の思考に戻り学校に行かせようとしてしまう。
このため定期的に思考を軌道修正し、不安を取り除いてもらうためある一定期間はカウンセリングを受けることをおすすめします。
周囲に何を言われても大丈夫と思えるところまできたら、カウンセリングは終了してもよいでしょう。
きっとそのころには変化があるはずです。
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本当に受容できたら不登校は解決する
以前にFaceboook でも投稿しましたが、息子が不登校だった時、学生服を着て通学する生徒を見ると涙が出てくる時期がありました。
特に息子と同じ学校の制服を着ている生徒がいると、胸がしめつけられる気持ちでした。
この子たちは元気そうに学校に通えている。
部活の道具を持っている子をみると、学生生活を有意義に過ごしているんだな、楽しそうだな・・
息子は希望を失っていまにも消えてしまいそうなのに・・
こんな風に思っている時期がありました。
その当時は不登校を受け入れているつもりでした。
でも今はわかります。全く受け入れられていなかったのです。
頭ではわかっているし、受容しているつもりだけれど、心が追い付かないというのが本当のところです。
でも今思えば本当にそれが気にならなくなった時、事態は解決に向かっているのだと思います。
よく書籍などでは精神的自立とかかれています。
精神的自立ってなによ?って私は思っていましたけど・・
結局こういうことなんです。
本などで書いてあって、読んで言葉は知っているけれど、どういう状態なのか説明してくれる人がいない・・
これを教えてくれるカウンセラーがいいと思います。
精神的自立ができるとどうなのか?
私の場合には、息子が通信制高校に通い始めたころ、多少の不安はありながらも自分で決めた道だし大丈夫と思えている自分がいました。
なので、私は一切干渉しませんでした。
過干渉で失敗してきたわけですから、同じ失敗をしないようにしようと思ったのです。
これは功を奏し、息子は朝も自分で目覚ましをセットして登校するし、テスト前には勉強を自らする。
以前の私なら、目覚ましはセットしたの?と言いながら、朝も起こし、テスト前なら勉強しなくていいのと言ってしまう。
結局は自分の不安を解消するために問いかけていたのです。
「やったよ」と言ってもらって安心するために。
つまり息子のことを信じていなかったわけです。
今はこの子の人生。やると思ったら、やる子供だと思っているので、一切関与していませんが、時間、スケジュールの管理はきちんと自分でできています。
こんな日がくるとは不登校当初は思っていませんでした。
今悩んでいる方たちも対応さえ間違わなければ必ず解決に向かいます。
子供を変えようとするのではなくまずは親からです。
まとめ
不登校を解決する知識をお持ちの親御さんは多いです。
ではなぜ解決できないのかといえば、本当の意味で受容ができていない、解釈が誤っているというのが多いと思います。
本やネット上の知識だけだと、説明してくれる人がいないので、解釈が誤っていても誰も教えてくれません。
そのために信頼できるカウンセラーを見つけ、寄り添ってもらい、一緒に前に進むというのは大切だと思います。
定期的にカウンセリングを受けて、ぶれた思考を軌道修正する。
これを繰り返していくうちに認知の歪みが修正され、解決に向かっていきます。
あなたに合うカウンセラーを見つけてみるところから始めてみませんか?
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不登校が前向きな経験に。乃木坂・白石麻衣さんも不登校だった。
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