登校拒否・不登校の朝起きられない3つの主な原因

登校拒否・不登校の多くの生徒たちは朝起きられません。なぜ朝起きられないのでしょうか?

これには主に3つの原因があります。朝起きられない3つの原因とはどういうものだと思いますか?

最初に言っておくと決して甘えたり、怠けているわけではないのです。

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1.登校拒否・不登校の朝起きられない原因

登校拒否・不登校の多くの生徒たちは朝なかなか起きられません。

なぜ起きられないのでしょうか?それは主に心因性のものと、起立性調節障害の場合があります。


それぞれ詳しくみていきましょう。

心因性

登校拒否・不登校の朝起きられない原因が心因性の場合でも身体症状があって朝起きられないということもあります。

腹痛や頭痛、吐き気、めまいなどが決まって朝おきて、なかなか起きられない。でも登校時間を過ぎると症状が緩和されてしまう。

あきらかに心因性の症状です。子供たちはなぜ決まって朝にそのような症状たでるのかはわかりません。

心や頭では登校しなくてはいけないでも葛藤の末身体が行けないと言う反応をしているのです。

親からすると決まって朝の登校時刻になると症状がでるため仮病ではないのか?と疑ってしまうほどです。

しかしこれを仮病と疑ってしまうと、ますます本人は追い込まれ症状が強くなってしまうのです。

症状が出ない場合でも登校拒否・不登校の生徒は無気力になっています。無気力になる理由としては親の過干渉や、自己否定が起因しています。

また自己否定からうつになる場合もあります。そちらについてはこちらの記事を参考にしてください。

睡眠障害

睡眠障害により夜なかなか眠れない、次第に昼夜逆転となってしまい朝起きられないということもあります。

登校拒否・不登校の子供たちの場合には昼夜逆転生活になりがちのため、朝起きられないことがあります。

なぜ登校拒否・不登校の生徒は昼夜逆転生活になってしまうのかについてはこちらをご覧ください


起立性調節障害

人は起立すると、重力によって血液が下半身に貯留し、その結果、血圧が低下します。健康な人では、これを防ぐために自律神経系の一つである交感神経が興奮し、下半身の血管を収縮させ血圧を維持します。また、副交感神経活動が低下し心臓の拍動が増加し心拍出量を上げ、血圧を維持するように働きます。ところが、起立性調節障害ではこの代償機構が破綻して血圧は低下し、脳血流や全身への血行が維持されなくなります。そのため、立ちくらみやふらつきが起こってきます。血液による酸素や栄養の供給が悪いので、すぐに疲れたり、また疲労からの回復が遅れます。さらに脳血流が悪いために、思考力は低下し、集中力もなくなってきます。心臓は代償性頻脈を起こすため、起立状態や少しの運動で息切れ、動悸を起こすようになり、とても身体が辛く感じます。身体を横にすると全身への血流が回復するため、このような症状が軽減し身体が楽になります。

日本小児心身医学会HPより抜粋




起立性調節障害は思春期の子供に多いです。下記厚生労働省発表のグラフでもよくわかります。

厚生労働省資料より

 

起立性調節障害の症状と特徴

  • めまい、ふらつき
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 腹痛
  • 食欲不振
  • 夜ねつけない
  • 思考力、判断力の低下
  • 朝なかなか起きることができない
  • 午後からは元気になる →このため起立性調節障害に理解がないと怠けていると周囲には思われてしまう。

朝起きられないだけでなく、症状がいくつかあてはまるなら、一度医師の診察を受けたほうがよいですね。

起立性調節障害の治療

起立性調節障害の治療にあたり受診する診療科は小児科になります。治療には薬物療法と、非薬物療法があります。いづれにしてもすぐによくはなりません。

長い目でみて焦らずに治療を続けることが必要です。起立性調節障害の薬物療法では昇圧剤が処方されますがまずは非薬物療法を行うとよいでしょう。具体的には

  • 朝陽を浴びる(朝はカーテンをあけて光が入るようにしましょう)
  • 規則正しい生活を心がける
  • 散歩程度の歩行をする
  • 水分を多くとるように心がける
  • 食物繊維が多い食べ物を頂く
  • お酢や辛いものを頂く
  • 発酵食品を頂く
  • ぬるま湯に入る(38~40℃くらい)
  • 就寝間際にPCや携帯をいじらない
  • 運動
  • マッサージ

起立性調節障害は自律神経の乱れが影響しています。起立性調節障害でなくとも、他の2睡眠障害や心因性という2つの原因にも自律神経というのは大きくかかわりがあります。

では次に自律神経を整える方法を考えてみましょう。

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2.自律神経を整える

朝陽を浴びる

朝起きたらカーテンを開けて朝陽を浴びましょう。体内時計が整います。

自律神経を整えるためにはとても有効です。毎日晴れとは限りませんし、冬は朝が暗いですね。光目覚まし時計を利用してみてはいかがでしょうか?

最近はメディアにも取り上げられていて、効果も実証されています。うつ病患者にも有効だそうです。返金保障もありますので一度試してみてはどうでしょうか?


規則正しい生活

朝起きられないだけでなく登校拒否・不登校の子供たちはその生活になれてきてしまうと、規則正しい生活ができなくなってしまいます。そうすると自律神経も乱れ朝起きられないことのほかにも様々な症状が出てしまうことがあります。

規則正しい生活をしていくことで自律神経が乱れることがなくなってきます。

お風呂でリラックス

ややぬるいくらいのお湯(40度前後)の湯船につかりましょう。忙しい方はシャワーですませがちかもしれませんが、ゆっくり、ゆったりとお風呂に入ることで副交感神経が優位となり、入眠しやすくなります。

しっかりと眠れば自律神経も整い朝起きられるようになります。そのときにリラックス効果を倍増できるようにアロマや好きな入浴剤などを使うといいですね。

適度な運動やストレッチを取り入れる

何かスポーツをしたり、ジムに通ったりというとなかなか不登校・登校拒否の子供たちは外に行くことができないかもしれません。

でも家の中でちょっとした機材を使った運動をしたり、ストレッチなら手軽にできますよね。適度な疲れは質の良い睡眠がとれますから朝起きられるようになるためにも取り入れてみてはどうでしょうか?

外に出られる場合には手軽にできるウオーキングをしてみてはどうでしょうか?

ツボ押し

自律神経を整える効果があるツボがあります。

百会(頭のてっぺんにある) :両耳を結んだ線と顔の中心の線の交わったところ。頭のてっぺんで押すと気持ちのいい箇所があると思います。

労宮(掌にある) :薬指と中指を曲げたときにてのひらにあたる箇所

上記どちらのツボも心を落ち着かせる効果があるので自律神経を整えることに有効です。

食生活

食事は規則正しく1日3回とる。なかでも自律神経を整えるために血行よくすることと腸内環境をよくすることがカギとなります。

そのためベータカロテン、ビタミンE,C、食物繊維、乳酸菌の摂取などが有効でしょう。

3.まとめ

登校拒否、不登校の子供達が朝起きられない原因について、おわかり頂けたでしょうか?

怠けてみえるかもしれませんが、そうではありません。

起立性調節障害の場合もあります。気になる場合は一度診察を受けてみてください。そしていきなり教室復帰ではなく、保健室登校や別室登校から始めてみませんか?

別室登校はこちらを、保健室登校はこちらをご覧ください。

不登校の昼夜逆転を治す方法はこちらです。

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