投影とは何か?他人の評価を気にしすぎると自己否定する人から抜け出せない

自己否定する人は他人の評価をとても気にしています。一方で他人が評価をしてくれているのに自己否定している人は決して満足できず、自己肯定することがなかなかできません。どのような考えにとらわれているのでしょうか?また投影って何かわかりますか?

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1.投影とは

投影とは自分の心の中にある影(自分で認められない部分や欠点、抑圧された感情など)の部分を他人やものに映し出してみている状態のことを心理学では投影と呼びます。

ではなぜ投影をするのかというと、自分の不安や嫌な感情から逃れるため無意識に防衛本能があらわれておこなっていることと考えられています。

例えばAさんが就職活動中でどんな企業であっても受かれば就職をしたいと考えています。そんな折友人Bさんが就職が決まったけれど、希望する職種ではないと悩んでいます。その場合にはAさんはBさんに共感することができません。

また夕焼けを見た時に「きれいだな」と感じる人もいれば「なんだかさみしいな」と感じる人もいます。それはあなたの心の投影からの見え方かもしれません。

2.自己否定の心理

自己否定になりがちな人はその原因として家庭環境や養育環境にあることがあります。詳しくはこちらに書いておりますが、乳児期にスキンシップのない子育てをされた場合には、本来なら親とのスキンシップにより、親に受け入れられた受容感から基本的信頼を獲得し、自己肯定をできるようになるのですが、それがないことにより信頼を獲得できず、そして自己肯定できないため自己否定に陥る心の癖、思考の癖がつくようになってしまいます。

そのほかにも何か大きな失敗をした、強い叱責をうけたなど、きっかけとなる出来事があり自己否定に陥ってしまうこともあります。

自己否定をしてしまう心理というのは他人からの評価で否定されたことを気にして自己否定してしまう場合や自分自身に自己嫌悪感を抱いて自己否定してしまう場合、そして自己否定をしたくないためにあえて他社否定を行って自分を保つ=自己肯定しようとしている場合があります。

仕事でミスをして叱られた場合には

→ ミスをした自分はだめだと自己否定 ①

叱られていない場合には

→ もっと頑張らないとだめだ、このままじゃだめだと自己否定 ②

他者否定をする場合には

→ 仕事ができないのは~が悪いからダメなんだと 自己否定をせずに他者否定をすることで自分を保つ ③

というパターンがあります。

自己否定には環境が起因していることがあると前述していますが、兄弟がいて、親に他の兄弟よりも愛されたいという願望があった場合や虐待などがあった場合に、より褒められたい、愛されたいと無意識に自己否定をすることで、○○ができないから、弟より愛されないんだ→自己否定→もっと頑張ろう→愛されたい・認められたいという心理が働いていることがあります。

意識には顕在意識(自分でわかる意識)と潜在意識(無意識)があり、顕在意識はなんと1割程度と言われています。そのため自己否定も潜在意識から生まれていることが多いのです。

②の場合には叱られたり具体的なミスをしていないとしても上司が自分以外の人間を褒めているのを耳にしただけで自分はだめだ、もっと頑張らなくてはと思ってしまい自己否定に陥る場合があります。

③は自己否定を回避するために、ほかに要因を作り、自分は悪くないと納得させているのです。

3.他人からの評価を気にしすぎると自己否定から抜け出せない

誰でも他人からの評価というのは多かれ少なかれ気になるところです。自己否定している人は特に他人からの評価というのは必要以上に気になるところだと思います。

しかし自己否定が強い人ほど他人から評価されてもなかなかその自己否定から抜け出せずに自己肯定ができないという人が多いのです。

たとえば、進学校から日本屈指の大学に入学し、一流の企業に就職した人が自己評価できずに自己否定していることが意外にも多いのです。いくら他人から評価されても自分はまだまだだと、上を目指し、また評価されてもいやまだまだだ・・と繰り返す。

第三者からみたら十分評価されているし、自己否定する必要なんて少しもない自己評価してもよいのでは?と思うほど完璧な人なのに、いつまでも頑張り続けて息切れしてしまい、自責、自己否定からうつを発症してしまう人もいるほどです。

通常であれば、そこまで疲弊し息切れしてしまう前に少し休もうと思うのでしょうが、自己否定が強い人の場合には自己評価できずに自分を追い込む癖がありますので、「こんな弱い自分はだめだ」「がんばらない自分はだめだ」「がんばらなくてはならない」と他人の評価を気にし、評価されたとしても自己評価ができないというループにおちいってしまっているのです。

評価してもらえたら素直に評価を受け止めさらに自己否定するのはやめませんか?

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4.自己否定から抜け出すには

4-1.カウンセリング・心理療法

カウンセリングをうけたり、認知行動療法やヒプノセラピー、インナーチャイルドセラピーなどが効果的です。

詳しくはこちらに書いていますので参考になさってください。

4-1.他人との比較をやめる

比較をするからこそ自分は人よりだめだという自己否定につながります。~よりできない自分はダメだ、~劣っている自分はダメだと自己否定するのではなく、他人は他人と思い、自分は誰と比べるまでもなく自分らしくいるということが大切です。他人からの評価を気にしすぎるのはやめましょう。

4-2.今の状況を受容する

自己否定をするというのは今の現状に満足・納得がいかない、今の状況を受け入れられていないことから自己否定がおきています。

あるがままの自分を、おかれている状況、環境を受け入れ認めるということが、自己否定から脱却する一歩です。そのためにも日記などをつけるのも自分を分析するのによいと思います。

どういうことがあったときに自分は自己否定をするのかを分析しみる。自分の傾向や癖がわかるはずです。

その傾向がわかったうえで、それを次で考え方を変えていくのです。その際にまず、その出来事に対してどうして自己否定をするのか考え、どうしてダメなのか自問自答をしてみましょう。

きっとそのままで良いはずです。自己否定してしまうのは自分が目指す高い基準に満たないないだけのことではないでしょうか?あなたはあなたのままでよいのです。

4-3.考え方を変える・完璧主義をやめる

認知行動療法を自分でおこなうようなイメージです。認知というのは物事のとらえ方や考え方のことを指します。たとえばテストで80点しかとれなかった自分はダメだ・・と自己否定し落ち込む人もいれば、80点とれたと思って喜び自己肯定感を高める人もいます。

とくに完璧主義の傾向のある人はそうそう自分に満足せず、完璧でいることは難しいですから、楽観主義の人に比べて自己否定してしまう機会が当然ながら多くなってしまいます。

まずは認知を変えて、完璧主義の方はそれをやめる。これだけでかなり自己否定せずに、自己肯定感を高めることができるはずです。

すぐには切り替えることは難しいと思います。まずは少しずつネガティブ(自己否定)→ポジティブ(自己肯定)に変換していく癖をつけてみましょう。

何か失敗をして自己否定するのでなく、その失敗から学べることはたくさんあるはずです。自分の経験を振り返ってみても失敗したことは次の大きな成功へと役立っていることがわかります。

人生失敗ばかりでありませんし失敗は成功のもとです。失敗をできるだけたくさんすることで、成功に結び付く術を覚えるはずです。この失敗の経験が足りずに大人になってしまうと、社会人になった時に困難があっても立ち向かえずに引きこもりになってしまうという人が増えているのです。

5.まとめ

他人からの評価を気にするのは多少なりともみんな経験があることです。しかし自己否定してしまう人は過剰に他人からの評価を気にしていることがあります。自己否定から抜け出すためにも他人からの評価に振り回されずに自分らしくいることを受け入れることが自己否定から抜け出す第一歩となります。あなたが他人を見て感じることは実はあなたの心の投影かもしれません。

こちらの記事もご覧ください。

自己否定せず、自信を持つ子供になる7つの秘訣

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1 個のコメント

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