高校に入って不登校になってしまうと、中学までの義務教育とも違うため、出席日数や単位、そして親であれば授業料なども気になってくるかと思います。
その不登校を解決するためには適切な対応をすることが必要です。
しかしながら不登校に関して正しく理解している人は少ないとま感じています。
私もかつては不登校に対して正しく理解できておらず適切な対応どころか、してはいけない対応三昧してしまった親です。
しかし誤った対応をして失敗をたくさんしたからこそ今は適切な対応や不登校の子どもの気持ちが100%とは断言できませんが、かなりできていると思います。
だからこそ息子も不登校、ひきこもりを経て自らの意思で高校に入り直し不登校が解決できたと思っています。
不登校という経験から学んだ適切な対応についてお話していきたいと思います。
目次
1.不登校のNG対応

1-1正論攻撃
この対応はやってしまいがちではないでしょうか?下記のようなことを言ってませんか?
- 学校に行きなさい
- 授業料がもったいないじゃない
- なぜいつまでも寝ているの
- なぜ学校に行かないの
- いつになったら学校に行くの
- ~すべきでしょ
- 学生の仕事は学校に行き勉強することでしょ
- なぜ黙っているの?
- このままで将来どうするの?
- なぜ勉強しないの?
- ゲームばかりするのはやめなさい
私もかつてはこの対応をし続けてしまいました。
この対応をし続けていると子供は「どうしてわかってくれないんだ!」と暴言を吐いたり、暴力をふるう子供もなかにはいます。
まだ暴言や暴力をふるっているうちはなんとか自分のことを理解してほしいという気持ちの表れといってもよいのではないかと思います。
高校生ともなればほぼ大人になりかかっているため親の矛盾点に気づいたり、親に対して反発する気持ちがあったりします。
そして高校生といえども大人に比べたらまだ自分の気持ちを整理し適格に表現できないこともあります。
親の対応は正論であってもそれは子供は百も承知していることであり、だからこそその対応は不登校の高校生にとっては凶器なのです。
具体的に説明をすると学校に行かなくてはいけないのはわかっている。でもできない。どうしたらいいかわからない。途方に暮れている状態。
なのに親は高校に行けと口うるさい。あなたが不登校の高校生だとしたらどう感じますか?
やらないといけないのはわかっているけれど、どうしたらいいかわからない。できない。でもやれと言われるわけです。
やらないといけないことは正論です。でもその正論が自分ができないことだとしたら突き刺さる言葉に感じませんか?
この対応をし続けていると、次第に黙り、部屋からも出てこないといういわゆるひきこもり状態になってしまう場合があります。
子供にとっては諦めてしまっている、親への不信感からこその対応だと思います。
1-2.比較
兄弟姉妹がいる場合、片方は登校できていて、もう一人は不登校というケースもあると思います。
そんなときに、○○は登校しているのに・・とか、登校できている兄弟が、不登校の子どもに向かってずるいなどと発言をしてしまうことがあります。
その時に親が「そうよね」と同意する対応してしまうのはNGです。
不登校の子どもを否定していることになってしまいます。
また不登校の子どもにあてつけのように友達の名前などを挙げて○○さんは○○高校に受かっったそうよなどと言ってしまう比較の対応もNGです。
これはよく考えてみれば嫌味ともとれますし、親が感情を解放し楽になりたいだけの対応とも言えます。
誰がどんな立派になろうが、どんなに偏差値の高い高校に入ろうが不登校の子どもに関係はなく、傷つける対応といえます。
1-3.過干渉・放任
過干渉と放任は真逆の対応ですね。
そのどちらも不登校の子どもには適切ではありません。
過干渉に関しては詳しくこちらに影響について書いております。
放任というのはネグレクトに近い状態のことです。
放任過ぎる場合には、子供は親の関心を惹きたい、愛情を確かめたいという気持ちが潜んでいることがあります。
この場合には不登校になったり、非行に走ってしまうことがあり、無意識に親の愛情を欲していることがあります。
そのため過干渉をやめ放任過ぎない対応というのが良いのです。
1-4.夫婦での意見の不一致や夫婦喧嘩
不登校になって不登校に関して調べるのは多くの場合母親だと思います。
そして女性のほうがおそらく一般的には柔軟性があるといえます。
なので母親は不登校に関する情報を収集し、適切な対応を心がけようとします。
しかし父親や祖父母などが、NG対応①の正論攻撃をしてしまうというパターンは多いです。
我が家もこれでした。
私はNG対応を繰り返したあげく、心理を学びようやく適切な対応というものがわかってきました.
そして主人に伝え、主人もわかったと一旦は言いました。
しかし気づくとまた正論攻撃を始めてしまうという繰り返しとなり、夫婦で意見は異なってしまい、子供の不登校そのものが夫婦の言い争いになってしまうことが多くなりました。
そうすると不登校の子どもは敏感に察知し、自分の不登校で親が喧嘩をしている、親を苦しめていると思うようになってしまうのです。
不登校の自分は悪い。親を苦しませている。自分なんて生きている価値がないとさえ思ってしまうことがあるのです。
当時息子は自殺願望がとてもありました。
おそらく生きていても何も楽しいことはない。未来の楽しい自分像というものが持てなかったのだと思います。
夫婦の意見不一致に限らず、もともと夫婦仲が悪く夫婦喧嘩が絶えないというのもNG対応です。
夫婦喧嘩している両親をみて子供は未来に希望がもてますか?
不登校の子ども、ましてや高校生であれば世の中のいろいろなことがわかっているはずです。
将来のことを見据えたときに親が喧嘩ばかりしていては、希望を持つこと、大人になることに期待ができなってしまうのではないでしょうか?
ではここまで不登校の高校生はへのNG対応をみてきたところで、適切な対応とはどのようなことだと思いますか?
だんだん不登校の適切な対応はどうすべきかわかってきたのではないでしょうか?
2.不登校の適切な対応

2-1.ありのままを受容する
まず不登校という状況を受け入れることが一番大切です。
学校に行けない不登校の子どもはダメですか?
学校に行かない子供は愛せませんか?
条件つきの愛情や世間体を気にするのをやめて今の状態、ありのままの子供を受容しましょう。
不登校という事実が受け入れられていないと、いつまでも負のループの中から抜け出せず適切な対応ができないため不登校を解決、克服することができません。
2-2.自己肯定感を養う
不登校の子どもは不登校に対して罪悪感を持ち自己否定している状態です。
学校に行かなくてはいけないけれど、行けない自分は情けない・・ダメなやつだと思ってしまっています。
正論を言い続けるという対応をし続けていてはますます自己否定してしまう一方なのです。
子供の自己肯定感を養うために、褒める、認めるということを意識した対応をしていきましょう。
具体的な方法を知りたい方はカウンセリングをお申込みください。
不登校の状態、子供に合った方法を状況に応じてアドバイスさせていただきます。
2-3.心安らぐ居場所づくり
NG対応にあったように夫婦喧嘩が絶えない家では心が休まりません。
夫婦に限らず、嫁姑の不仲や祖父母の正論攻撃もそうです。
不登校であっても家族が誰ひとりそれを非難せず、認め、受け入れる対応をし、家族から決して攻撃されないという安心感が必要です。
家が安心できる場所であれば、すり減って傷ついた心の傷も少しずつ癒えてくるはずです。
不登校の子どもの心の充電ができる対応を心がけて頂きたいと思います。
2-4.子供の意思を大切に
不登校になって学校に行けない自分と子供は葛藤しています。
家族が適切な対応を続けていけば、いづれ心のエネルギーがチャージされるはずです。
そうすると子供は外に出るパワーを持つことができます。
そしたらいよいよ登校刺激です。この登校刺激は勝手にせずに現在相談をしているカウンセラーなどがいればアドバイスをもらうと良いでしょう。
登校刺激しようと正論攻撃を開始せずに、ぜひ不登校専門もしくは不登校を得意としているカウンセラーなどに相談してください。
私の経験上、スクールカウンセラーや臨床心理士、先生だからと言って必ずしも不登校を正しく理解し正しい対応を知っているとは限りません。
カウンセラーとは相性もあるので、子供が不登校になったらあらかじめ信頼できる相性の合う相談相手を見つけておくというのも必要な対応だと思います。
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まとめ
いかがでしたか?高校生に限らず不登校の適切な対応NG対応というのは基本的には同じでほとんど変わりません。
適切な対応、NG対応を理解し、親や家族が対応を変えていけば、きっと不登校も解決できるはずです。
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