毒親に育てられた子供はその小さな心に傷を受け、いつか仕返しをしたい、怒りが収まらない、でも自分ではどうにもできない・・という無力ながら怒りの気持ちをうちに秘めて育ちいづれ時がくれば絶縁。
毒親にとっては因果応報となるのです・・
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1.毒親に育てられた子供たちの気持ち
毒親の行き過ぎた愛情からの理想の押し付けや全く愛情を感じることができず育った子供はその育つ過程で、怒りや悲しみ、復讐心などを秘めて育ちます。
それは毒親からの心無い行動を受けてきているからです。実際にあった例として
- 年頃になってもブラジャーを買ってもらえない女性。自分で買ったら「色気づいて。そんなもの必要ない」と毒親に取り上げられた
- 冬空のもと防寒具を買ってもらえず、薄っぺらい服装のままあんたが家にいると邪魔だと毒親に外に長時間だされる
- 朝起きるといつも毒親はいない
- 毒親につねに「お前が嫌いだ」「お前は必要ない」と呪文のように言われた
- 病気をしても病院に連れていってもらえない。しかし毒父が亡くなり生活保護をもらえるようになると必要以上に病院に連れていく
- 自分は門限に遅れたら外に出されたのに他の兄弟にはおとがめなし
- 毒親に「あんたを見ているといらいらする」といわれた
- 自分の披露宴でのビデオメッセージに毒親から悪口のオンパレードだった
- あんたはブスだ。可愛くない。整形しろ。女の子なんてほしくなかったと毒親から言われた
- 怒鳴る、ける、叩くが日常茶飯事の毒親な母親に対してみてみぬふりをする毒親な父親
- お前は拾ってきた子供だ
上記は毒親の行いのほんの一例ですが、これだけを見ても怒りがわいてきますね。ましてや子供であれば、幼いころは自分がどうしてこのような対応をされているのかわからず、不安で、恐怖で、そして怒りへと変わっていったのではないかと容易に想像がつきます。
こんな子供たちは怒りから復讐心をもってしまったり、早く毒親のもとを離れたい、関わりたくないと思うのは当然です。毒親にとっては因果応報となります。
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2.毒親と絶縁した子供たち
毒親に育てられた子供たちは怒りから早く絶縁しよう、家出をしようと自分に誓います。そしてようやく機が熟し、家出をしたり、結婚を機に疎遠したり絶縁したりするのです。
中には怒りが収まらず手紙で親に今までされてきた仕打ちを箇条書きにし、こんなことをされて嫌だったと毒親に伝える人もいます。因果応報ですね。
そして電話にもでず、居場所も伝えずに・・
毒親としては因果応報ともいうべき顛末ですね。
3.毒親に育てられた自分が因果応報にならないために
こうして毒親との絶縁に成功した子供でも気づかぬうちに自分の子供に毒親な対応をしてしまっている・・という残念なことも多々あります。
仕方ないことなのかもしれません。なぜなら毒親のもとに育っているわけですから、本来の親の愛情やすべきことがわからないと思います。
自分の子供に毒親な対応をし続けた顛末はあなたが一番知っているはずです。因果応報にならないためにもあなたは毒親な対応をすべきではありません。
毒親への怒りが無意識に自分の子供に向いてしまっていたら、こんな悲しいことはありません。あなたは自分子供を毒親への怒りのはけ口にしてはいけないのです。
自分がされてきた行為を思い出し、その時の気持ちを振り返ればわかるはずです。毒親は変えられなくてもあなたは自分のことを変えることはできるはずです。
いまからでも遅くありません。自分がしてほしかったことを思い出し、温かい対応を自分の子供にはしませんか?
4.まとめ
毒親に育てられた子供もまた毒親になってしまって自分にも因果応報が待っているなんて嫌ですよね。早い段階で毒親の負の連鎖を断ち切り毒親への怒りを消化しあなたが幸せになることで、自分も子供には毒親対応にしないというのがみんなが幸せになれる道だと思います。
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