毒親には何を言っても無駄?本を読ませても毒親は治らない?

自分の親が毒親だとは誰も認めたくないし、なんとか変えようと思って本を読ませたりと頑張ってみても、結局何を言っても無駄だと気づく。

毒親は治らないんだとやっとわかる。

でもそのことに気づいて毒親と絶縁したり、疎遠にしている方はみな毒親から解放されて幸せになっているようです。まだなんとか毒親を治したい、ともがいているあなた。?

この記事を読んで毒親が治らない、何を言っても無駄なことに気づきませんか?

1.なぜ毒親を治そうとするのか?毒親をあきらめられない理由

そもそもなぜ毒親にあきらめがつかず治そうとしてしまうのでしょうか?

やはり自分の親を毒親だと認めたくない。できれば変わってほしいという思いが強いのだと思います。

友達の親に接したときに自分の親とは違うことに気づき、自分の理想の母親、父親像というのができあがると思います。

なんとかその理想の両親に毒親を変えよう、治そうとしたくなってしまうのです。友達の親も毒親であればあきらめがつくものの、友達の親すべてが毒親というのはなかなかないため夢をもってしまうのだと思います。

いろいろと意見を言っても無駄だと気づいても毒親は治らないとあきらめたくないのです。そのために自分が毒親をなんとかしようと頑張ってしまい毒親育ちの子供たちは疲れ果ててしまい、時には心の病にまでなってしまうのです。

2.毒親に何を言っても無駄・治らない理由

  • 毒親の親も毒親で歴史を繰り返しているために、親はこうあるものという思い込みがある
  • 毒親の親が毒親の場合には自分の親の対応しか知らない
  • 毒親は人の意見に耳を傾けないために何を言っても無駄
  • 親は絶対権威があると毒親は思い込んでいるために治らない
  • 毒親は子育てには労力、お金がかかるのだから、子供は犠牲となってよい、自分の思い通りにしてよいという思い込みがある
  • 毒親は子供を所有物だと思っているため子供が何を言っても無駄
  • 子供がプレゼントをあげても感謝をするどころか怒り出す毒親

そもそも毒親に限らず自分以外の人間を変えることはできないのです。

例えばアルコール依存症の方がいたとして、アルコールを止められたら、アルコール依存症は治りますが、簡単には止められないわけです。自分で何をどうしたらよいのかわかっていてもなかなか変わらないのですから、毒親が自覚がない以上治ることはありません。

どんなものであっても子供がプレゼントを親にくれたら喜ぶのが一般的だと思いますが、そのプレゼントにさえ、ケチをつけたり、逆切れしたりする毒親です。何を言っても無駄でしょう。

自分でも、自分の悪いところって誰でもあると思いますが、なかなか治せなかったりするのと同じですね。でも自分の場合には何かきっかけがあり、自分の意思を強くもてば少しずつ悪い癖を治し変わってゆくことができます。

毒親の場合にも自分の行いが子供に悪影響をおよぼしていると自覚し、これはいけないと本人が認識をすれば、治そうとするでしょうが、これまできっとあなたも毒親にいろいろと意見を言ってきたはずです。

でもどうでしたか?少しでも謝ったり、今度からはしない、治すねなどの言葉を引き出せたでしょうか?

毒親の場合には親はこうあるべき、親は子供に対して何をしてもよいという思い込みが強いために、何を言っても無駄となってしまい、ましてや子供を所有物と思っている毒親も少なくないためにその所有物が意見をいったところで聞く耳を持たず、治らないのです。

30を過ぎた息子にさえ門限を決めたり、郵便物を勝手に開けたり・・・いくら言ったも治らないのですから言っても無駄なわけです。

認識をあらためさせようと本を読ませても自分の行っていることが毒親だとはなかなか認めないでしょう。稀に自らもしかして?と本を手に取り読むことで、気づき反省して行いをあらためるという毒親もいなくはないようです。

3.幸せになるかどうかはあなた次第

毒親に何を言っても無駄、毒親は治らないということを認識したうえであなたが幸せになるためにはどうしたらよいと思いますか?

毒親を変えることはできなくても、自分と未来は変えることが可能です。

その上で自分が幸せになるにはどうしたらよいのか?

毒親と絶縁・疎遠・距離を置く

まずは毒親と距離を置く、できれば絶縁する。

毒親からの影響を受けないようにする必要があります。

どうしても毒親と絶縁したり距離をおくことに抵抗がある場合には、一度毒親と対決してみることをお勧めします。こちらに毒親との対決に関して書いております。

本来の自分を取り戻し自立する

本来の自分とは毒親に指示を出されたり、毒親の意思でなく、自分の意思で動ける自分です。

しかし毒親の影響から、自主性、主体性がなくなっている人が毒親育ちの場合は多いので自分のやりたいことや、自分の気持ちがわからない場合があります。(毒親の影響についてはこちらに詳しく書いてあります。)

時間がかかるかもしれませんが毒親から離れることで、今ある価値観と世間の価値観が違うことに気づいたり、自分の意思と思っていたことが、実は毒親の意思だったことに気づいたりします。

毒親の支配から逃れ、あなたはあなたらしく、そのままの自分でいいのです。

自分の意思で好きな道を好きなように歩いていいのです。精神的な自立が一番必要なものです。

できれば精神的にも経済的にも自立して、自分の人生を切り開いていく。時には失敗もあるでしょう。過干渉な毒親に育てられた場合には失敗の経験が少なく失敗を恐れたり、自信がない人も多いと思います。

でも人間は失敗から学ぶことがたくさんあるのです。なので失敗を恐れずに自分の信じた道を歩いていきませんか?

こちらの記事に毒親からの洗脳を解く方法を書いております。参考になると思いますので、ご覧ください。

4.まとめ

毒親に本を読ませて変わるのは難しいこと、中年男性にさえ門限を決めたり、子供のプレゼントにもケチをつける毒親には何を言っても無駄。毒親は治らないということがおわかりいただけたかと思います。いつまでも毒親に縛られず精神的に自立をし、あなたはあなたの道を進み自分で道を切り開いていくことで幸せになれるはずです。

こちらの記事もご覧ください。

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