大学生の無気力症候群。受験と関係あるのか?

大学生になるまでは目標にむけて邁進していても、受験前や受験を終えて大学生になったら無気力症候群になることがあります。

退却神経症とも呼ばれます。

そして大学生特有の無気力状態はスチューデントアパシーとも呼ばれます。

なぜ大学生が無気力症候群になってしまうのでしょうか?

大学生の無気力症候群

受験までは勉強に励み意欲的だったのに大学生になると授業に無気力だが、遊びは積極的という学生が日本には多いそうです。

友人との交友は積極的で大学には行ってサークル活動をしたり、バイトもするけれど、授業はさぼりがちであったり、出席しなかったり・・

本業に対しては無気力だけれども興味を持っていることの活動sができるというのが大学生の無気力症候群です。

この無気力症候群は男子に多いと言われています。

大学生の無気力症候群(スチューデントアパシー)の特徴

冒頭でも書きましたが、大学生の本業である勉強には無気力であるが、バイトやサークル活動、興味のあることなどそのほかのことは問題なくできるということです。

本業の勉強もしなくてはいけないという意識はあるものの、行動が追い付かないのです。

大学生の無気力症候群の場合には本業の勉強以外の活動はでき、健康面にも問題がないため、はたからみると単に怠けていると思われてしまいがちです。

不登校の子どもとよく似ています。

不登校の子どもの場合には学校には行けないけれど、家ではそれまでと変わらないことも多いために怠けていると思われがちです。(登校拒否・不登校の無気力とめんどくさい発言の原因と改善方法の記事はこちら

大学生の無気力症候群の場合には大学には行くけれど、授業に身が入らない、授業に出ない、でも大学でのクラブ、サークル活動などはできるのです。

授業を受けてもつまらない、この授業の意義がわからない、やりたいことをやっていないために心理的ストレスとなりそれを緩和させるために大学に行かなくなる。

これはやろうと思ってするのではなく無意識に大学に行かない、その授業を受けないことを選択しているのです。

つまならくても授業をうけなくてはいけない、大学に行かなくてはいけないと捉えることができない場合もあります。

本人は悩んでいるようには見えませんが、現実を否定したり逃避することで心の安定を保っているためなのです。

比較競争が伴う本業である大学の勉強から逃れ、失敗や劣等感を味わうことのないようにそのリスクを避けるために大学に通わなくなる。

困難が予想されるところは部分回避するという傾向が大学生の無気力症候群にはみられる特徴です。

大学生で無気力症候群になりやすい人

  • 完璧主義
  • 几帳面
  • 真面目
  • 勝ち負けにこだわる
  • 失敗を恐れる
  • 自己の意思決定に自信がもてない
  • 自分がない
  • 自己開示傾向が低い
  • 若い男性
  • いわゆる良い子と言われてきた人

なぜ若い男性に多いのかというと、年齢的にはテストなどで比較されることが多く、優劣を感じやすいこと。

そして、女性よりは男性のほうが競争意識が高いためと考えられています。

また勝ち負けにこだわる人は、負けることに対して恐怖感があるために、無気力になっていることで自分のプライドを守り、自分は全力を出せていないから負けても当然という理由をつくるため、そしてストレスからの現実逃避のため無気力症候群になってしまっていると考えられます。

大学受験前後での無気力症候群

大学生活を夢見ての受験勉強。

受験のため頑張らないといけないとわかっているのに勉強に身が入らない・・

大学受験を目前に無気力になってしまう学生も多く『受験無気力症候群』と言うとか。

今や受験ストレス診療内科というものまであります。

受験まえに勉強しなくてはいけないと重々承知していても無気力になってしまったり、またセンター試験直後に無気力症候群になるひとも多いそうです。

これはセンター試験を受けて合格ラインに入っているとわかったときや、逆に合格しそうもないと感じたため、滑り止めの学校に意識を持っていこうとしても身が入らない、立て直しができなくて無気力症候群になってしまうということもあります。

また前述通り受験は無事終えても大学に入学したあとに無気力症候群になる人もとても多いです。

大学受験という目標を達成し燃え尽きてしまった。

大学に入ったけれど、思い描いた大学生活ではなかったことなどが理由と考えれられます。

またこちらにも書いてありますが、親の影響というのも否めません。

本人の意思に関係なく受験する大学を親が決めてしまって、受験して入学したけれど、本人が望んで入った学校でなかった場合などにも無気力症候群になってしまうでしょう。

大学進学率があがる一方で、留年問題も増えてきているという現状があります。

下記は受験無気力症候群のチェックリストです。本郷赤門前クリニックのHPよりお借りしています。

  1. 勉強をしているときに限って、身体がダルい!
  2. 机に向かうとイライラが抑えきれなくなる!
  3. 夜更かしはできるが、朝は起きられない!
  4. 勉強には気力がわいてこないが、スマホやゲームならできる!
  5. かすかな音も気になって、勉強に集中できていない!
  6. 英語や国語の長文がさっぱり頭に入ってこない!
  7. 10分以上、教科書を読んでいると、ぼうっとしたり、眠くなったりする!
  8. 勉強中だけ、肩・背中・腰など身体のあちこちが痛くなる!
  9. 無理に勉強しようとすると、腹痛・頭痛・息苦しさ・めまい・吐き気がする!
  10. 勉強はヤル気がしないのに、志望校には合格したい気持ちがある!

以下の10の項目について、それぞれ診断基準に沿って点数をつけてください。

まったく当てはまらない⇒ 0点 あまり当てはまらない⇒ 1点 やや当てはまる ⇒2点 とても当てはまる ⇒3点

引用元:本郷赤門前クリニックHP

5点以下は問題なく、6点以上は問題あり。11点以上だと受験無気力症候群の心配があるとのことです。

参考にして、心配な場合には心療内科を受診するとよいでしょう。

無気力症候群を克服するために

うつの場合であれば有効な薬もありますが、無気力症候群の特効薬というものはありません。

そのため認知行動療法やカウンセリングなどの精神療法が主体となってきます。

認知については、例えば学校の授業が面白くないと思って無気力になってしまうとしたら、面白くないという認知を変える必要があります。

自分の感情と向き合ってみると良いと思います。

また生活習慣を見直すということも大切です。

睡眠をしっかりとる、規則正しい生活、適度な運動をとりいれることも必要ですね。

専門家の力を借りる前に自分で無理な目標設定をしていないか見直したり、無気力症候群になった原因について見つめ直すと良いですね。

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まとめ

大学生が受験やその後入学してから無気力症候群になってしまう原因や、特長などおわかり頂けたかと思います。

自分がなぜ無気力なのかを知るきっかけとなり、自分を見つめ、無気力が改善されることにつながれば幸いです。

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