子育て大変アピールをする人の心理と対処法

子育ては大変です。

子育てが大変なのはよくわかります。しかし子育てが大変だとアピールする人とそうでない人がいます。

その違いは何だと思いますか?

子育ての大変さをアピールしたい人の心理はどうなのでしょうか?

子育て大変アピールをする人

子育ては確かに大変です。

何が大変かといえば、一番は自分の意思でコントロールするのは難しいということではないでしょうか?

子育ては大人相手でなく、子供です。

子供が何時間昼寝をするかわからない、いつ熱を出すか、わからない、夜泣きするかもしれない、子育ては予測不能です。

お昼寝している間に家事を済ませたくても予想外に早く起きてしまう・・

外出する用事があるのに、突然の発熱。

早くご飯を食べさせて家を出なくてはいけなのに、牛乳をこぼしてしまう・・

そして子供が小さければ小さいほど、自分自身にかけられる時間をとれない

トイレさえゆっくり行けない。お風呂もゆっくり入れない。睡眠時間もまとまってとれない・・

息子が小さいころ、私がトイレに入っていると、ドアの前で待ってたことを思い出します。

経験していればわかりますが、経験するまでは子育てが大変だという概念は知っていても、本当の大変さはわかっていないものです。

赤ちゃんは眠くて泣きますが、眠いなら泣かずに寝ればいいのに・・やっと寝たからとベッドに置いたとたん泣き出す・・・もう大変・・やってられない・・こっちが泣きたくなる・・

こんな思いした人多いのではないでしょうか?

でもたいていの人はいくら子育てが大変であっても子育ての大変さをあえてアピールするなんて人は少ないと思います。

ではなぜ子育てが大変だとアピールする人がいるのでしょう?

承認欲求が満たされていない

  • 夜中も授乳で眠れなくて大変なのよ
  • 子供が片づけてもすぐ散らかして大変なの
  • 夫が全く子育てに協力してくれなくて大変
  • 子育ては24時間休みがなくて大変
  • 子供が習い事が多くて送り迎えが大変

子育ての大変は色々だけれど、なかなか認めてもらうことが少ないのが子育てです。

『よく頑張ってるね。』とでも言って貰えたら嬉しい。認めてもらいたい

そんな心理から子育てが大変だとアピールしてしまうのでしょう。

特に職場などで、子育て大変アピールをしてしまうと、まだ子育てをしていない人からはなかなか理解してもらえず、ついアピールしてしまうなんてこともあるようです。

話しを聴いてほしい

口では子育ては大変だと言っていても、本当はそこまで大変だと思っていないのに、つい口走ってしまう人もいるのかもしれません。

ただ話を聴いてほしい。子育てが大変だということを共感してほしい。

話をする人がいなくて寂しい、そんな心理から子育てが大変だとアピールしてしまう人もいます。

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夫(もしくは妻)に協力してほしい

24時間休むことなく子育てをし、更に家事もするとなると、本当に大変です。

ましてや仕事もしている人は、自分の時間を持つことが難しく大変ですよね。

そんな時、御主人もしくは、奥様が自分の仕事ばかり優先して、子育てに関わってくれなかったら、アピールしたくもなります。

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思惑があることも

子育てが大変だとアピールして、業務量をこれ以上増やさないでほしい。

今の子供だけでも大変だからとアピールして、二人目は?と言われないうようにする。

祖父母に子育て大変アピールをして、手伝いを要請。

なかにはこんな自分勝手な思惑から子育てを大変だとアピールしてしまう人もいるようです。

自分中心な人も子育てが大変だとアピールする傾向にあると言えるでしょう。

子育てが大変だとわかっていてもあまりアピールされると良い気持ちはしないですよね。

ましてや自分も子供が欲しいのに、授からない方もいるわけです。

子育て大変アピールをしてくる人にはどのように対処してあげたらいいのでしょうか?

子育て大変アピールをする人の対処法

共感をする

子育てが大変だとアピールする人の中にはとにかく、話を聴いてほしい、わかってほしいという人が多くいます。

話しを聴いて、「大変ね」と言ってあげたらOKです。

なかには頻繁に子育ての大変さをアピールしてきてうんざりするという御声もありますが、そんなときは共感する受け答えをしつつ、話を右から左に聞き流すといいですね。

あまりの子育て大変アピールを受けて、聴いてる人がストレスになっては困りますから、そこは適当に対応しましょう。

あなたが配偶者なら

あなたが配偶者であるならば、子育ての大変さを否定しない

決して自分の仕事のほうが大変だなどというのや止めましょう。

子育てを手伝う。手伝う時間がないのであれば、労う。

時には実家に子供を預けるなり、保育所を使用するなりして、夫婦二人の時間を持ったり、自分が子供の面倒を見て、妻もしくは夫一人の時間を作る

妻や夫が専業主婦で、自分は仕事をして家計を支えているのだから大変だなんて言ってほしくないというあなた。

子育ての大変さは仕事の大変さとは種類が異なります。

仕事であれば、お給料ももらえるし、評価もしてもらえます。そして相手は大人です。

しかし子育ては給料という形で評価されたり、認められることがありません。

ましてや言っても聞かない子供や赤ちゃんです。

そして予期せず病気になったり、何かトラブルがあったりします。

仕事でもトラブルはあるかもしれませんが、相談できる上司、部下がいて、彼らは大人ですから、自分で考えることもできるし、ダダをこねたりしません。

しかし子供はいくら正論を述べても理解せずダダをこねたり、大騒ぎしたり、病気なら寝てればいいと言っても延々と泣いたりすることもあります。

仕事も子育ても大変なのです。

そこは理解し、子育て大変アピールをしてくる配偶者には理解を示し、共感をする。

そして、労うことを忘れずにしていたら、あなたの仕事の大変さも理解され、労われます。

全ては引き寄せです。

あなたがやれば、相手もしてくれるようになるはずです。

どちらが先でもいいのです。気づいたほうから相手を認め、理解を示してあげましょう。

これができてくれば家庭も円満。子どもの情緒面にも良い影響がもたらされます。

しかしお互いが大変アピールして喧嘩に発展してしまえば、子供にも悪影響、夫婦関係も悪くなります。

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思惑がある人には

業務量を増やしてほしくがないために、子育て大変アピールをしてくる人には、仕事は仕事だということをきちんと伝えましょう。

どういう契約内容なのかにもよると思いますが、契約していることを履行する義務がその人にはあるはずですので、そこは説明をするなり、契約を見直すなりしたら良いでしょう。

子育てで大変だから仕事ができないというのは理由になりません。

手伝ってほしくて子育て大変アピールをしてくる場合には、手伝えないときにははっきりと手伝えないことを伝えましょう。

いい顔をしていると、そういう人はつけこんできますから、言いづらいからと言いなりになるのは辞めたほうが良いでしょう。

あなたが大変になるだけです。

自分の都合を優先させようとしているだけですから、きちんとできないものはできないと言いましょう。

また子供がいない人に子育て大変アピールをしてしまう人もいるようですが、ここは「私は子供いないからわからないわ」と言ってしまいましょう。

それ以上話しをされても共感もできませんし困りますよね。大変アピールの度合いやその人の性格にもよると思いますが、はっきりと言わないとわからない人には言うしかないですね。

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まとめ

子育ては確かに大変です。

しかしあまりに子育てが大変とアピールされても困るし、迷惑だと思う人もいるでしょう。

子育てが大変だということに理解を示すことが良いですが、だからと言ってあなたが迷惑をこうむる必要はありません。

しっかりと言うべきことは言う、聞き流せるなら聞き流すなど、対処法をみつけておくと良いですね。

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