結婚して、主婦になってから無気力になってしまう・・と言う引きこもり主婦の方は近年増えてきているようです。
待ち望んでいた結婚や出産などのライフイベントの後に燃え尽きたかのように無気力になって、ひきこもり傾向になる主婦が多いようです。
主婦になって無気力やひきこもりになる原因はどのようなものなのでしょうか? 意外な原因も見つけましたよ。
そして無気力を改善するための方法についても参考にしてみてください。
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目次
主婦が無気力になる原因
①目標を見失う
特に専業主婦の場合には、自分で予定を立てないと、1日何もせずに過ごすことも可能ですね。
そうは言っても多くの主婦は毎朝、家族の朝食準備や洗濯、掃除などの家事、世話に追われて日々を過ごしていると思います。
すべてに無気力になってしまう主婦もいれば、最低限のことだけしたら後は何もしたくなくなり、無気力状態になるという主婦の方もいるでしょう。
主婦の仕事は家事といえばそうですが、会社に行くのと違って周囲の目もなく、場合によっては評価もない。
自分次第で手抜きもできますし、時間制限もノルマもなく成果を感じづらいのが主婦の仕事ですね。
これらのことが原因となり、家族を朝送り出して、家族が帰るまでの間だけ無気力になってしまう。
もしくは子供がいなくてご主人が朝食も夕食もいらなければ、時間を持てあましてしまう。
これらのことが原因で無気力状態になってしまうのです。
②社会との接点が少ない
特に専業主婦で子供がいらっしゃらない場合には、家事も少なく、時間がたくさんあります。
パートをしたり、用事や趣味などで外に出ようとしない限り社会との接点がご主人だけという主婦の方もいるかもしれません。
そのご主人さえも毎晩仕事が忙しく、帰宅が遅い、夕飯もいらない、朝食もいらないという場合もあるでしょう。
そうすると、特にしなくてはいけないということがなく、人との関わりもないために孤独を感じ、自分の存在意義を感じず無気力になることがあります。
主婦になって自分だけ取り残されたような気持ちになることが原因で無気力になってしまうこともあります。
1日を通して誰とも話をしない日があったり、話たのは宅急便の方だけだった・・・なんてことはありませんか?
③ストレス
子供もご主人もいくら注意しても散らかす、子供は反抗ばかり・・仕事をしている兼業主婦の場合には職場のストレスで無気力になったり、引きこもりたいということもあるでしょう。
また子供を通しての人間関係でストレスを感じている主婦は大勢います。
自分の子供と他人の子供を比べて落ち込んだり、子供には良い教育をと躍起になってみたものの思うように成績が伸びない・・など、自分でコントロールできない現実にぶつかり、あきらめに似た感じからなかには無感情になる人さえいます。
人間関係のストレスが原因で人に会いたくなくなり、次第に無気力になるということもあります。
ストレスは自律神経が乱れ無気力の原因となってしまいます。
原因不明の情緒不安定や下痢。自律神経を整えれば改善?の記事はこちら
④節約しすぎ
意外に思う方もいらしゃると思いますが、主婦になったことで、節約のし過ぎが原因で無気力になってしまった、節約のために引きこもりになるという方が結構います。
最初は家計を預かる主婦として節約に励み、うまく節約することで、生きがいにさえ感じていた主婦が気づくと行き過ぎた節約から服を買わない、化粧品を買わない・・しまいには出かけずに家にいることが節約と思う様になり引きこもる。
買い物もネットスーパーですませたり、子供にお使いに行かせたり、しだいに人に合うのも面倒になってくる。
家族以外の人と合わない、話さないことで、刺激を受けることもなく、次第に無気力になり、気づいたらひきこもりという主婦が多くいます。
まさか節約のしすぎが無気力の原因とは本人もなかなか気づかないケースです。
⑤更年期
更年期の症状はうつに似たものもあり、これが原因で無気力になることもあります。
更年期の場合には、診察を受け、治療を受けることで無気力が改善されます。
実際にそのように話される方も多いですね。テレビでも芸能人の方が経験談を話ていたのを観たことがあります。
⑥うつなどの病気
うつなどの病気が原因で無気力になることがあります。その他にも甲状腺の病気なども無気力の原因となります。
また対人恐怖症などが原因で人と会うのが怖いから家にひきこもるようになり、次第に無気力になる主婦の方もいます。
無気力の原因が思いつかない、気になる方は一度診察を受けてみてはどうでしょうか?
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主婦の無気力を改善するために
生活習慣の見直し
主婦で無気力だと、朝は決まった時間に起きていても、その後昼寝をしたり、だらだらと過ごしてしまい、夜は深夜まで起きているという方もいると思います。
できるだけ毎朝決まった時刻に起床し、就寝も決まった時間にし、睡眠時間はしっかりと確保するようにしましょう。
睡眠不足や深夜まで起きている生活は自律神経が乱れ、無気力の原因ともなりかねません。
自律神経を整えるためにも朝は朝陽を浴びるといいですね。
こんなものを利用してもいいですよ↓
目標を持つ
主婦。特に専業主婦。子供がいない場合主婦の場合には、時間に追われることが少ないのではないでしょうか?
家事1つにしても、特定の曜日にちょこっと大掃除を追加する。月曜はお風呂、火曜はキッチンなど、ちょこっとした目標をたててみてはどうでしょうか?
お料理も毎週金曜は凝った料理を作るというのはいかがですか?
お料理というのは段取りを考えながら作業をしますので脳を活性化するのにとても良いです。
まただらだら過ごすのではなく、〇じまでにこれを終わらせて、〇じには昼食など自分で時間を決めて行動すると良いでしょう。
主婦なんだけれども家事はどちらかというと不得意・・という方は、家でできる趣味や習い事をしてみてもよいのではないでしょうか?
目標をたてて、年末までに○○できるようにするなど、無気力を改善するために、少しずつ無理のない範囲で目標をたててみてはどうでしょうか?
身なりに気を遣う
服装に気を使ったり、お化粧をしたり、髪を切ったりそれだけでも気持ちが変わってくるはずです。
家にいるときでもどうせ主婦だし、家にいるだけだからと、化粧もせずに、スウェットにトレーナーのままで過ごしていませんか?
身なりに気を遣うだけでも無気力な気持ちが変わってきます。
外に出る・運動
意識的に外に出てみるというのも無気力を改善するにはよいですね。
そして太陽の日差しを浴び、風を感じ、花や木から季節を感じる。
それだけでも刺激をうけます。
また外に出て、散歩したり、ちょっとした運動や一駅先のスーパーまで行って買い物をするのも良いですね。
運動は外に出なくても家でストレッチなどでも良いですね。
また今は家の中でオンラインフィットネスのようなものもありますから活用してみてはどうでしょうか?
ストレス解消
自分では無気力の原因がストレスだと思っていない方でもストレスが原因のこともあります。
主婦であればちょっとした家族への不満やご近所さんとの人間関係など、何かしらもやもやすることはないですか?
無意識にもストレスと感じてその蓄積があるかもしれません。
ストレスを感じてないと思う主婦の方も日頃からストレス解消を試みましょう。
あなたに合うストレス解消方法はありますか?
女性が得意とするおしゃべりなんてどうでしょう。
人と話しをするというのは脳が活性化し、自分の考えが整理されたり、感情に気づくことがあります。
たまにはおしゃれをして外出して友人とおしゃべりしてみるとよいのではないでしょうか?
活力に満ちた昔を思い出す
誰でも最初から無気力な方はいないと思います。
主婦になったことが原因で無気力なのか、他に原因があるのかは人それぞれです。
子供の頃、学生の頃、新社会人となった頃・・人それぞれやる気に満ちていた時ってあると思います。
まずはその時のシチュエーションを思い出して浸ってみてください。
もしそのシチュエーションを思い出す写真、匂い、曲などあればそれを見たり、かいだり、聴いたりしてみてください。
曲などは当時を思い出すという方がいるのではないでしょうか?また香も感情をつかさどる脳にダイレクトに効いてきます。
その当時流れていた曲を聴いたり、香りをかいで、浸ってみる。そして無気力でやる気のないときにはまたその曲を聴いたり香を嗅いでみる。
これはNLPのテクニックです。是非試してみてくださいね。
まとめ
主婦で無気力になってしまう方はたくさんいると思います。
人によって原因は違うでしょうし、たまに無気力という方もいれば、主婦になって慢性的に無気力という方もいると思います。
でもかつて無気力でなかった日があったはずですからきっと大丈夫。
焦らずできることから始めてみてはどうでしょうか?
こちらの記事もよろしければご覧になってください。
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