30代のニートでも脱出できる方法

ニートになって、気づいたら30代になってしまった。

不登校から始まり気づいたらニートで30代という方もいるでしょうし、一度就職はしたけどニートになって気づいたら30代という方もいますよね。

ニートも自分が30代ともなると、親も定年を迎えたり、年をとっていることを痛感する時期となります。

ニートになった原因によっても脱出するまで時間はかかるかもしれませんが、必ず脱出はできます。

そんな30代のあなたがニートを脱出する方法のヒントになる方法を考えてみました。

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30代のニート脱出はできるのか?

ご存じの方も多いでしょうが、ニートとはNot in Education, Employment or Training, の略でNEET(ニート)です。

ということは、就職できなくても何か習ったり、勉強したり、バイトをしたりしていればニートではないということになります。

最終的に自立するためには就職するなり、起業するなり、仕事につくことが良いでしょうが、30代のニートを脱出するために、いきなり就職からスタートしなくても良いということです。

また今はニートだけれども殆どの方が働きたいと思っているというデータもあります。

まずは就職もそうですが、まずニート脱出のためにできることからしてみませんか?

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30代でもニートを脱出するための準備

①規則正しい生活をする

ニートを脱出するためにも、まずは規則正しい生活をすることから始めましょう。

何も予定がないからとだらだらと過ごすのではなく、決まった時間に起き、就寝する。

そうすると自律神経が整い、不眠などがある場合にも効果があるはずです。

②コミュニケーション能力を高める

不登校からそのままニートに突入して30代になっている方は、数年もしくは十数年以上もの間、家族以外の人とほとんど関わりがなく社会的なつながりがないという方もたくさんいらっしゃるでしょう。

今は昔と違って、スマホやPCで知らない人とも交流できる時代ですから、ひょっとしたら多少はコミュニケーションをとっているニートの方もいるかもしれませんが、社会に出ていくためにもコミュニケーション能力を高めておいて損はありません。

ではニート脱出のため、具体的にはどうしたらコミュニケーション能力を高められると思いますか?

まずは挨拶から

挨拶は基本ですね。

できれば自分の方から元気よく挨拶したいものです。

このときにか細い声などであいさつして気づかれない・・なんてことのないように、はっきりと、適度な声であいさつしましょう。

聞き上手

コミュニケーションを高めるというと、話手を想像する方のほうが多いかもしれませんね。

でも本当のコミュニケーション能力というのは聞くことも大切です。

人の話を話を遮らずきちんと聴き、その人の言いたいことを理解、共感する力。これが必要です。

そして話を聴いている間は、うなづいたり、相槌をうったり、「そうなんだ」「それでどうなったの?」など相手が話易いように質問したりすると良いですね。

笑顔

意外に思うかもしれませんが、無表情やしかめっ面の人と話しをしたくないですよね?

笑顔といってもなかなか・・という方は口角をあげるだけでも印象が変わり、話やすい印象になるはずです。

相手との共通点をみつける

話しを盛り上げたり、繋げるためにも相手との共通点をみつけて、自分のことも話をすると、コミュニケーション能力も高まりますね。

相手のペースをつかむ

話し手のテンポに合わせて相槌をしたり、話す速度を合わせたり

話しやすいコミュニケーションがうまく取れる人というのは、相手に合わせた話し方、聞き方をするものです。

色々なことに興味関心を持つ

色々なことの情報収集をしておけば、自然とコミュニケーションも取りやすくなりますね。

話しをする相手の興味のあるものを事前に調べるというのも簡単にできる時代です。

日々のニュースを確認したり情報番組を見るというのもコミュニケーション能力をUPしてニート脱出するのに役立ちます。

③劣等感を克服・プライドを捨てる

不登校からニートに突入して30代というかたは特に劣等感が強いのではないでしょうか?

もし不登校でなくてもニートという方であっても多少の劣等感から自信が持てないという方はたくさんいると思います。

そんなニート脱出を阻むのがこの劣等感からの自信喪失です。

ちなみに劣等感というのは、比較対象がいて、比較するから感じるものです。

比較をしないこと。過去は変えられないこと。

不登校だったことや、ニートであること。これは変えようがありません。

でも未来はあなた次第で変えることができるということを肝に銘じて、劣等感を克服しましょう。

劣等感を感じているなら、何に対して劣等感を感じているのか?どうしたら劣等感をなくせるのか?

劣等感で悲観的になるよりは、それを改善する方法を考えるほうがニート脱出につながり、はるかによいですね。

例えば学歴や勉強に対して劣等感があるのであれば今からでも勉強する。通信制の学校に入るなど検討してみると良いですね。

また今は高学歴であってもニートという人が増えているとか。

プライドが高すぎて劣等感を感じる人もいます。

はたからみたら何も文句のつけようのない学歴、家柄であるのに、それより上の人と比較し劣等感を感じてしまうという人もいます。

またプライドや理想ばかり高すぎて本来の自分と理想の自分にギャップがあるのであれば、自己一致させる必要がありますね。

そうは言っても・・という方は下記記事も参考にしてみてください。

投影とは何か?他人の評価を気にしすぎると自己否定する人から抜け出せないの記事はこちらです。

自己否定の原因と3つの改善方法とは?

④前を向こう

ニートやひきこもりの人は、さまざまなことがきっかけや原因となり人間不信や自信を失っていたり、誰かを憎んでいるということもあるでしょう。

ニートであることを非難され嫌な想いをした経験がある方も多くいらっしゃるかもしれないですね。

しかし過去を変えることはできず、それにとらわれている間はニートから脱出するということは難しくなってきます

許せることが一番いいとは思いますが、どうしても許せないことというのはあるかもしれないですね。

その場合には、その過去は過去で受け止めてひきづらないようにしてもらいたいものです。

そして未来だけを見て、ニートを脱出しあらたにスタートを切ってほしいと思います。

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⑤自立の必要性を自覚する

今は親元でニートで、特に不自由なく生活できているかもしれませんが、親も年老いていきます。

親が会社員の場合には退職後は退職金と年金だけの生活という方が圧倒的に多いでしょう。

また親が亡くなってからあなたの生活費はどうやって捻出しますか

成人を過ぎた30代がいつまでも親のすねをかじって生活するのではなく、自立してニートを脱出しなくてはいけないという自覚をもちましょう。

そしてニートを脱出したら、あなたが親をサポートする番です。

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30代のニートが脱出する方法

準備ができたら、具体的にニートを脱出する方法について、自分に合うものをみつけてみてください。

高校を卒業する

不登校からニートになって30代になってしまって高校を卒業していないという方は、高校を卒業しておくというのもニート脱出するための一歩になりますね。

通信制高校で卒業資格をとってみませんか?

高校は卒業したけれど、やはり大学の卒業資格が欲しいという場合には大学も通信制がありますから、30代のニートだからと言ってあきらめずに入学準備してみませんか?


アルバイトをする

ニート脱出のためにまずアルバイトをする。いづれ就職したいという人もまずはアルバイトから始めると良いと思います。

アルバイトで社会に復帰する。そして経験を積んでから就職しても遅くはありませんし、アルバイトで学べるものはたくさんあります。

ただし、あれは嫌これは嫌だと高望みせず、できそうなことから始めてみてください。

資格を取る

高校は卒業してないけれど、資格をとって就職を目指すというのもニート脱出するには良いですね。

自分のやりたいことが見つかっていて、目指すものがあるのであれば、資格をとるということも就職してニートを脱出するには現実的ですね。

資格を取る前に職業訓練学校に行くのも良いですね。

年間12万程度で学ぶことができます。

入校後の訓練を通じて、職業に必要な知識・技術・技能を身に付け、少しでも有利な条件で企業等に就職していただくことを目的にしています。

都立職業能力開発センターより

東京都立職業能力開発センターのHPはこちらです。参考にしてみてください。

就職活動をする

地域若者サポートステーションはご存じでしょうか?

厚生労働省が委託した全国の若者支援の実績やノウハウがあるNPO法人、株式会社などが実施し全国都道府県にあります。

地域若者サポートステーション(愛称:「サポステ」)では、働くことに悩みを抱えている15歳~39歳までの若者に対し、キャリアコンサルタントなどによる専門的な相談、コミュニケーション訓練などによるステップアップ、協力企業への就労体験などにより、就労に向けた支援を行っています。

厚生労働省HPより

このようなところを利用して、相談して就職活動をしてみるのもニート脱出準備をしてはどうでしょうか?

就職の際にも、見栄やプライドにとらわれず、人生経験を積むための一歩だと思って仕事を探しましょう。

ニートの期間が長く働いた経験がない人にとっては、厳しい場面もあるかと思います。

なぜ働かない期間があるのか、ひょっとしたら面接官に訊かれることもあるでしょう。

その期間にどんなことを感じ、それが糧となっているのかどうかよく考えてまとめておくと良いでしょう。

ニートの経験から学んだこと、気づき、そして就職しようと思った経緯を順序立てて考えて準備しておきましょう。

すぐに採用とならなくても、ひたすら前にに進み続けてください。

余談ですが、女性が子育てを機に会社を辞め、子育てが落ち着いたころに再就職をしたいと思ったときには、少なくとも年齢の数だけ履歴書を送ることになると、新聞に記載があるのをみました。

当時私は40でまさに子育てが落ち着き再就職をしたいと思い、応募した会社の数は40は超えていたと思います。

また数年前に就職活動した大学生でさえ100社エントリーしたと聞きました。

現実的にはニートから脱出するための就職は厳しいという予備知識があれば、頑張れるのではないでしょうか?

人は予測できることに関してはさほど落胆しませんが、予期せぬことにはとても落胆してしまいます。

何もしなければ、就職もできず、ニートから脱出することもできません。

行動を起こすしか現状を変えることはできないのです。



留学する

ニート脱出のため語学を勉強しに留学してみるのも、今までの価値観が変わったり、自分を変えるチャンスになると思います。

不登校であっても留学することで変わったという人はたくさんいますし、30代であってもまだまだチャンスはあります。

留学もニート脱出するのには選択肢の1つになりますね。

留学というと高いイメージですが、今はフィリピン留学が安くて人気がありますよ。



起業する

起業するというというと、自分には無理だ、ハードルが高いと感じる方も多いと思います。

しかし今はPCひとつで起業できますし、昔はないユーチューバ―やブロガーなどという職業もあります。

起業=会社というわけではないということです。

個人事業主として活躍する方法もあります。

人に雇われたり、会社に出勤するというのが不安だったり、勇気がでない人は家の中でできる仕事をしたらいいのです。

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まとめ

30代でもニートから脱出することは可能です。

まずはできることから取り組み、最終的に親がいなくなっても自立し生活できるようにしたいですね。

こちらの記事もよかったら参考にしてみてください。

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