毒親育ちのせいで子供が欲しくない。友達がいない・・

自分の親が毒親だった場合、その影響を受けて育った子供は自分は子供を欲しくない、いらないと思う方が多いようです。また毒親のせいで友達がいないという方もたくさんいるようです。

なぜそういう想いに至るのかと、それでも結婚相手が子供が欲しいと言った場合にはどうしたらよいのかを考えてみました。

[quads id=1]

1.毒親育ちの子供は子供が欲しくない

毒親に育てられた子供は自分と同じ想いを子供にさせたくないという気持ちや自分が毒親になるのではないかという不安が主な理由で子供が欲しくない、いらないと考えていらっしゃるようです。

そして自分自身の子供時代を振り返った時に毒親の操り人形だったと答える方がとても多いのが印象的です。

子供が欲しくなくなる気持ちもわかります。毒親のエピソードをみたら・・

でもずっと子供は欲しくない、いらないと思っても結婚相手が子供を欲しがったり、妊娠してしまったりすることもあり、そんな時どうしようと迷う方も多いようです。

生理すると子供が欲しくない大きな理由は2つ。

  1. 毒親とおなじことを自分の子供にしてしまうかもしれない
  2. 子供に愛情を注ぐ自信がない

2.子供を持つかどうかの選択

結婚相手が子供を欲しい場合

相手が子供を欲しい場合にはまず、自分が毒親にされてきたことを話をし、自信がない、子供を欲しいと思わない、毒親の遺伝子を残したくないなど・・自分のありのままの気持ちを話して、想いを吐き出してみましょう。

それでも相手がなんとしても子供が欲しいと言ったり、自分も相手の子供なら欲しい、この人となら子供を育てられる気がすると思うかもしれません。

もう毒親からは解放され、あなたはあなたの意思で子供をもつかどうか決断できるのです。

自分もしくは相手が妊娠した場合

絶対に子供は欲しくない、いらないという考えが変わらずに中絶をして、妊娠できないように手術をする方もいらっしゃいます。

でもなかには妊娠した途端考えが揺らぎ、結果子供を産む、持つという選択をする方もいらっしゃいます。

子供を産むも産まない(持つも持たないも)もあなたと相手が責任を持って決めたらいいのです。もちろん産むという選択をする場合には子供をしっかりと育てるという決意が必要です。

[quads id=2]

3.子供を持ち幸せになるには

子供を最初から欲しくない、いらないと言っている毒親育ちの方以外でも、つまり誰でも子供を持って母親もしくは父親になる自信が最初からある人はいません。

皆子供と一緒に成長し徐々に母親や父親になっていくものです。

実際に結婚し子供を産むという選択をした毒親育ちの方で、今現在幸せに暮らしている方の共通点は

毒親を反面教師にする

どんなことをされたら、悲しみ、苦しむのかを一番わかっているのは毒親育ちのあなたのはずです。

そういう行為や他にもこちらに書いてある毒親エピソードのようなことを自分の子供にはしない。愛情を持って育てるということです。

親の概念の変化

もうひとつは親への概念が結婚相手の影響や結婚相手の両親により変わったという方がとても多いです。

毒親育ちの場合には自分の毒親しかわかりませんから、親というのはそういうものと親というものを毒親基準でみてしまいます。

しかし実は毒親以外の親がたくさんいて、愛情を持って育てられ、皆が操り人形ではない、不幸な子供時代とは限らないんだということを比較して初めて知った。という方がいます。

結婚することになって相手の家族と交流するうちに義両親から温かい対応をしてもらい、親になってみようと思ったり、結婚相手の子供なら欲しいと自然に思えたという方もいます。

また結婚相手以外からも影響は受けているようで、ネットにあふれる毒親のエピソードをみて、自分よりもひどい仕打ちを毒親から受けている人がいると知り、その方が親になり頑張っている様子を見て自分も頑張ろうと気持ちが変化し親になってみようと思う方もいらっしゃいます。

4.毒親のせいで友達がいない

毒親自身も友達がいなくて子供に執着しているという場合もあります。そのため毒親が子供につきまとい、友達と遊ぶ時間まで奪い友達がいないという場合があります。

毒親自身が友達がいないと、子供に友達ができることを阻止しようとする毒親さえいるのです。

また友達がいて遊んでいても、毒親が遊んでいる場所に迎えに来てしまったり、友達の家に遊びに行かせてくれない、大人になっても門限が6時だったり、遊んでいる最中に何度も何度も電話をしてくる毒親もいて、毒親の支配が友達付き合いに影響を与えていることがあります。

5.何事も決断するのはあなた

子供を産むも産まないのも、持つかどうかはあなたとお相手の自由です。もちろん妊娠する前にそれをきちんと決めておくというのが良いですが。

毒親の歴史が繰り返されるという事実がある一方で、毒親育ちの子供は毒親を反面教師として子育てしている方もたくさんいらっしゃいます。

毒親を変えることはできなくても自分は変えられます。自分が毒親になりそうならあなたがそれを断ち切ればよいのです。

ただ子供が欲しくないと思っていたのに、しぶしぶ子供を持つという選択をして、結果毒親になったり、虐待するのだけはやめてほしいと思います。

子供を持つと決めた以上あなたは自分の子供に責任を持つべきなのです。

友達がいないということに関しても毒親と距離を置く、絶縁するなどして毒親の影響を受けないようにすることもできるはずです。

出産も友達作りも最終的にはあなたの対応次第です。

5.まとめ

毒親育ちの方は子供は欲しくない、いらないと思う方が多いですが、子供を持つという選択をして幸せになっている方もいます。

友達作りに関しても友達がいないのを毒親のせいにしていても仕方ありませんから、今後のあなたの対応次第です。

何事も最終決断はあなた次第ですなのです。

毒親の対処法についてはこちらを参考になさってください。

毒親との絶縁に関してはこちらを参考になさってください。

[quads id=3]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。