情緒不安定で泣くのは病気?それともストレス?病院には行く?

ストレスからくる口惜しさ、悲しさ、どうしようもない苛立ちなどから泣いてしまう・・・という方もいるでしょう。

またストレスで情緒不安定になってしまい、自分でもどうしたらよいものか、自分で自分が手に負えない・・なんて方もいるようです。

そんなときに病院にいくかどうか・・

けがをして出血していたら人は迷わず病院に行くでしょうが、メンタルな問題だと、日本はまだまだカウンセリングを受けたり、病院に行ったりすることにハードルがあるように感じます。

どんな時に病院にいったらよいのか?また情緒不安定で泣くのは病気なのか?ストレスなのか?そのあたりについてチェックしてみましょう。

情緒不安定で泣く

ストレス

ストレスが溜まってしまい、気づいたら涙が出てしまい、泣いていた・・ということもあるでしょう。

たどっていくと、仕事がうまくいかないというストレスと口惜しさから泣いてしまっていた・・

恋愛がうまくいかずそのストレスやもどかしさ、悲しさなどが入り混じって泣くというのもあると思います。

情緒不安定で、ストレスが原因で泣くというのはある意味自然な現象と言えるでしょう。

泣くのを無理して止めることはありません。そして泣くことでストレス解消になるというのも事実です。

ストレスで泣いてしまうけれど、その「泣く」という行為がストレスを解消し、情緒不安定解消にも役立つと言えます。

なので、自然に泣くことはなくても、感動する話や悲しい内容の映画などを見て、意図的に泣くというのもストレス解消になりますね。

そのほかストレス解消して自律神経を整える方法についてこちらの記事内にもご紹介しておりますのでチェックしてみてください。

病気

情緒不安定で、病気というと、真っ先に浮かぶのはうつ病だと思います。

うつ病だから泣くとは限りませんが、泣くこともあるでしょう。

うつかどうかは下記のチェックリストが役立ちます。情緒不安定なのは病気なのかな?と疑っている場合には、下記でチェックしてみてうつ病かどうかの目安にしていただき、診断は病院でしてもらいましょう。

採点方法は いいえ-0 時々-1 しばしば-2 常に-3 ただし質問の2.4.6.8.12に関してはどんな答えであっても0点とします。

10点以下は正常、16点以上はうつ病の疑いがありますので医師に診断を受けましょう。

1. からだがだるく疲れやすいですか
2. 騒音が気になりますか
3. 最近気が沈んだり気が重くなることはありますか
4. 音楽を聴いて楽しいですか
5. 朝のうち特に無気力ですか
6. 議論に熱中できますか
7. くびすじや肩がこって仕方ないですか
8. 頭痛持ちですか
9. 眠れないで朝早く目覚めることがありますか
10. 事故や怪我をしやすいですか
11. 食事がすすまず味がないですか
12. テレビを見ていて楽しいですか
13. 息がつまって胸苦しくなることがありますか
14. のどの奥に物がつかえている感じがしますか
15. 自分の人生がつまらなく感じますか
16. 仕事の能率が上がらず何をするにもおっくうですか
17. 以前にも現在と似た症状がありましたか
18. 本来は仕事熱心できちょうめんですか
合計

SRQ-D(東邦大学方式うつ病自己評価尺度)

チェックしてみましたか?

チェックした結果はいかがでしたでしょうか?

その他情緒不安定になる病気としてはこちらの記事に詳しく書いておりますが、下記の病気が考えられます。

  1. 双極性障害(躁鬱病)
  2. パーソナリティ障害
  3. 適応障害
  4. 自律神経失調症
  5. ホルモンバランスの乱れ

情緒不安定やストレスで病院に行く?

カウンセリングも含め心療内科や精神科などの病院に行くというのは日本では昔ほどではなくても少しハードルがあると感じる方が多いのではないでしょうか?

ではどんな時メンタル面の病気を扱う病院に行けばいいのでしょうか?

チェックしてみましょう。

生活に支障が出ている場合

ストレスや情緒不安定で睡眠障害になっていて、日常生活に支障が出ていたり、泣いてばかりいて、何も手につかなかったり・・

人によって症状はさまざまだと思いますが、生活に支障が出ている場合には病院に行くことを検討してみましょう。

またある程度様子を見たり、ストレスや情緒不安定に対して対策をしても変わらない場合には病院に行ったほうが良いでしょう。

なかにはそんなことで病院にくるなんてと先生に叱られるのではないか?と不安に思う方もいるようですが、そんなことはありません。

あなたが自分でいつもと違う、辛い、と思うからこそ病院に行くわけですから、自分の情緒不安定な症状をしっかりと病院で説明しましょう。

なかにはいろいろな症状があるのに、1つしか言えなかったなんて方もいるようですが、隠す必要はありません。

むしろきちんとすべての症状を伝えないと意味がないと思います。病院に行くからにはきちんと先生にあらいざらいお話しましょう。

解決策がなく困っている

もうどうしたらよいかわからない、病気かどうかも確認したいし、病院に行ってみたい、そんなときは迷わずに病院に行きましょう。

何があなたを病院に行かせないのか?行けないのか?その理由が適当でなく、情緒不安定な症状に困っているのであれば、我慢することはないのです。

そのために病院があるのですから。

誰かに頼ったり、相談したりすることをためらうかたがいらっしゃいます。そういう方ほど自分の考えの中だけで生きているわけですから、袋小路になってしまって情緒不安定になりやすいとも言えます。

誰かに相談できないのであれば、なおさら専門の病院で相談するのが一番なのです。

心の問題、病気というのは、デリケートな問題なので、人に言いづらいというのはわかります。

でも病院であれば、病気かどうかも含め専門家が診断を下し、適切な処置を行ってくれますし、医師には守秘義務があるのですから。

まとめ

情緒不安定やストレスで泣くという程度で病院に行くのはどうだろう?と悩んでいた方はチェックしてみてどうでしたでしょうか?

この程度で病院に行っていいのかな??と思ったり、メンタルな問題、病気だけに病院に行きづらいという方もいるとは思いますが、この記事を読んでいるあなたはつらいからこそ読んでいるのでしょうから、迷うくらいなら病院に行くのがよいのではないでしょうか?

それでもためらうならワンクッション「人に話してみる」という行動を取ってみてから決めるのもよいと思います。

日頃からストレスをためずに情緒不安定にならない心がけも必要ですね。

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