情緒不安定って遺伝するの?

情緒不安定になって、そういえば自分の親も情緒不安定によくなるかも・・遺伝なのかな?と思った方もいるのではないでしょうか?

そもそも情緒不安定ってどんな症状があるのか?

情緒不安定が遺伝するのかどうか、また情緒不安定となる病気の遺伝や情緒不安定な人の接し方についてもまとめてみました。

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情緒不安定の症状とは

情緒不安定というのはどんな状態なのかといえば

  • 感情の起伏が激しい
  • イライラしやすい
  • 怒りっぽい
  • 理由もなく突然泣く

主に上記のような状態が情緒不安定です。

情緒不安定の特徴と対策についてはこちらにも書いてあります。

情緒不安定は遺伝するのか?

情緒不安定が遺するかと言えば遺伝する可能性はあります。

なぜかというと

情緒不安定になる原因

情緒不安定になる原因について詳しくこちらの記事に書いておりますが、情緒不安定になる原因となる主な要因を確認していきましょう。

  1. 自律神経失調症
  2. うつ
  3. 睡眠障害
  4. 不安障害
  5. 発達障害
  6. 境界性人格障害
  7. ホルモンバランス
  8. ストレス
  9. 統合失調症

上記の病気に関しては遺伝する可能性があります。また病気以外のことでいえば、直接ホルモンバランスやストレスが遺伝ということはないにしても環境要因により親から情緒不安定な要素を遺伝すると考えられます。

どのようなことで遺伝するのかというと

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環境要因による遺伝

親子で性格がそっくりなんてことはよく聞く話ですし、きっと読んでいる皆さんや周囲の人にも多いのではないでしょうか?

家族からの影響についてはこちらの記事も参考になります。

これは一つは気質的なものの遺伝です。これは生まれながらにもった性格や傾向とでもいったらよいでしょうか?

またもう一つは遺伝とは少し違いますが、育った環境による影響で遺伝と同じような現象がおきます。

人の性格というのは両親から受け継がれるもの、つまり気質的な遺伝と、育った環境により形成されます。

そのため情緒不安定な両親に育てられたり、周囲に情緒不安定な人が多く関わりが多ければ多いほど、遺伝したかのように影響されて同じ情緒不安定な要素が形成されてしまうのです。

思考の遺伝とでもいったらしっくりときますか?

なので情緒不安定は遺伝するといっても間違いではないでしょう。

自分の親がちょっと日常と違ったことや想定していたことと違うとパニックになり情緒不安定というのが日常茶飯事であれば、情緒不安定というものが特別なことでなく日常的なんて方もいるかもしれません。

また自己否定の強い両親や、友人が多ければ、自信がないわけですから、情緒不安定になりやすいといえます。

どのような性格の人が情緒不安定になりやすいのかといえば

  • ストレスに弱い
  • 敏感で繊細
  • 人の目が気になる
  • 考え方がネガティブ

自己否定を改善したいあなたはこちらを参考にしてください。

このような性格な人は情緒不安定になりやすい傾向にありますし、性格というのは親からの遺伝要素が高いわけですから、情緒不安定は遺伝するともいえるのです。

また情緒不安定になりやすい人と接する機会が多いと最初は驚いてもだんだんと慣れてしまって、知らないうちに影響をうけ、まるで遺伝しているかのようにあなたも情緒不安定になってしまう傾向があるかもしれません。

逆に精神状態が常に安定している人と過ごせば、あなた情緒不安定もなくなってくる可能性はあります。

性格的な遺伝だけでなく、生活習慣も遺伝しますから、夜更かし家庭で育った場合には睡眠が十分にとれないことで情緒不安定となっている場合も考えられます。

オオカミに育てられた人間の子供がオオカミの習性を学び取り入れていくように、情緒不安定に関しても決して例外でなくまるで遺伝かのように同じことがいえるというわけです。

では情緒不安定になりやすい人はどうしたらいいのか?また情緒不安定な相手に対しての対処の仕方はどうしたらよいのでしょうか?

情緒不安定な人への接し方

いままで普通に会話をしていたのに、突然情緒不安定になって、怒りだした、泣き出したなんてことがあると面食らってしまいますね。

どのように接したらいいのでしょうか?

①相手を責めない

情緒不安定になっている人に対して火に油を注ぐような発言はしない。

責めたり、感情的に怒らない。相手をなだめたり、下手に褒めたり持ち上げる必要もありませんが、気持ちを逆なでするようなことは避けましょう。

ただでさえ情緒不安定な状態ですので、ますます情緒不安定になってしまうかもしれません。

②相手の話をよく聞く

情緒不安定になっている人は自分の想定と現実がはるかに違ってパニックを起こしてしまっていたり、もしくは病気だったり、なにか事情を抱えていて情緒不安定なのかもしれません。

無理に聞きだす必要はありませんが、相手が話したいことを遮らずに、しっかりと傾聴しましょう。

そしてやたらアドバイスなどはしないこと。思いを吐き出させるイメージで相手のおもうがままに話をさせてあげましょう。

そしてできることなら共感してあげるとよいですね。

情緒不安定の解消方法

情緒不安定を解消するには基本的にはストレスを除去し自律神経を整えることです。

  1. 現状を受け入れる
  2. 考えを整理し思いを吐き出す
  3. 考え方のの違う人とも話をする
  4. 睡眠
  5. セロトニンを摂取
  6. 規則正しい生活
  7. 適度な運動
  8. アロマを使ってみる
  9. 湯船に入る
  10. ツボ押し

情緒不安定の解消方法の詳細にはこちらの記事に書いておりますのでご覧ください。

思考というのは癖づけられており、思い込みとなり、歪んだ認知となってしまっていることもあります。

歪んだ認知や固定観念の払拭をするためには自分の考え方に柔軟性を持たせる、認知行動療法を受けるといことも情緒不安定解消に有効と言えます。

まとめ

情緒不安定になる病気も要素も遺伝することがあるということがおわかりいただけたと思います。

情緒不安定な方への接し方を覚えておくと、相手がさらに情緒不安定にならずに落ちつきを取り戻せますので参考になさってください。

また日ごろから情緒不安定に限らずストレスをためないことが様々な不調の予防に役立ちますので、ぜひこちらの記事を参考に自律神経を整える習慣を身につけましょう。

失恋や恋愛中の情緒不安定についてはこちら

生理前の情緒不安定とアロマについてはこちら

性格を変えたいあなたはこちらの記事が参考になります。

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