ヒステリーというと圧倒的に女性のイメージがあると思いますが、男性がヒステリーを起こすこともあります。
女性のヒステリーも怖いですが、男性のヒステリーは周囲が凍るほど怖いですよね。
男性はどのようにヒステリーを起こすのか、その実例と対処法について学びましょう。
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目次
男性のヒステリー
物にあたる
男性のヒステリーは女性のヒステリーとちょっと様子が違うようです。
女性の場合には感情をあらわに言葉を発するということが多いと思いますが、男性の場合には物にあたるヒステリーがけっこうあります。
私が目の当たりにしたのは、怒りからヒステリーを起こしドアをすさまじい音を立てて閉めるというもの。
また電話中に相手にヒステリーを起こし、電話をガチャンと音を立てて切る。
机をたたいたり、ごみ箱をけ飛ばすということもあるようです。
ドラマなんかでも男性がヒステリーになって机の上にあるものをぐちゃぐちゃにして落としたり、物を投げたりという光景を見ることもありますよね。
怒鳴り散らす
男性のヒステリーの場合には怒鳴り散らしたり、いわゆる暴言を吐くケースが多いです。
- お前なんて会社辞めちまえ
- 消えろ
- お前みたいなやつはくずだ
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男性のヒステリーの原因
プライド
男性はプライドから、相手に意見をされたり、否定や非難を受けた際、一気に怒りが沸きあがり、ヒステリーを起こしてしまうようです。
もちろん女性も同じ原因からヒステリーを起こすこともあると思いますが、男性のほうが比較的にプライドが高いということからヒステリーを起こしてしまう人が多いと考えられます。
またこのプライドというのも男性により様々で、その背景に臆病がゆえに虚勢をはり、ヒステリーを起こすことで男性としての威厳を保っているというケースもあります。
相手が正しいというのは、わかっているけれど、ひくにひけないために、大声を出すなどヒステリーを起こし、相手を威嚇しているともいえるでしょう。
自分は正しい
自分は正しいのはずなのに、なぜ想定とは違う事象が起きるのか？
なぜみんなはわかってくれないのか？そんなことが原因となりヒステリーを起こしてしまう男性もいます。
自己愛が強い
自己愛が強いために、ヒステリーを起こしてしまう男性もいます。
自己愛が強いために自分は特別だという思い込みから、それを否定されたと感じるときにヒステリーを起こしてしまうのです。
表現の仕方をしらない
ヒステリーは怒りの感情の延長線上にあるものだと思いますが、怒りを感じたときに誰もがヒステリーを起こすわけではありません。
もしヒステリーを起こした男性の家族がヒステリーを起こすことが頻繁である環境で育ったのであれば、その男性はヒステリーになんら問題を感じることはなく、怒りの感情＝ヒステリーを起こすと思っているかもしれないのです。
では男性のヒステリーの特徴や原因がわかったところで、対処法について学んでおきましょう。
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男性のヒステリーの対処法
否定しない
その男性は感情が高ぶりヒステリーを起こしています。
そこに否定をする発言をするとその男性のヒステリーはさらにエスカレートしてしまいます。
できれば共感し、理解を示すのが望ましい対処法ですが、それはできないという内容であれば、少なくとも否定するような対応はしないほうが賢明です。
言い分を聴く
ヒステリーになっている男性の意見、言い分を聞き、ヒステリーを起こさせている根本的なものを吐き出させましょう。
話を聴いていることで、理解されている、受け入れられていると感じ、次第にヒステリーもおさまってくるはずです。
聞き流す
ただし、内容によっては理解しがたい、受け止めがたいものもあるはずです。
すべてを丸ごと聞き入れるのでなく、ある程度聞き流すことも必要です。
すべて受け止めてあなたがその男性のヒステリーによってうつ病などになってしまうことだってあるのです。
場合によってはその場から離れるということをしてもよいでしょう。
とくにヒステリーから暴れたり胸倉をつかまれたりしそうだったら、その場かた立ち去るのが賢明な対処です。
宥めない
男性のヒステリーは特に女性にとっては怖いと感じてしまうものです。
ひとまずその場を収めようと宥めてしまうという対処をしてしまうと、人によっては馬鹿にされている、人の話を聴いてないなどと思い、ヒステリーがエスカレートする可能性が高まります。
その場を取り繕うという対処は止めて、話を聴き、相手の怒りの感情を吐き出させるようにするのが正しい対処法と言えるでしょう。
とにかくヒステリーを収めたと思って、収めようとするよりも、可能であれば、ヒステリーな感情をすべて吐き出させてしまうほうが、その男性本人が自分のヒステリーが問題だと気づくかもしれません。
なんで自分はこんな感情的になってヒステリーを起こすのだろう？と思い自己嫌悪でもすれば、変わってくる可能性が高いです。
どんな問題もその本人が問題に気づかないことには、対処することはできず、何も変わらないのです。
相手を変えようとしない
ヒステリーばかり起こしている男性をヒステリーを起こさないように変えたいと思う周囲の人はきっとたくさんいると思います。
しかし前述の通りどの問題もその人が気づかないことには変わりません。
自分を変えることは可能でも人を変えることはできないからです。
ヒステリーを起こす男性に変わってほしいのであれば、本人が問題に気づくような対処をするというのも必要だと思います。
相手の気持ちに共感しながらもヒステリーを起こすことはよくないという気づきを与えていけるといいですね。
一緒に問題解決を図る
ヒステリーを起こす男性が、自分のヒステリーが問題だと認識し、改善しようと思うようになれば一緒に問題解決を図りましょう。
こちらの記事にも書いていますが、アンガーコントロールについて学ぶことが有効だと思います。
ヒステリーを起こす時には怒りの感情があるはずです。
そのため怒りをコントロールする術を身に着けることが、ヒステリーを治すことに繋がるのです。
これはヒステリーに限らずちょっとしたイライラを感じたときにも有効な対処法ですから、知っておくと良いでしょう。
それでも無理なら
ヒステリーを起こす男性が上司であるのであれば、人事部や総務課に相談をして対処してもらう。
会社に心理ウンセラーなどが常駐しているのであれば話を聞いてもらうこともあなたの心軽くなるはずです。
もしも配偶者や家族であれば、対処法として少し距離をとり、別居をするというのもお互いが冷静になり、精神安定を図るために必要です。
ご主人がヒステリーな場合には、あなただけでなく、子供にも影響がでます。
ヒステリーも場合によってはモラハラなことがあります。
我慢し続けて身体や心に不調が出るまえに対処したいですね。
まとめ
男性のヒステリーは女性や部下など立場によってはとても怖く恐れ多いものですね。
見知らぬ男性がヒステリーをおこしている分には、その場をただ立ち去るなどすればよいですが、職場が同じだったり、家族など関係性が深い場合には、なんとかしたいものです。
男性のヒステリーの原因と対処法を知り、うまく付き合っていきたいものですね。
こちらの記事もご覧ください。
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