ストレスからの過食で自己嫌悪・・自傷を防ぐには

ストレスでドカ食い、やけ食い・・過食傾向にある人はいけないとわかっていながらもついつい過食してしまい、自己嫌悪・・そしてまたストレスから過食・・・

負のループから抜け出せない・・このストレス→過食→自己嫌悪→ストレス→過食を繰り返していると、自己嫌悪感がひどくなり、自傷してしまうという結果を招いてしまう人もいます。

なぜストレス、過食、自己嫌悪から抜け出せず自傷してしまうのでしょうか?

ストレスからの過食

ストレスを感じると何も食べたくなくなるという方もいれば、やけ食いという言葉があるように、食べることやお酒を飲むことでストレス解消を図る人もいますよね。

ついつい過食気味という方の場合には、お腹はいっぱいなのに、さらに食べてしまう、そして体重が増えてしまい、過食をやめようと思ってもやめられない自分に自己嫌悪してしまいます。

まだつい食べ過ぎてしまうという程度の過食であれば、問題はありませんが、異常なほど食べてしまうという過食やそんな自分に自己嫌悪して無理やり吐いてしまう場合などは摂食障害の恐れもあります。

摂食障害というと拒食症の印象を持たれる方もいると思いますが、拒食症とは反対の過食症も摂食障害なのです。

異常なほどの過食の場合には病院で診察を受けたほうがいいかもしれないですね。

摂食障害の症状については下記厚労省のHPから引用した表を参考にしてみてください。

神経性食欲不振症(AN;神経性無食欲症、神経性食思不振症、思春期やせ症)

神経性過食症(BN;神経性大食症)

厚労省 みんなのメンタルヘルスより

過食から自己嫌悪そして自傷へ

なぜ過食から自傷行為へ発展してしまうのでしょうか・・

過食から自己嫌悪しすぎてしまい、自傷してしまうことがあるようです。

自傷行為とは自分を傷つけることですね。

自傷というとリストカットを思い浮かべる人が多いとおもいます。

そのほかにも、

  • 抜毛、
  • 爪を噛む
  • とがったもので自分を刺す、
  • 自分を殴る
  • ひっかく
  • 頭を壁にうちつける

なども自傷行為です。

ちなみに自殺とは異なります。自傷行為をする際には別人格が現れるともいわれています。

自傷してしまう理由

過食の場合に限らず、何かによって自己嫌悪して、別の人格が、怒りや悲しみを自分にぶつけるために自傷行為が行われるという場合もあるようです。

エスカレートすると、たばこの火を自分に押し付けたり、熱湯をかぶるほどの自傷行為をしてしまう人もいます。

一般的に自傷する理由としては

  • 自分の存在確認
  • ストレス発散
  • 自分への罰
  • 他者への承認欲求
  • 他者への見せしめ
  • 死にたいほどの絶望感
  • 無意識
  • 愛情の欠乏
  • 精神未発達
  • 現実逃避
  • 自信のなさ

過食の場合の自傷の理由としては、やはりストレスや自己嫌悪が強いと考えられます。

あるべき自分、理想の自分と現実の自分を比べたときに、そのギャップを感じ、自己嫌悪が強くなってしまい、衝動的に自傷してしまうというケースが多いでしょう。

単に過食でなく、摂食障害の場合には、ダイエットしてスリムな自分を目指しながらも、ストレスからつい過食してしまう。

そんな自分に自己嫌悪し、過食の後に意図的に無理に吐き出す人もいますし、自傷してしまう人もいるのです。

自傷の理由のところに他者への見せしめと書きましたが、これはこんなに自分は苦しんでいるんだと周囲にわかってもらいたいため、自分の存在意義を確認したいということです。

自傷行為の予防と対策

どんなことが原因で自傷してしまうのかによって予防も対策も異なってきます。

自傷のデメリットが大きいことを認識する

過食だけであれば、ともかく、自傷ともなると、その一時はストレスから逃れ気が晴れるのかもしれませんが、そのデメリットは大きいです。

身体にも心にも傷は残ります。

根本的なストレスを取り払うことはできないのです。

自己嫌悪を取り除く

過食がストレスからのものであって自己嫌悪してしまうことが原因であるのであれば、自己嫌悪感を取り除く必要があります。

自己嫌悪感があるというのは、あるべき自分と現実の自分の不一致によっておこります。

そのためあるべき自分と現実の自分のギャップを縮める必要があります。

あるべき自分があまりに現実とかけ離れてれば、いくら努力してもギャップが縮まるのが困難で時間がかかってしまいます。

こうでなくてはならないという認知の歪みを修正していくことが大切です。

過食の場合であれば、スリムでないといけないという思い込みがあるはずです。

そもそもスリムでないといけないのか?スリムとはどういうことを指すのか。

スリムでないとあなたにどのような影響が及ぶのか?

今一度確認考えてみてはどうでしょうか?

国によってはふくよかな人が幸せの象徴であり、好まれるともいわれます。

過食で自己嫌悪してしまうことはありません。

それが病気になるほどのことでない限り、ストレスで過食する人はたくさんいるのです。

自己肯定感を高める

理想の自分と現実の自分の違いから自信を失い自己嫌悪して自己肯定感が低い状態から自傷に走ることもあります。

そのため自己肯定感を高める必要があります。

なぜそんなに自己肯定感が低いのか?

何かの失敗や挫折など原因があって自己肯定感が低いこともありますし、育った家庭環境が影響して自己肯定感が低い場合があります。

本来は成長過程で親からの愛情を注がれることで自己肯定感は育ちます。

あなたの育った環境は変えることはできませんが、あなた自身の思い込みを変えて自己肯定感を高めることはできます。

まずは今の自分、ありのままの自分を認め受け入れてください。

過食してしまう自分を認められず、せめてしまうために自己嫌悪して、自己肯定感が低くなってしまいます。

ストレスなどなにか、原因があって過食しているはずです。

step 1.最近仕事が忙しくて、無意識で過食に走っていたけれど、よく考えるとストレスからだった。

step 2.ストレスが溜まって過食に走ってしまっているんだな。

step 3.ストレスを解消する方法を過食以外のもので探してみよう。

こんな感じです。

一旦今の自分を受け入れるのです。責めたり否定していてはいつまでも自己嫌悪が取り払われず自己肯定感も低いままとなってしまいます。

そして自己肯定感を高めていくのです。

自己肯定感を高めるためのヒント

  1. 目標達成可能なこと(少し努力すれば)にチャレンジして少しずつハードルを上げていく
  2. 自分のできていることに焦点を当てる(昔のことでもOK)
  3. 自分の恵まれていること、ラッキーな出来事に焦点をあてる(昔のことでもOK)
  4. 人にしてもらって嬉しかったことを思い出す(昔のことでもOK)
  5. ネガティブな発想からポジティブな発想へ転換していく
  6. 自分を信じる・自分はできると思う
  7. かつてできていたこと、かつて自信をもってたときを思い出す

上記のどれか一つでもできないでしょうか?

自分はダメな人間だ、不運な人間なんだと思い込み自己嫌悪している人でも、よくよく考えていくと、幼いときにこんなにうれしいことがあった。

恵まれていたな、ラッキーだったなと思うことが1つや2つあるものです。

できていないことや不運なことに焦点を当てるのではなく、嬉しかったこと、幸せだったことに目を向けてみてください。

きっと自己嫌悪感も取り除かれ、自己肯定感が少しずつでも高まっていくと思います。

毒親のせいで自己肯定感が低い場合に高める6つの方法の記事はこちら

自傷行為を防ぐ周囲の対応

非難しない

自傷に至るのは自己肯定感が低い状態あので、自傷したことで、周囲の人が非難すれば、自傷した本人は自己嫌悪に陥り、ますます自己肯定感は低くなり、再度自傷に至ることも考えられます。

見知らぬふりをしない

自傷行為をしているのをわかっているのに、見て見ぬふりをするというのもいけません。

自傷行為をする理由が他者への承認欲求の場合があります。

この場合見ぬふりをしてしまうと、自分なんていてもいなくてもいいんだ・・と自分の存在意義を否定してしまう可能性があるからです。

理由を問いたださない

自傷した理由を訊くことは、本人は責められていると感じてしまう可能性があります。

本人との関係性も悪くなる可能性もあり、その人にとってよりどころとなる人がいなくなってしまうかもしれません。

適度な距離を保つ

自傷を未然に防いだとしても、何度も自傷が繰り返しあったりすると、周囲の人はまた自傷するのではと、気になって何度も部屋を覗いて様子を確認したくなるでしょう。

しかしそのような対応によって、自分は信頼されていないと感じたり、非難されていると感じてしまうかもしれません。

かといってあまりに関わらないようにするのも見放された気がしてしまうかもしれません。

適度な距離といっても難しいかもしれませんが、今後の自傷を未然に防ぐためにも適度な距離を保ちましょう。

コミュニケーション

自傷するのではという不安をぶつける質問や干渉は避け、適度な距離感のもとコミュニケーションをとるのが良いですね。

何をしゃべってよいのかわからない場合には最低限の挨拶はすると良いですね。

そしてできるだけ本人が話をしたいときには遮らずに聴く。

また、上記にあるように非難したり、否定したり、アドバイスをするよりも、相手の話を受け入れできるだけ辛い気持ちに共感することが、自傷する本人が自己嫌悪に陥らず、自己肯定感を高めるためによいでしょう。

冷静な対応

自傷行為を発見したりすると、周囲の人も慌てたり、驚いてしまい、とっさに感情的な言葉が出てしまうかもしれませんが、できるだけ感情的にはならず、冷静な対応を心がけたいものです。

専門機関に連れていく

過食から自傷までする場合には精神保健センターや保健所に相談をしたり、専門機関に連れていくことも検討すると良いですね。

パーソナリティ障害や自己同一性の障害と結びついていることもあるため、判断に迷ったら受診をおすすめします。

情緒不安定になるパニック障害・パーソナリティ障害の記事はこちら

適切な家庭環境

自傷したのが家族であり、あなたが親である場合には、家庭環境が本人にとってストレスであり、過食や自傷をしてしまっている可能性があります。

もし家族関係が、支配やネグレクトなど機能不全家族ともいえるような場合には環境を整えることも必要です。

下記記事も参考にしてみてください。

生きづらいアダルトチルドレン(AC)は機能不全家族が生み出している

まとめ

ストレスが原因での過食。あまりに繰り返してしまったり、過食から太ってしまうことで自己嫌悪になってしまいます。

そして自己嫌悪がひどくなると自傷する人もいらっしゃいます。

そうならないために、本人ができること、周囲ができることをして、自傷する方をなくすように対策したいものです。

こちらの記事もご覧ください。

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