不登校になり一番つらいのは言うまでもなく不登校になっている本人。そして次につらいのは親御様だと思います。まずはどうして不登校になったんだろう。この先どうしたらよいのだろう?別室登校・保健室登校って何?いろいろな不安と疑問が出てくると思います。
そんなときにはこのサイトのように不登校や別室登校のことが書いてある記事を探してみたり、あとは本を購入されると思います。いろいろな本を読んだり講演にいったりして、私がこれだ!と思ったとっておきのおすすめの1冊の本を紹介します。
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1.別室登校・保健室登校を目指して読みたい本
私のお勧めは金馬 宗昭さんの「こころの道案内」という本です。こちらの本を書かれた金馬先生の講演に行き、お話しを伺い、質問もさせて頂きました。そのわかりやすさが私には目からうろこでした。不登校や別室登校・保健室登校に関してたくさんの本がありますが、専門的な内容の本であったり、抽象的だったり、ぴんとくるものが私にとってはありませんでした。
その内容が凝縮されているのがこちらの本です。子供の状態を3段階で赤信号、黄色信号、青信号に分けて説明しており、ひきこもりの赤の状態、不登校・ニートの黄色の状態、そしてやらなければならないことができる青信号として説明しています。それぞれの信号のときにはこうしたらいい、赤から黄色に向かうにはこうするなど、先生の体験やかかわった生徒のエピソードを交えて書いてある本です。
本も一度読んだらなんだかわかった気がして、あまり読み返すことがないのですが、この本はその段階に応じた内容になっている本なので、子供の状態に合わせて読み返したりとても参考にさせて頂きました。
不登校ひきこもりこころの道案内 今日からできる具体的対応法 [ 金馬宗昭 ]
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2.情報の取捨選択が大事
親御様はきっとすでに何冊も本を読んだり、ネットで情報収集されたり、知識をたくさんお持ちだと思います。でも本によって書いていることが違ったり、ときには相反する内容の本があったり、情報社会ゆえに何を信じてよいのか?どの本がよいのかわからないというのも本音だと思います。きっとどの本に書かれていることも本当ですしそれを書いた方やかかわったかたはそのやり方で不登校を脱しています。でも自分の子供にはどの本の内容が合うのか、また私にはわかりやすくてもひょっとして、他の方が私のおすすめする本を読んでもぴんとこない・・・と思われることもあるかもしれません。
残念ながら不登校を脱するために子供が別室登校・保健室登校などできるようになるための万能薬、万能な本はないと思います。そのためにまずは親御様が情報の取捨選択をして、自分や子供にはこの方法が合うというものを見つけるのが大切だと思います。その中でまずは親が本やネットでの情報を通して不登校を知り、子供の心を満たしていくためにどうすべきかを勉強して行くことが大切だと思います。親がすべきことについてはこちらに書いてありますので、参考になさってください。
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3.まとめ
どんなに素晴らしい本であってもその内容を実践できないことには意味はありませんし、本の内容に納得がいかなければきっと実行しません。
不登校の場合にはなかなか理解できないことも多く、また親自身が理解するのに時間がかかります。でも一刻も早く子供を不登校から別室登校や保健室登校等に抜け出させるためには、情報の取捨選択をして、その本の内容や情報を信じて実行してみるのが大事だと思います。
何もせず、自分の思い込みだけで不登校の子供に対応するのが一番危険だと私は思います。私の経験からも親自身がなかなか不登校を受け入れるのが大変なことはよくわかります。でも受け入れなければ子供が別室登校、保健室登校を果たすのには時間がかかってしまうのも現実です。まずは親の対応。これが大切だと私は思っています。不登校から別室登校できるようになる秘訣についてはこちらをご覧ください。
不登校の初期症状と適切な対応はこちらに書いております。
よろしければこちらの記事をご覧ください。
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