登校拒否・不登校になると、親は心配になり、学校に行けない日々が続くと精神科や心療内科かとにかく病院を受診すべきかどうか?と悩みます。症状があればなおさらです。
小学生の場合にはあまり症状や学校に行けない理由などもうまく説明できず困惑すると思います。
人によっては特効薬があるのではないか?と考える方もいらっしゃるようです。
実際問題、登校拒否・不登校の場合には精神科の病院や心療内内科の病院を受診すべきなのでしょうか?また登校拒否・不登校に効く薬ってあるのでしょうか??
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病院の精神科、心療内科の受診の違い
そもそも受診するにあたり病院の精神科と心療内科の違いがわかりますか?
精神科
精神科は主に心の病を扱うところです。といってもピンときませんね。
- イライラする
- 気持ちの落ち込み
- 幻聴
- 幻覚
- 妄想
- 不安感が強い
- うつ病
- パニック障害
- 発達障害
- 対人恐怖症
などの場合には精神科を受診です。
心療内科
心療内科は内科の一分野です。
こころの原因ではあるが内科的身体症状がある場合に受診するところです。
- 動悸
- 息切れ
- めまい
- 下痢
- 便秘
- 頭痛
- 腹痛
ある程度病院の精神科を受診すべきか心療内科を受診すべきかおわかりいただけたかと思います。どちらを受診すべきか迷った場合には電話で症状を伝えて相談するのが一番だと思います。
小学生であればあまり自分で症状も説明できないかもしれないですね。親が様子を細かく伝えることで病院の精神科なのか、心療内科なのか判断してくださると思います。
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登校拒否・不登校に精神科や心療内科の受診や薬は必要か?
精神科にせよ心療内科にせよ受診して薬の効果があるのはその症状に対してのみと言っていいと思います。
登校拒否・不登校の根本的な解決は精神科や心療内科を受診して薬が処方されてもも可能性は低いでしょう。
医師が登校拒否・不登校について理解があり、適切な対応ができる場合もまれにあるようですが、ほとんどの場合は薬づけで、よくならず登校拒否・不登校が長引いているというケースが多いです。
ただし、症状を治療するために受診するのは有効といえますし、鬱病や各種恐怖症の治療やカウンセリングを受けるにはよいと思います。
薬に関しても決して毛嫌いするのでなく、鬱病などは医師の指導に沿った服用が効果的ですので、自分勝手な判断で、薬をやめたり、薬の量を変えてしまうのはよくありません。
精神科や心療内科の受診に迷ったら、一度は受診してみると安心できるので、受診してみたほうがいいでしょう。病気でないとわかればそれでよいし、受診して病気がわかれば、適切な処置を受けられます。
薬に関して精神科や心療内科を受診した際に小学生や中学生の子供の段階で薬はできるだけ服用したくないなど、きちんと希望は伝えたほうがよいですね。
症状に関しては精神科や心療内科の受診により治療をし、こころの部分ではカウンセリングを受けるというように、精神科や診療内科だけで登校拒否・不登校を克服しようとするのでなく、別々に考えていくとよいのではないでしょうか?
薬はあくまで身体症状を抑えるものであって、決して薬で登校拒否・不登校を解決することはできません。
カウンセリングに関して言えば、一般の心理カウンセラーや臨床心理士さんよりは不登校・登校拒否の問題にかんしては専門に扱っているカウンセラーをお勧めします。
実際に息子は登校拒否・不登校となり、頭痛、腹痛を訴えていたので、心療内科を受診したことがあります。
その際に医師からはカウンセリングをすることが有効であると勧められ、ご紹介を受けた心理カウンセラーのカウンセリングを受けましたが、全くもって効果はなく、本人も一度行っただけで、もう行きたくないといいました。
心理カウンセリングというのはたいていは大人が悩みを吐き出したりするために自らが行くものです。
しかし登校拒否・不登校というのは10代の子供たちで、自らカウンセリングを受けたいという子供はなかなかいないと思います。
そして、心理カウンセラーであっても登校拒否・不登校に関しての知識や理解がない方もたくさんいらっしゃいます。それだけ登校拒否・不登校というのは特殊なものなのです。
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まとめ
登校拒否・不登校の場合身体症状やなど気になる症状がある場合には精神科や心療内科の病院を受診することはよいと思います。
小学生くらいだと症状の説明が上手くできないこともあると思うので細かく様子を伝えて精神科の病院か心療内科の病院かどちらがよいのか直接病院に問い合わせてみると良いでしょう。
しかしながら、処方された薬では症状を抑える対処療法にはなっても、登校拒否・不登校の根本解決はできません。
カウンセリングなどと併用し、周囲の理解と適切な対応が登校拒否・不登校の根本解決につながるといえるでしょう。
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