家の快適度が悪いと不登校になる可能性が・・

あなたの家の快適度は何点ですか?

かつて我が家の快適度は私にとって50点でした。

おそらく息子にとってもそれ以上ではない気がします。

家の快適度と不登校や非行、親子関係などに実は関係があるのです。

我が家の例なども交えてお話ししていきますね。

Yumiri
この記事を書いているのは息子が不登校・引きこもりを経験したから心理カウンセラーとなったYumiriです。不登校ひきこもりを解決する方法をTwitterでもつぶやいてます。

家庭の快適度

家の中にいつも嫌味を言う人がいる。

子供が家に帰ってきても常に人がいなくて寂しい・・

両親や兄弟がいつも喧嘩している

いつもしかめっ面している人がいる

よく感情的に怒る人がいる

怒りがなかなか収まらず挙句の果て無視をする

舌打ちをする人がいる

ごはんを食べていても親が躾に厳しすぎて気が抜けない・・

こんな家はどうですか?

なんか居心地悪くないですか?

誰が悪いわけでもないのに、不機嫌でイライラとして眉間にしわを寄せる

かつて我が家は主人の帰宅の気配を感じると親子揃ってびくびくしてしまい、

時間によっては顔を合わさないようにさっさと寝てしまっていました。

主人が瞬間湯沸かし器のごとく火がつくと雷が落ちるという行動パターンがあり、

いつもいつもではないもののそれが私たち親子にとってトラウマ

ある種PTSDのような感じになってしまっていました。

車にのっていても1車線なのに大型バスが横にとまり渋滞気味になれば、主人は横づけして睨んだり

車中も空気が凍る雰囲気だったり・・

何度かこのような経験をするうちに人は行動パターンを見つけ想像するものです。

こういうことがあるとお父さんやお母さんは機嫌が悪くなるんだな・・

怒られるかな

怖いな・・

自分が悪いからかな。

自分は何をやってもだめだな・・

学校に行かないからお父さん、お母さんは機嫌が悪いのかな・・

自動反応がおこります。

これが続くとお父さん・お母さんがいるだけで家が快適でない・・というところに至ってしまうこともあるのです。

8割平穏であっても残りそうでなければ負の影響が強くなり、強烈な印象として残ります。

白い絵の具にほんの少し黒が混ざってもすごい勢いで広がっていく

そんな状態と同じだと思います。

そんな家に帰ってきて充電できますか?

外で心身ともに疲れて帰宅して、充電できずに仕事や学校に行けますか?

不登校になっている子供は自信を失い傷ついていることがほとんどです。

そんな時に家の快適度が悪いければ、自己肯定感は回復するどころか、ますます低くなることさえあるのです。

潜在意識を変える必要がある

家の快適度が上がれば、息子だけでなく、私も嬉しい。

不登校という現象で、家庭の問題に気付いた私は主人に話をしました。

当初は、話を聞き入れない夫でしたが、あるとき「俺も変わるよ」と言ってくれました。

これはよくなるために起こっていることなんだと私は思いました。

しかし1カ月と続かなかったのです。

それは主人がやり方ばかりで本当の意味で変わっていなかったということになります。

1か月たったころ、主人が言いました。「学校に行かないじゃないか!」

と怒った口調で。

この時に私は、もはや主人は変わらないなと確信しました。

たった1月、やり方を変えたら学校に行くと思っていたのでしょう。

不登校になるまでどれだけの年月彼にマイナスの影響を与えていたのかなんてまるで考えていなかったのだと思います。

ただやり方を変えたって、潜在意識に落とし込み、その人の在り方が変わらなければ、もし登校したってまた不登校になると思います。

不登校を繰り返すのはこうしたことも一因です。

学校に行き始めたとたん、また過干渉になったり、以前と同じ態度に戻ってしまったら

本当の意味で解決は遠のきます。

どんどんこじれてしまうのです。

親も不安になります。

そのためにメンターとなるカウンセラーを見付けるのが一番良いのです。

無料のネット上の情報や、本だけで簡単に解決できれば良いのですが、人間には感情があるため

なかなかそううまくいかないのです。

1度カウンセラーに相談して、こうしよう!と思って帰宅。

するとしばらくして、本当にそれでいいの?と知識のない第三者から言われると不安になり、

またもとの対応に戻る。

だからこそ、本当に不登校を理解し、あなたの心を安定させてくれる協力者がいるとよいと思います。

顕在意識はたったの5%。

残りの95%が潜在意識です。

潜在意識から変わる。

そのためには顕在意識で意識的に継続していかなければ潜在意識を変えられません。

それにはもちろん時間がかかります。

覚悟をする。

心から理解しようと努める。

その在り方が子供に影響をするのです。

登校は親がしんどく限界になってしまうと解決できないの記事も参考にしてみてください。

居場所の重要性

誰にでも生きていく上で居場所が必要です。

所属欲求というものが人にはあります。

まずはご家庭。

そして社会的居場所

子供にとっては幼稚園や学校。

そして大人の場合には会社や習い事、趣味の場、サークルなど、家族以外の人と過ごす場所です。

この2つがの居場所が快適で居心地がよければあまり悩むこともなく、

何か問題があるということもないのではないでしょうか?

でもこの2つの居場所が快適でなかったらどうですか?

なんだか落ち着かないですよね?

安心して過ごせる場所。羽を伸ばす場所が必要です。

安心安全な空間がなければ、疲れたり、悩んだエネルギーがチャージできませんよね?

心身ともにくたくたで家に帰ったら家族がけんかしていたりしたら寛げないですよね。

やはり家は安心安全であり、エネルギーチャージできる環境であることが重要です。

まとめ

不登校の子どもは自信を失い、傷ついている場合がほとんどです。

そんな時にさらに傷を開くような言動があったり、落ち着いて過ごせない環境で良くなるとは思えないですよね。

子供の立場になってみる。

家は家族それぞれが落ち着いて心の安定を保てる空間であることが理想です。

まずはできることから始めてみませんか?

不登校のカウンセリングのお申込みはお問合せフォームからどうぞ。

下記記事も参考になさってください。

自分に合うカウンセラーを見つけて不登校解決

不登校は親がしんどく限界になってしまうと解決できない

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