登校拒否・不登校になって親のとって1つの問題として学校・担任への連絡というのがあると思います。
私は登校拒否・不登校当初この担任への連絡がとても憂鬱でした。
登校できるのか、できないのか本人もわからない・・前日は準備をして登校しようとしている様子はうかがえるし、でも朝になると制服まで着ることができてもトイレにこもってでてこない・・
こんなことが繰り返され、学校や担任に連絡するのがとても憂鬱であり、億劫でした。
また担任の先生が原因の登校拒否・不登校であれば、なおさら担任への連絡はしづらいでしょう。
登校拒否・不登校の連絡というのは一体どうしたら、親の負担が減るのでしょうか?
また担任が嫌い・・怖いという原因で登校拒否・不登校の場合には周囲はどのように子供に接したらよいのでしょうか?
今回は登校拒否・不登校の際の学校や担任への連絡と、担任が怖い、嫌いなどということが原因で登校拒否・不登校になっている場合の周囲の対応について考えてみました。
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目次
登校拒否・不登校の担任や学校との連絡
学校への連絡
学校に行けたり、行けなかったり、もしくは前日は登校すると子供は言っている。
でも翌日になると起きられない、頭痛、腹痛などがある。
登校する支度までできていてもいざ登校しようとするとできない、少し様子をみてから登校させよう・・などいろいろなパターンがあり、朝の時点で学校に行けるのかどうかわからないことが登校拒否・不登校の初期には続きます。
こんな時には学校・担任への連絡はどうしたらよいものかと悩みますね。
学校や担任への連絡が私にとってはとてもストレスで憂鬱でした。
午後からなら学校に行けるかもしれないし、行けるかわからない・・どのように連絡したらいいのだろう・・
毎朝電話で担任へをすることがとても憂鬱でした。
そんな私は担任の先生に正直に伝えた上で、メールで欠席の連絡をしてもよいですか?と相談を持ち掛けました。
先生は快諾してくださり、最初はメールで、本格的に登校拒否・不登校になり始めた時期には登校できそうなら連絡しますと担任の先生への連絡方法を切り替えました。
担任への連絡手段を最初は電話で毎日していたことを、メールにし、かつ基本的には休みだけれど、登校できそうなら連絡という風に変えていったのです。
これは私のストレス軽減に繋がりひいてはこどもに「明日は登校できそう?」なんてプレッシャーを与えずにすむようになり、一石二鳥だったのです。
登校拒否・不登校の連絡にお困りの方はお勧めです。一度担任の先生に相談してみてはどうでしょうか?
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学校からの連絡
休むことが多くなって、本格的に登校拒否・不登校になると学校も時折連絡をくださります。うちの場合には私立だったので、訪問はせず基本お電話を頂き、担任の先生が変わってからは担任によっては頻繁に面談をしに私が伺うようにしました。
この点は担任の先生にもよりますし、学校にもよると思います。学校によっては登校拒否・不登校の子供なんて来るなというようなひどい対応をとられたと言っている親御さんがいるのも事実です。
悲しい現実です。
公立の場合には学校が自宅から近いという点もあり、担任が訪問したり、友人がプリントをもってきてくれたり、というのもあります。
息子の場合には、担任により対応は異なりましたが、プリント類は郵送で、中一、中二の先生は基本的には電話での連絡でした。
この連絡の際私はあえて息子と話をするように先生にお願いしました。
なぜだと思いますか?
学校とのつながりを保つためです
登校拒否・不登校が本格化してくると学校との関係性が希薄になってしまいます。そのためさらに学校へ行くハードルが高くなることがあります。
しかし担任の先生からの連絡があり、繋がりを保っておくことで、いつでも先生は待っていてくれる。学校は登校拒否・不登校の自分を受け入れてくれると思うことができるからです。
そうはいっても息子も必ずしも電話に出られるわけではありませんでした。でも定期的に連絡をくれる担任の先生に対し、少しずつ心さえ開いていったのだと思います。
担任の先生にお願いしたことは学校に来るこないとかではなく、たんなる日常会話などでいいですとお願いしておきました。
息子と担任の先生は当時のドラマの話やクラスメイトの笑える話などを中心にしていたようです。
連絡としてもう一つ私が担任の先生にお願いしたのはプリントを送付する際には一言メッセージなどを入れてもらえると励みになると伝えました。
これも学校に来る来ないとかでなく、先生がクラスで起こった事件やなにげないことを書いて送付してくださいました。
このように学校の様子を感じとれ、学校を身近にしておくのも子供が学校へ復帰する際の足掛かりとなるのです。
担任の先生が登校拒否・不登校の原因の欠席連絡
登校拒否・不登校の原因が担任の先生という場合があります。このような場合、学校に連絡するのも原因を伝えるのもとても困りますよね。
直接言いづらい時には教頭先生や学年主任、スクールカウンセラーと連絡をとってみてもいいと思います。そして欠席連絡については基本休みにして登校できるときだけ連絡を入れるという風にしたほうが親の負担が少ないのではないでしょうか?
親が負担に感じ限界になってしまうと不登校の解決は遠のいてしまいます。
不登校が前向きな経験に。乃木坂・白石麻衣さんも不登校だった。
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担任の先生が登校拒否・不登校の原因
- 担任の先生が怖い
- 担任の先生と相性が合わない・嫌い
- 担任の先生の他の子供への対応を見て子供が萎縮してしまう
- 何気ない担任の先生の一言で子供が傷ついてしまった
- 宿題を忘れて担任の先生に叱られた
- 担任の先生に馬鹿にされた
- 担任の先生の暴言
- 担任の先生の口調がヒステリーだったり、威圧的
担任の先生の発言や対応が原因で担任が嫌いになり登校拒否・不登校になる場合があります。
この場合本当に担任の先生が嫌いということが登校拒否・不登校の原因であれば、担任が変われば登校できるようになるはずです。
でももし担任の先生が変わっても登校できずに登校拒否・不登校なのであれば、担任の先生は原因ではなくきっかけに過ぎないのです。
実際に学年が変わって登校できるようになる子供もいます。この場合には担任の先生が登校拒否・不登校の原因なのでしょう。
しかし多くの登校拒否・不登校の原因というのはもっと複雑で、さまざまな要因があってなっている場合がほとんどなのです。
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担任の先生が原因の登校拒否・不登校の場合の子供への対応
担任の先生が原因で登校拒否・不登校になっている場合にはまずはしっかりと子供の話を聞きましょう。
その上で、親が味方になること。
決して「それは担任の先生が悪いのでなく、あなたにも原因があるんじゃないの?」なんて言わないでくださいね。
担任の先生が親への対応はよくても実際子供への対応は異なるというケースがあります。
残念ながら先生といえども人間です。
100%完璧な担任の先生はいませんし、感情もあります。
実際に残念な担任の先生がいるのも事実ですし、登校拒否・不登校の原因となっているケースもあります。
担任の先生が原因、嫌いという時の登校拒否・不登校の場合には教室に自分の居場所がないのでしょう。
ひょっとしたら、担任の先生がいない別室や保健室なら登校できるという場合もあります。
子供に別室登校や、保健室登校というものがあることを子供に伝え、希望すれば、行うとよいでしょう。
保健室登校についてはこちら、別室登校についてはこちらに詳しく書いていますので、参考にしてみてください。
また学校での居場所がない場合には重要なのは家で居場所があるかどうかです。
家に居場所なんてあるに決まってるでしょう?なんて言わないでください。
居場所というのは安心して羽を伸ばせる場所です。
家の中の空気が重かったり、登校拒否・不登校を責める家族はいませんか?
適切な声掛け、言葉かけについてこちらの記事に書いています。
また両親の不仲や家族の不和などで家の中が落ち着かない家も要注意です。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
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不登校・ひきこもりランキング
まとめ
登校拒否・不登校になり担任への連絡がストレスになる親御様はたくさんいらっしゃいます。
保護者だけでなく、教育関係者の方にも登校拒否・不登校の理解が深まり、お互いを思いやる対応ができるのが望ましいですね。
担任の先生が原因の不登校の場合には学校が怖いという心理になっているかもしれません。
少なくとも家に安心して心休まる居場所を作ってあげることが必要です。
学校が怖いについてはこちらにも詳しく書いております。
不登校のカウンセリングお申込みやお問合せはお気軽にお問い合わせフォームからどうぞ。
こちらの記事もご覧ください。
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