母親の過干渉が子供の心理に及ぼす7つのマイナス影響をチェックしてみよう

子供と接する時間が長いのは一般的には父親よりも母親ですね。親の影響というのはとても子供にとっては大きいですが、特に母親が過干渉の場合の影響は7つマイナスの影響があります。

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1.母親の過干渉~該当するかチェックしてみよう~

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過保護と過干渉の違いってわかりますか?過保護というのは子供が望むことを必要以上にすること。

過干渉は子供が望んでいるかどうかは関係なく親の思い描く理想に合うように必要以上に干渉することだと私は思っています。

もちろん躾は大事ですが、過干渉は若干いき過ぎた行為ではないかと思います。

例えば下記のような過干渉な言動はありませんか?チェックしてみましょう。

  • 子供の意思に反して~しなさい~すべきと指示を出す
  • 学校や明日の準備を母親がする(教科書を揃えたり、明日着ていく服を選ぶなど)
  • 宿題や課題を期限までにしたのかチェックをする
  • 朝起こす
  • 勉強を手伝う
  • 進路や就職に関して口出しをし、ある一定レベル以上でないといけないと言う
  • 恋愛や結婚にも口を出す
  • 先回りして世話をやく

上記の他にも色々とあると思います。母親としては全て子供のため。そして子供が失敗や危険を回避し苦労しないようにとやっていることです。愛情があるからこその過干渉だとは思います。

でも本当に子どものためになるのでしょうか?

毒親かもと思ったらこちらをどうぞ

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2.子供への7つのマイナスの影響

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2-1.自立できない・自主性が育たない

母親が常に先回りをして指示を出すという過干渉は、子供は自分で考えて行動をしなくても指示通りに動けばよいわけですから、当然ながら自立ができません。そして自主性も育ちません。常に指示待ち状態です。

指示がないとどうしていいのかわからなくなってしまう可能性があります。

2-2.努力をせず人のせいにするおそれがある

過干渉が行き過ぎて母親が次の試験に備えて、このページとこのページを覚えるのよ。ここは暗記するのよと指示を出して勉強をさせた場合にはどうなるでしょうか?

その指示がなくなればもちろん勉強はしません。そして試験の点数が悪ければ「お母さんが教えてくれなかったからできなかった」と人のせいにします。

実際にあった出来事です。お母さんは教科書の暗記させたい部分にマーカーをひき、手作りの問題集作りを中学までずっとしていました。

高校になってやめたとたんに、成績は下がり、母親のせいにしたそうです。いつまで子供の勉強を見続けますか?

2-3.自分を否定的にとらえてしまう・思考停止

例えば子供が「これがいい」と言い、母親が「でもねこっちのほうが~だからいいのよ」そして学校や就職に関しても「○○以上のレベルじゃないとだめよ。」「○○学校/会社だと認めないわよ」という発言が小さい時からずっと成人するまでし続けられていたら・・

「私が意見を言っても聞いてもらえない」「自分の好みを言っても無駄だ」「○○レベルより下の私はダメな人間なんだ・・」という心理となり、自分を否定的にとらえ自信がなくなってしまいます。(自己肯定感の喪失)

例えば常に勉強に関してうるさく、テストの点もチェック。母親が90点以上でないと褒めてくれない。子どもは頑張ります。でも90点以上取れなかったらどうしよう・・そしてとうとう90点以下をとってしまったら・・こんな自分は母親から褒めてもらえない、嫌われる、こんな自分はダメなんだと思ってしまいます。

自分の意見を言ったところでそれを受け入れてもらえないわけですから、考えても無駄だと思うようになり、考えることをやめてしまうようになります。

2-4.失敗を恐れるようになる

本来であれば、子供の時から失敗と成功を繰り返し、学び成長をします。でもその失敗や危険を回避するように母親が過干渉な対応をしているため、失敗をしたことがありません。

なので、はたからみて大した失敗でなくても失敗をした時に立ち直れないことがあります。

2-5.委縮してしまう可能性がある

親に意見を押し付けられ、時には母親にきつく叱られる、ヒステリーを起こされる。食事の際には躾だと箸の上げ下げ、姿勢をチェックし食事の間中に注意し続ける。食事が楽しくなくなりますね。

これらのことが繰り返されるといつ怒られるかと常に人の顔色を窺い母親に対して委縮してしまいます。自分の意見を持たないだけなく、意見したり、話すことすら怖くてできなくなってしまうかもしれません。

もちろん躾は大事です。でも注意の仕方や頻度は考慮すべきではないでしょうか?度が過ぎると子供は家にいても安らぐことができません。

2-6.神経症や不登校・ひきこもりになる可能性がある

さまざまのことに口だしやチェックをする過干渉が続けば続くほど、無気力になってきて、神経症を発症したり、不登校やひきこもりになってしまう可能性があります。

知らず知らずストレスとなり、自律神経が乱れてしまって不眠や頭痛などさまざまな症状を引き起こします。

不登校やひきこもりになった場合に本人に聞いたところでどうして学校に行けないのか、外出できないのかわからないのです。

残念ながら不登校やひきこもりの子供の母親に過干渉が多いのも事実です。不登校の親の特徴についてはこちらに書いています。

よくあるのが、子供のころから過干渉な母親により失敗を回避し受験も勝ち続け、一流企業に就職し負け知らず。でも実際社会に出てみると失敗することもありますし、自主的に考え、行動することが要求されます。

でも彼らは全て指示だしをされてそれを実行してきたため自主的に考え行動するということができません。むしろ指示を与えてくれない人が悪いと思ってしまいますし、何か失敗をしても策を練ることができず、自信を喪失しひきこもりになってしまうという大人が増えてきているのが現実問題です。

親の加護があってレールに乗れているうちは良いけれど脱線してしまうと、どうして良いかわからないのです。

毒親も不登校や引きこもりの原因となります。過干渉が毒親の行為にあたるかもしれないですね。こちらに詳し書いてあります。

2-7.母子密着・共依存になる可能性がある

常に母親が段取りし、指示をするという過干渉が当たり前の状態で、慣れてしまい、それが心地よい場合には母親と一緒にいるのが当たり前、母親がいないと何もできないし心理的に不安になります。

大人になっても母親が気になって仕方なく、デートの間も母親へラインしたり、電話したりして、自分より母親が好きなのではないか?と言われて別れてしまったという経験談は多いです。

もしも結婚にまで至ったとしてもすぐに実家に帰ったり、母親が遊びにきたりして結婚相手がうんざりするというケースもあります。

母親が子供が自分の生きがいとなっている場合にはなりやすい傾向です。母子分離不安の解決方法についてはこちらをご覧ください。


3.過干渉な母親をやめましょう

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ここまで読んで頂いておわかりだとは思いますが、過干渉は心理的に子供におよぼす影響は大きく、マイナス要素が多いです。

口出しをしすぎたり、さまざまなことをチェックする過干渉という行為はは大家族から核家族化、少子化が進んでいるため母親の目がどうしても子供に集中してしまうことからおこっています。

また夫婦の仲が悪かったりすると、母親はどうしても子供に意識を向け、場合によっては父親への不満を子供にぶつけている場合があります。

その場合にはまずは夫婦関係が良好になる努力をするようにする。(夫婦関係修復に関する記事はこちらをどうぞ)

そしてこれまで子供が生まれてからずっと過干渉と思わずに過干渉な言動を行っている場合にはいきなり過干渉をやめろといってもどうしたらいいの?と戸惑うかたもいると思います。

どのように心がけたらよいでしょうか?

3-1.課題の分離をする

どうしても意識が子供へと向いてしまうために過干渉がおきます。

でもその問題は子供の問題であって、自分の問題でないことがあります。

例えば進路などは本人の問題であって、親の問題ではありません。

もちろんアドバイスは必要かもしれませんが、自分の理想を押し付けたり、その理想に向かって誘導してはいけません。

親は問題の仕分けをしたうえで、自分の趣味を持つ、習い事をする。仕事を始める。夫婦で出かけるようにするなど、子供中心の生活を変えてみませんか?

3-2.放任主義になってみる

本当に何もかも放任になんて過干渉の母親はできませんから、放任を心がけるくらいでちょうどいい塩梅だと私は思っています。

3-3.本人の意思を尊重し傾聴する

子供の希望、想い、話をとにかくよく耳を傾けて聴いて下さい。決して途中で割り込んで話をさえぎって話し始めてはいけないですよ。

最後までとにかくきちんと聴くということが大事です。そして、できるだけ母親の意向や価値観、理想を押し付けない。

「そうはいっても~したほうが絶対いいのに」などと言わないように。お口にチャックをするくらいの気持ちでいてください。

たとえその道が試練が多くて大変そうであっても子供は自分で選択したことであれば頑張れます。失敗を通して学び、成長します。失敗は成功のもととよくいいますよね。私はこの言葉は本当だなと、息子の成長を通して痛感しています。

子供を信じて本人の意思を尊重してみませんか?


4.まとめ

いかがでしたでしょうか?この記事を読んでもまださまざまなことをチェックし続けますか?口出ししますか?母親なら子供のためと思ってついついしてしまいがちな過干渉な行為があると思います。

でも本当に子どものことを考えるのであれば、心理的な影響も踏まえ、過干渉をやめませんか?

過干渉のせいで、子供が元気がないかも・・部屋にこもってしまった・・不登校に・・という方。わかっているけど、やめられないんですとおっしゃるあなた。カウンセリングを受けてみませんか?お問い合わせフォームより、ご連絡ください。ご案内をお送りいたします。

お問い合わせだけでも構いませんので、お気軽にどうぞ。

毒親についてはこちらに書いております。

あなたの家族は機能不全家族ではありませんか?機能不全家族の影響についてはこちらです。

機能不全家族の連鎖で殺人事件もおきていたの記事はこちらです。

こちらの記事もご覧ください。

過干渉の親の正しい対処法とは



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