ヒステリーと聞くとどんなイメージですか?
女性にヒステリーは多いというイメージではないでしょうか?
ではなぜ女性にヒステリーは多いのでしょうか?そしてその特徴と見分け方は?
そしてヒステリーな女性にはどのように対処するのが適切なのでしょうか?
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目次
ヒステリーは女性に多い
ヒステリーといえば女性を思い浮かべますよね。なかにはヒステリーな男性というのもいらっしゃいますが。
なぜ女性にヒステリーが多いのかというと、女性は感情を記憶する時間が男性より長いという特徴があるそうです。
脳科学の実験で不快な画像を男性、女性それぞれに見せたところ、男性は扁桃体という短期記憶をつかさどる場所が反応するのに対して、女性は前頭前野という長期記憶をつかさどる場所が反応するのだそうです。
このため女性の方が感情的につまりヒステリーになりやすいといえるわけです。
女性と男性でこんなにも特徴があるとは思いませんでしたね。
また感情を女性は敏感に意識して言語化できるという特徴があるのだそうです。
このため女性にヒステリーが多いと言われるのですね。
脳梁とは,左右の大脳半球を接続する神経線維が束になった部位で,左右の大脳半球の間で情報をやり取りする経路となっている。
たとえば,デラコステ=ウタムシンとハロウェイは,脳梁の後部にあたる脳梁膨大と呼ばれる部位が,女性は男性よりも大きく球根のような形状をしていると報告した(DeLacosteUtamsing& Holloway, 1982)。
こうした知見に基づいて,より太い脳梁をもつ女性は男性に比べて,左右半球間でより精密に情報のやりとりがなされていると考えられた。
そして,左半球は意識的で言語的な処理を担い,右半球は無意識的で感情的な処理を担うという左右半球の機能分化の考えを受けて,女性は男性よりも,自分自身の感情について敏感に意識化・言語化できるなどと解釈された。
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ヒステリーな女性の特徴を知り見分ける
特徴①自己愛が強い
自分が特別。自分は優れていると思っている女性ほど、相手をランク付けして下にみてしまう傾向が強いという特徴があるようです。
そのため相手が下とみるや否やヒステリーを起こしてしまうこともしばしばという特徴をもった女性が少なからずいるようです。
自己愛が強いという特徴を持つ女性はもっと私に注目してほしい、察してほしいなどと思っているためヒステリーになりやすい可能性があります。
ヒステリーか見分けるのにこれらの特徴が参考になるのではないでしょうか?
特徴②期待が外れたときにヒステリーを起こす
相手の反応や対応がその女性が予想していたものと異なるときに、ヒステリーを起こします。
こどもが言うことを聞かない、夫に注意したのにまた同じことをしている・・
学校の対応が自分の期待と違い、先生にヒステリーを起こす。
これらはその女性がこういう対応や反応をするだろうという期待と、現実が異なる場合です。
そういうときにヒステリーをおこすという特徴があります。
これは女性に限らずきっと男性がヒステリーを起こし感情的になっている場合にも同じだと思います。
ヒステリーというよりは怒りに似た感情を男性の場合には持つという特徴があるのではないでしょうか?
期待する気持ちがあると、「どうしてわかってくれないの?」「どうしてやってくれないの?」「なぜやらないの?」と思ってしまい、ヒステリーをおこし、感情的になったり、怒ったりしてしまうのです。
特徴③女性ホルモンの乱れ
女性の特徴として女性ホルモンがありますね。
女性ホルモンんは卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)があります。
エストロゲンの主な働きは、女性らしい声や身体を作り肌の潤いなどを保ちます。そして乳房、皮膚、子宮、骨などの発育をうながすもので骨にカルシウムを蓄積させてくれます。
またエストロゲンが精神安定にかかわっており、減少すると情緒不安定な症状が出てうつになりやすくなると言われています。
このため女性ホルモンの乱れ、つまりエストロゲンの減少がヒステリーを起こさせているともいえるのではないでしょうか?
こちらの記事も参考にしてみてください→情緒不安定は女性ホルモンが原因だった!
特徴④感情のコントロールが利かない
ヒステリーになってしまうと、感情を解放している状態で、歯止めが利かなくなります。
ヒステリーにわめき散らしたり、怒鳴りちらしたりどんどんエスカレートして物を壊してしまう方もいるようです。
特徴⑤身近な人にほどヒステリーになりやすい
身近な人にほど期待してしまうことが多くなるためどうしても、家族などにはヒステリーをおこしてしまうという特徴を持つ女性が多いようです。
ご主人や子供に対してヒステリーになりやすい女性も多く、御主人が奥様のヒステリーにうんざりして帰宅するのを躊躇してしまうというご家庭もあるとか。
特徴⑥承認欲求が強い
自分を評価してほしい、かまってほしい、認めてほしい・・このような特徴のある女性はヒステリーな女性の可能性があります。
ヒステリーを見分けるポイントの一つになります。
認めてほしいと思っているため自分の主張を通そうとつい感情的になりヒステリーをおこしてしまうのです。
専業主婦などの場合には、なかなか認められたと感じる機会が少ないですから、御主人の何気ない一言や行動にもヒステリーを起こしてしまうこともあるようですね。
例えばご主人がお昼に食べたごはんが胃もたれしていて、奥様が用意してくれた夕飯が食べられない。
そこで妻がヒステリーを起こす。
ご主人からしたら、仕方のないことですし、やむを得ないことですが、奥様からしたら、自分の仕事=食事の用意を否定されたも同然というとらえ方になってしまうと、ヒステリーを起こしてしまうということになります。
特徴⑦束縛が強い
束縛が強い女性というのは、相手を自分の思い通りにコントロールしたいわけですから、自分の思い通りにならないと、ついヒステリーを起こすということになりかねません。
束縛が強いという特徴を持つ女性はヒステリーな女性な可能性がありますね。
特徴⑧舌打ち
男性のほうが舌打ちはよくみかけるという印象ですが、たまに女性の方でも舌打ちしている方も見かけます。
舌打ちというのは自分がイライラしてしまったときや前述しているように、期待通りの対応を相手がしない、不満があるときなどにしたり、相手が下だと判断してする行為のようです。
このためヒステリーの女性が舌打ちをするという特徴を持っている可能性があるといえます。
精神不安定な人や病気の人に周囲の人ができる効果的な対応の記事はこちら
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ヒステリーな女性の対処法
対処法①共感する
女性というのは自分自身の感情について敏感に意識化・言語化できると前述しているように、感情について敏感です。
そのため共感してもらえると、ヒステリーはエスカレートせずにすみます。
その女性の気持ちを汲み取ると言ったらよいでしょうか?
対処法②正論をすぐにぶつけない
ヒステリーの女性が主張していることが、常識的に間違ったとしても、ヒステリーをエスカレートさせない対処法としては、すぐに正論をぶつけて、相手に非を認めさせることはしないほうがいいでしょう。
あくまであなたの言いたいことはわかるという気持ちを汲む対応をし、どうしても言っておきたいことがあったり、誤りをただしたければ、相手が冷静になってから、冷静に淡々と言い聞かせるほうが適切な対処法と言えるでしょう。
対処法③すぐに謝らない
ヒステリーな女性がまくしたてているとき、早く謝って解決を図りたいと思う方もいるでしょうが、それは逆効果です。
話しを聞き終えずに謝るというのはとりあえず謝ればいいだろうとおもっているあなたの本心を察します。
またヒステリーな女性は自分の気持ちを吐きだしたいわけですから、話を聞き終えずに謝るというのは火に油を注ぐような行為といえ、適切な対処法とはいえないでしょう。
対処法④距離をとる
ヒステリーになる女性が関わらなくても問題がないのであれば、距離をとる。
家族など身近な女性の場合にも、ほどよく距離を保ち、時には一緒の空間にいない、一人の時間をお互い持つなど、すると良いのではないでしょうか?
対処法⑤一人で抱えこまない
職場などの場合には、避けたくてもさけられなかったり、自分を見下して、自分と二人の場面でヒステリーになる女性もいるかと思います。
そんな場合には一人で抱えこまず、職場の上司や同僚に相談しましょう。
ヒステリーな女性によってあなたがストレスを受けて、病気になってしまう可能性だってあるのですから。
対処法⑥なだめない
ヒステリーを女性が起こすと、なんとかしてこの事態を収めようと、宥めてしまう人もいるでしょう。
しかし場合によっては火に油を注ぐことも・・むやみに宥めるという対処法はやめておいたほうがよさそうです。
まとめ
ヒステリーが女性に多い理由納得できたのではないでしょうか?
特徴についてもおわかり頂けたかと思います。ヒステリーの女性の特徴を理解し見分け、適切な対応をしたいものですね。
こちらの記事もご覧ください。
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