妊娠中は赤ちゃんの発育状況が遅いと不安になり、出産したらしたでその成長の仕方が気になりますよね。
ちょっとしたことであればあまり気にしなほうがよいでしょうが、初めての赤ちゃんであればとても心配ですし、原因が気になりますよね。
妊娠中の赤ちゃん、そして生まれてからの赤ちゃんの成長が遅い原因についてお医者様の文献をもとに調べてみました。
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目次
妊娠中の赤ちゃんの成長が遅い原因
子宮内胎児発育不全
子宮内胎児発育不全とは子宮内の赤ちゃんの成長が停止または遅れることです。
正常の赤ちゃんと比べて体重や身長が伸びず、罹患率が高くなったり、様々な臓器の発達が遅れ新生児の死亡率が高くなります。
原因としては遺伝子あるいは染色体異常や胎内感染などが約半数原因としてあげられるとのことです。
その他の原因としては
- 栄養障害
- 早発型妊娠中毒症
- 喫煙
- 薬物
- アルコール
- 母体の栄養不良
原因により治療をしたうえで、赤ちゃんの成長が遅いままだったり、胎児機能検査で胎児ジストレスと診断される場合には、赤ちゃんの娩出ををして胎外治療をするようです。
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赤ちゃんの成長が遅い
赤ちゃんが生まれると、身長や体重の成長の仕方がほかの赤ちゃんと比べて遅いのかどうか気になりますよね。
下記が厚労省が調査した成長曲線です。厚労省では10年に一度調査をしており、下記は平成22年度のものとなります。
この幅のなかの値であれば問題はないですし、子供により成長が早い遅いはあるものですから、あまり神経質になる必要はありませんが、気になるようでしたら検診の際などに医師に相談するとよいですね。
主に赤ちゃんの成長が遅い原因は
- 栄養不良
- 環境要因
- 社会的要因
この3つが赤ちゃんの成長が遅い原因となります。
首すわり
目安としては生後3~4か月ごろとされています。
赤ちゃんの首が座るためには頭の重さに耐えうる筋力や体の発達が進み首が座ってきます。
そのためこの発達度合いが原因で成長が遅いと感じることがあるかもしれません。
これは個人差があるため赤ちゃんの成長が遅いからと過度に心配して原因を特定することはないでしょう。
生後3~4か月ごろちょうど検診がありますから、心配な場合にはその際に医師に相談するとよいですね。
寝返り
寝返りができるようになるのは生後4~6か月ごろが目安となります。
早い赤ちゃんは生後3~4か月。遅いと8~9か月という赤ちゃんもいるようです。
身体が大きい赤ちゃんは寝返りに時間がかかることもあるそうです。また夏よりは冬のほうが厚着のため寝返りしにくくなるなど赤ちゃん自体でなく環境要因があることもあります。
また性格にも起因して不安や景色が変わる恐怖などで寝返りをうつのが遅い赤ちゃんもいます。
これも個人差があるので成長が遅いとあまり心配しすぎないほうが良いですね。
お座り
赤ちゃんがお座りをできるようになる目安は生後7~9か月が目安となります。
背中の筋肉が発達することによりしっかりとお座りができるようになります。
このため成長によってお座りが遅いという赤ちゃんもいるでしょう。
お座りができるようになっても倒れてしまうことがあっても筋肉が発達してくればしっかりと座れるようになるので心配する必要はないようです。
また体幹のバランスが悪いときもお座りしにくいようです。
ハイハイ
ハイハイをするのは生後7~8か月のころが多いようですが、なかには1歳を過ぎてからする赤ちゃんもいます。
うちの息子はたしか10か月ごろだったと思います。
これも成長に個人差がありますよね。
つかまり立ち
赤ちゃんがつかまり立ちをできるようになるのは、生後8~9か月ごろが目安となります。
身体のバランスをとり、足指で踏ん張ることができるなど身体的能力が総合的に成長した結果できる運動能力ですね。
一人歩き
早い赤ちゃんだと9か月くらい、遅い赤ちゃんだと1歳半といったところでしょうか?
おおむね1歳前後という認識をもっている方が多いと思います。
息子は1歳近くなってもハイハイをしていて、公園などにいくと同じ月齢の子供が歩いていて、うちの子は遅いな・・と感じていました。
結局1歳3か月で歩くようになりました。
このように子供によって成長の早い、遅いはあるものです。
上記の赤ちゃんの成長はあまり気にしなくてよいとは思いますが、気になる原因で成長が遅いということもあります。
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赤ちゃんの成長が遅い気になる原因
ホルモン異常が原因
- 成長ホルモン分泌不全性低身長症
- 甲状腺機能低下症
先天性甲状腺機能低下症は生まれつき甲状腺のホルモン分泌が少ないことが原因で出産後は体重増加が少なかったり、元気がない、泣き声がすれているなどの症状があります。
そして身体の成長や知能の成長が遅れてしまう病気です。
小さく生まれたことが原因
いわゆる未熟児で生まれたことが原因となり成長が遅くなる。
- SGA性低身長症
治療としては成長ホルモン治療というもので、自己注射にてお薬を投与するというものです。
染色体異常が原因
- ターナー症候群
女児特有のもので、低身長、学習障害、思春期が始まらないというものです。
残念ながら完治する治療はないとのことですが、成長ホルモンによる治療で成長を促すことができます。
- プラダーウィリー症候群
成長が遅れがちで、幼児期には食事量が増えて過食、肥満気味になることもあります。
約半数が低身長で、呼吸器の障害や知的障害があります。
呼吸器障害は早期に改善されます。
低身長に対しては成長ホルモン療法を行います。
赤ちゃんの乳児期には成長は遅いものの、次第に運動発達としては追いつくそうです。
知的発達は中度の遅れが見られ支援が必要となります。
骨・軟骨の異常が原因
成長に必要なホルモンが分泌されていても骨や軟骨の成長が見られないことが原因で低身長になることがあります。
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赤ちゃんの成長が遅くて心配なときは
赤ちゃんの成長が遅いときは、医師や保健所に相談するとよいですね。
そして場合によっては検査を受けて成長が遅い原因をつきとめ治療するということになると思います。
診察を受けるまではいかなくても、ちょっと相談したいということありますよね?
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まとめ
特に初めての赤ちゃんの場合には成長が遅いと気になることと思います。
あまり神経質になるのはよくありませんが、気になることは診察を受け原因を特定し、治療にあたったほうが良いですね。
お母さんが不安を抱えていると赤ちゃんにも伝わり成長にも影響しますから、お母さんが心を安定するように保ちたいものです。
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