娘に対する父親の過干渉

過干渉な父親と娘というのはよくある光景なのではないでしょうか?どうしても父親というのは、息子よりも娘が気になる性ですよね。でも父親の過干渉は娘にとって良い影響はあるのでしょうか?

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1.父親の過干渉とは

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  • 常に送り迎えをする
  • 母娘の買い物や外出にもついてきて口出しする
  • パソコンの履歴やメールのチェック
  • 娘の宿題、課題、勉強などを手伝うもしくは指示を出す
  • 何においても父親の許可が必要
  • 友人について口出しする
  • どこに行ってたの?だれと出かけていたの?何を食べてきたの?など細かい行動のチェック
  • 友達の職業や家柄、学歴をきいてくる
  • 部屋を詮索する
  • 日記を見る
  • バイト/会社でのお給料や事業内容をきいてくるetc・・
  • 全てにおいて指示をする

どちらかというと一般的には母親のほうが過干渉は多いと思いますが、娘に対しては父親が過干渉というご家庭も結構いらっしゃるのではないでしょうか?

過干渉とまではいかなくても娘と仲が良すぎる父親と娘。または父親が娘を溺愛しすぎるという関係というのも近頃は多いようですが、一見問題がないように見えて過干渉でない父親と娘と比べたときに思考や心理に影響が出てくることがあります。

溺愛し過ぎの父親と娘の関係も含めての影響を次に書いていきます。

2.父親の過干渉による娘への影響

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2-1.恋愛観

父親にとって娘の交友関係はとても気になるところです。特に異性であればなおさら。虫一匹寄せ付けないぞ!なんて思っている父親はたくさんいると思います。

父親が娘の好きな人に関して根ほり葉ほり聞いてきたり、場合によっては母親に聞かせたりして詮索するということがあるようです。

そして彼ができた気配を感じると過干渉がエスカレートして帰宅予定の時間を過ぎた途端メールや電話が頻繁に入ったり、彼について色々聞いた挙句に文句を言ったり、否定したりというのもよくあることのようです。

このような過干渉な行為が繰り返されることにより、男の人の存在自体がイヤになってしまったり、もしくは恋愛をしていても父親からの過干渉行為により、必要以上に父親の顔色を気にして、デートの最中であっても父親に電話をしたりしていると、彼から自分よりも父親が大事なんだねと言われてふられてしまったという話も聞きます。

2-2.結婚観

過干渉とまでいかなくても父と娘が仲良すぎる場合には父親が理想の男性となってしまい、気になる相手がでてきた際に常に父親と比べてしまいます。

そのためなかなか恋人ができなかったり、結婚ができなかったり、その結果独身という女性も多いようです。

父親が結婚や相手に対してこうあるべきという観念が強いと、せっかく娘が好きになった人が現れても、ダメだしをし続けて結婚できなかったり、娘も自分が選んだ相手だと父親にどうせ受け入れてもらえないとおもったりします。

そして結婚した場合には、父親と娘が仲良すぎた場合には、育った環境から、結婚しても父親は娘を可愛がるのは当然、娘に世話をやくのは当然と思っているので、結婚相手を父親と比べてしまい、不満が募るということもあるようです。

そして過干渉の父親の許しを得て結婚し、自分の親と同居した場合にはその過干渉の父親の関心が結婚相手にいくことがあるようです。

実際の話として、娘の結婚相手が残業や付き合いで遅くなると、外に出ていつ帰ってくるのかと、待ち構えたり、郵便物を勝手にみたりと、過干渉な行為を娘でなく結婚相手にしてしまっている父親もなかにはいるようです。

2-3.依存体質になり自立できない

父親が色々とやってくれるし、いつもこうしたらいい、ああしたらいい、こういう友達はだめだ、こういう会社に入れなどなど全てにおいて、「これはこうあるべき」という父親のもとで育った娘は、父親に依存してしまいます。

そのため自分で考えて行動をするということができなくなり、父親がいないと何もできなくなってしまう可能性があります。たとえ就職しても会社でも常に指示待ちの状態となってしまいます。

そして父親の言う通りにして失敗した場合にはすべての責任は指示をだした父親にあると思うため、本来は娘本人の責任であることも人のせいにしてしまう傾向があります。仕事で上司の指示のもとにやったことが本当は本人のミスでも指示を出した人が悪いと思ってしまうのです。

2-4.自己肯定感が低くなる

これはこうすべき、ああすべきという理論を過干渉な父親は持っているため、学校や会社にもハードルを設定することが多々あります。

そのハードルをこえられているときはいいのですが、越えられない時に「自分はダメなんだ」「父親に嫌われてしまう・・」と自信を喪失してしまいます。

父親の敷いたレールにのれているうちはよくてもそこから外れてしまった途端に立ち直れなくなるのです。

2-5.神経症や不登校、ひきこもりになるおそれがある

行き過ぎた父親の過干渉な行為はどうせ意見をしても聞いてもらえないし、意見するだけ無駄だと思ってしまい、娘の思考停止や無気力につながり、ストレスから自立神経が乱れ体調不良や神経症になったり、不登校、ひきこもりになる可能性があります。

特に父親が志望校や会社をきめて本人が希望しない学校や会社に入った場合には、何か失敗したり、上手くいかないときに、自分の希望した学校や会社でないこともあり一気に登校や、通勤する意欲すらなくなってしまうこともあります。

2-6.委縮する

父親が自分の描いた理想に娘が思い通りにならなくて、叱ったり怒鳴ったり時にはこれができないなら~だぞと罰を与えるような言動を繰り返していると、娘は恐怖を抱くようになり、人の顔色をうかがうようになって委縮してしまいます。

母親が怒るのと男性の父親が怒るのとではやはり怖さが違いますので、危険です。

3.父親は娘と適度な距離を保ちましょう

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子供のため、子供を愛しているがゆえに過干渉な行動を無意識にとってしまっているのだとは思いますが、それは理想の押し付けである場合があります。

息子には適切な距離がとれても娘のこととなると、心配で心配でという父親が多いのはわかります。

大切な娘さんですから、お気持ちはわかります。でもここまでお読みいただければ父親が過干渉を続けることで、娘さんに良い影響をもたらしているかどうかは明白ですね。

ある程度の時期が来たら娘さんの自立のためにも、娘さんの意思を尊重しませんか?

そのためにできることは

3-1.母親に任せる

娘さんのことは母親に任せて、口出しをやめませんか?父親が言わなくても母親も色々とタイミングをみて口出ししているはずです。心配であれば、ご夫婦で相談して、母親から言うべきことは言う。それ以上のことは干渉しないという風にしてみてはどうでしょう。

3-2.趣味をもつ

意識を娘さんから違うほうへシフトしましょう。男性は若いときはともかく、お休みで暇だと趣味もなくゴロゴロしている・・という話はよくききます。

昔やっていたこと、興味があることに取り組んでみてはどうでしょうか?

3-3.本人の意思を尊重する

娘の人生は父親のものではありませんし娘は所有物ではありません。父親の価値観を押し付けるのではなく、娘の想いややりたいことを尊重し、話をよく聞くこと。そして娘が話している間は途中で口出ししたくなっても我慢しましょう。

全てを聞き終えてそれでも言っておきたいことがあれば、話すのは良いと思います。でも「~はこうあるべきだ」ではなくて「お父さんは~思うよ」という言い方に変えて伝えてみませんか?

4.まとめ

父親の娘に対する過干渉に限らず親が子供に過干渉をするのは、子供に負の影響を与える可能性が大きいです。

大切な子供だからこその過干渉だとは思いますが、大切だからこそ、負の影響を受けないために、いまからでも遅くはありません。過干渉をやめて、本人主導に舵を切り替えていきませんか?

こちらの記事も御覧ください。

 

過干渉の親の正しい対処法とは

 

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