【保存版】登校拒否・不登校の前兆や初期症状と適切な対応

登校拒否・不登校の前兆や初期症状はどのようなものかわかりますか?

前兆や初期症状があまりなく突然登校拒否・不登校になっていることもありますが、本人の中では突然登校拒否・不登校になっているわけではないのです。

本人の中には登校拒否・不登校に至るまでにはたくさんの葛藤があり、頑張り続けた結果登校拒否・不登校となっています。

ではどのような前兆や初期症状が登校拒否・不登校にはあるのでしょうか?

登校拒否・不登校の前兆

登校拒否・不登校の前兆はある場合もあれば、ない場合もあります。一般的には下記の前兆があるといわれています。

  • 風邪のような症状
  • 夜眠れない
  • 学校がない日は元気
  • 特定の日に体調が悪い
  • 時折悩んでいる様子がうかがえる
  • 宿題など課題に取り組まない
  • 発言がネガティブ思考
  • 部活などを休む
  • いつもと様子が違うことがある
  • 遅刻、早退をすることがある
  • etc・・・

登校拒否・不登校の初期症状

  • 頭痛
  • 腹痛
  • 吐き気
  • 倦怠感
  • 下痢
  • 登校時刻になるとトイレから出られなくなる
  • 午前中は体調不良だが、午後や夕方には元気になる
  • 登校しようとするけれど、体調不良で行けない
  • 笑顔がない
  • 起きられない
  • 食欲不振
  • 遅刻、早退、欠席が増えてくる
  • 活気がない
  • 無気力になり始める
  • etc・・

登校拒否・不登校の親の4つの特徴や家庭環境と8つの原因。

登校拒否・不登校の前兆があるときや初期の周囲の適切な対応

登校拒否・不登校の前兆があると思われる時には、周囲はどのように対応するのが適切なのでしょうか?

積極的な声掛け

登校拒否・不登校の前兆や初期症状がみられる、様子が変だと感じたら積極的に声をかけ本人の悩み、想いを聞くように心がけます。

ただしこの時に詰問したり、不自然な話しかけや何が何でも聞きだそうとするのでなく、あくまでも本人が話したいように話したいだけ話せるような雰囲気づくりや相槌を行います。

前提として登校拒否・不登校になりそうな子供との信頼関係があったうえで、うまく相槌と雰囲気が作れたらどんどん話すようになると思います。

最初にうまくいかなかったから、もういいやと匙を投げるのでなく、要所要所で声をかけ続け、いつでも話を聞いてあげるよという立場であることを感じさせるということも大切です。

上手な声掛けができないときには「おはよう」「おいしいね」「おやすみ」などだけでもOKです。

登校拒否・不登校になる前同様の対応がよいです。

すぐには心開いて話をしてくれなくても、親であれ、先生であれ良好な関係性が保てていたら、きっと話をしてくれるはずです。

ただし登校拒否・不登校になる前に親の対応が毒親な対応をしていたり、過干渉の場合には改める必要があります。

安心できる居場所づくり

本人が悩みや思いをを吐き出せ、それを周囲が受容してくれると感じたら安心感が持てます。

そして安心感が持てたら本人はそこに居場所を見いだせるはずです。これはとても大切で、学校と家に安心しできる居場所があれば登校拒否・不登校にはならないと思います。

登校拒否・不登校は学校に行けないのだから、なぜ家の居場所が関係するの?と思われる方もいるかもしれません。

大人でもそうですが、仕事でつらいことや、嫌なことなどがあって、疲れた時に家で安心してくつろげたらエネルギーをチャージして、また頑張れます。

子供もどんな自分でも(=登校拒否・不登校であっても)受け入れてくれる親がいて、居心地のよい安心して家で過ごせたら心折れることがあっても、修復しまた羽ばたいていけます。

そのため家が安心して過ごせる場所かどうかというのはとても大切なことなのです。

家の中で家族同士が不仲で、言い争いが絶えない、嫁姑の争い、親の暴力、厳しいしつけ、ネグレクト、親の子供への過干渉や、家族の悪口を耳にする、登校拒否・不登校を非難する家族がいるなどがあると、子供は家の中で落ち着いて過ごすことができません。

実際に私の知る範囲で登校拒否・不登校の家庭のほとんどすべてが上記該当に価していました。特に夫婦関係は影響します。こちらに詳しく書いております。

そのためそのような登校拒否・不登校のお子さんのいるご家庭では家の中を誰にとっても居心地のよい、安心して寛げるようにする必要があります。

休ませる

登校拒否・不登校の前兆や初期症状があれば、なんとか学校を行かせようとするよりも快く休ませてあげてください。

ここで、熱がないなら行きなさい、テストなんだから頑張りなさいなどと言わないでください。

説得するよりも、疲れてるようだし休んだら?と言ってあげる勇気も必要です。親にとっては簡単には休ませたくないという気持ちを持つのは自然ですから、休ませるのは勇気のいることだと思います。

でも子供は言われなくても誰よりも学校に行かなきゃと思っています。休みたくても親に言うのも勇気が必要です。親から休んでいいよと言われたら安心して休めます。

最初にも書いていますが、自分が受容されていると感じることができ、心のエネルギーチャージには重要なことです。どうしていけないの?などと言われたらどんなに優しく声をかけても責められると感じるかもしれません。

潔く休んだらと言ってあげてください。

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まとめ

登校拒否・不登校の前兆や初期症状があったら、適切な対応をすることで本格的な登校拒否・不登校を防げる可能性があります。

適切な対応だけでなく、夫婦関係や親の過干渉も影響しますので、改善する必要があります。

早期に不登校を専門としているカウンセラーに相談することをおすすめします。自己流に誤った対応を取り続けてしまうと不登校は長引き、ひきこもりにもなりかねません。

カウンセリングのお申込みはお問い合わせフォームからお願いします。

夫婦関係修復と不登校についてはこちらに書いております。

過干渉の影響はこちらに詳しく書いております。

毒親と不登校の関係はこちらです

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