毒親と発達障害の関係性 毒親がADHDやアスペルガー・精神病の場合や遺伝も

毒親が発達障害、ADHD、アスペルガー、精神病だったら・・もしくは子供が発達障害の場合の毒親と関係性はあるのでしょうか?遺伝はするのでしょうか?毒親の影響が医師の研究により明らかになった事実とは・・ゴミ屋敷も毒親の発達障害?

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1.毒親の行い

毒親とは毒になる影響を子供に与える親のことを意味していますが、実際にどのような行いかというと

  • 子供の意思に関係なく母親や父親の思い通りにする毒親
  • ネグレクトな毒親
  • 暴力をふるう毒親
  • 威圧し恐怖を与える毒親
  • 言葉の暴力や精神的暴力をふるうモラハラな毒親
  • 子供を所有物のように扱う毒親
  • 束縛する毒親
  • すべてのことに干渉、口出しする過干渉な毒親
  • 不満をすべて子供にぶつける毒親
  • 感謝を強要する毒親

毒親のなかには虐待と思われる行為をしていることがあります。ちなみに下記該当があればすぐに189をダイヤルすることをお勧めします。

明らかに児童虐待です。毒親を児童相談所に通報しましょう。

児童虐待の定義

児童虐待は以下のように4種類に分類されます。

身体的虐待 殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などにより一室に拘束する など
性的虐待 子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィの被写体にする など
ネグレクト 家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない など
心理的虐待 言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス:DV)、きょうだいに虐待行為を行う など

 

厚生労働省HPより

2.毒親の体罰が脳に与える影響

ちなみに前述の虐待が明らかにある毒親に虐待について質問をするとみな口をそろえて「虐待ではなくしつけだ」と言うそうです。福井大学の友田医師の研究によれば厳格で長期的な体罰を受けた場合、脳に与える影響として

  • 行為障害(非行に走る)
  • 感情障害(抑うつ気分になる)

思考や感情の抑止力をつかさどる脳の領域の異常があるということがわかったそうです。

また本人が虐待や精神的虐待、体罰を受けていなくてもその行為を見せられた子供は知的能力、記憶力が低下し、学業不振になるという結果がアメリカでの研究により報告されています。

毒親の体罰などにより多大なストレスホルモンが分泌され脳の発達が遅れてしまうそうです。

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3.人格障害や発達障害に似た症状を引きおこすこともある

子供時代に毒親による体罰を受けた影響は脳だけにとどまらず、下記の症状や精神病を引きおこすこともあります。また毒親により愛着関係が育まれない子供は発達障害に似た愛着障害を引き起こす可能性があるのです。

  • うつ病
  • アルコール依存
  • 薬物依存
  • 心的外傷後ストレス障害
  • 解離性人格障害(多重人格)
  • 境界性人格障害
  • 学習障害(発達障害)と区別がつきにくい症状
  • ADHD(発達障害)と区別がつきにくい症状

アルコール依存や薬物依存などの共依存についてはこちらにも書いています。

発達障害はいくつかのタイプに分類されており、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害、チック障害などが含まれます。
これらは、生まれつき脳の一部の機能に障害があるという点が共通しています。同じ人に、いくつかのタイプの発達障害があることも珍しくなく、そのため、同じ障害がある人同士でもまったく似ていないように見えることがあります。個人差がとても大きいという点が、「発達障害」の特徴といえるかもしれません。

厚生労働省 みんなのメンタルヘルスより

発達障害のなかでも学習障害やADHDに似た症状がおきることがわかりました。その症状はというと

注意欠陥障害・多動性障害(ADHD)

  • 不注意(大切な予定やものでさえ忘れてしまう)
  • 落ち着いていられない

ADHDなど発達障害と不登校の関係についてはこちらです。

ADHDの情緒不安定についてはこちらです。

学習障害

学習障害には基本的には知的発達の遅れはありません。下記の特定のものを使用する際に困難な状態があります。

  • 聞く
  • 話す
  • 読む
  • 書く
  • 計算する
  • 推論する能力

毒親がADHDやアスペルガーのこともある

毒親と思っていたけれど、親自身が精神病だったりADHDやアスペルガーだったために、毒親のような行為をしていたということもあります。

ADHD特有の症状から、子供の話を最後までしっかりと聞いていなかったり、勘違いから、子供の意思を無視した言動をとったり、アスペルガー特有の場の雰囲気を読み取れない性質から、子供に恥をかかせてしまったり・・

毒親自身も自分がADHDやアスペルガーだとわからずに毒親と同じような言動をとっているということもあります。

またこのタイプの毒親の家はゴミ屋敷になっていることもあります。これはADHDが影響してゴミ屋敷になっていることが考えられます。

ゴミ屋敷に関して言えば、この他にもセルフネグレクトである可能性があります。セルフネグレクトの場合には生活を維持するために必要なことをする気力などがないため不衛生な状態であっても意に介しません。

そのためゴミ屋敷になっても気にならないのです。

アスペルガーの生きづらさについてこちらに書いております。

4.発達障害や毒親の遺伝

発達障害は遺伝の可能性があります。

発達障害は脳機能の障害のためもって生まれた遺伝子や環境が大きな要因とされています。

また毒親の遺伝というのはその歴史が繰り返されることが多いことから遺伝しているといっていることもあるでしょう。毒親の環境下で育った子供はその毒親の躾や行いが基準となりますから、だれでも親が行っていることは真似をするものです。そのため毒親は遺伝すると言ってもよいのでしょう。

情緒不安定は遺伝するのか?についてはこちら

アスペルガーの情緒不安定についてはこちらに書いています。

5.毒親は自己愛性人格障害の可能性がある

自己愛性人格障害とは自分のことを特別だ、尊大だという意識が過剰にある人格障害です。毒親のモラハラな言動はまさにこのような考え、障害のもとに言動をとっていることがあります。

自分は称賛に価し特別な存在であると思っており、自己愛が高すぎるため共感したり協調することができず他者との関係性に支障をきたすことがあります。

またこの原因としては明らかにはなっていないようですが幼少期の教育環境において親との愛着関係が築けなかったり、過保護、愛情不足など環境の偏りが影響しているともいわれています。

このため毒親が自己愛性人格障害であることもあるし、毒親の子供もまた自己愛性人格障害の可能性があります。負の連鎖が起こるということです。

治療としては薬物療法のほか、認知行動s療法などの精神療法が有効とされています。

ボーダーな毒親はこちら

6.世代間連鎖を止める

毒親の虐待や体罰により脳に影響がでたり、発達障害に似た症状を引き起こすことがあるということがお分かりいただけたかと思います。遺伝していくようなものです。

また毒親自身が同じ仕打ちを自分の親、すなわち毒親から受けて歴史が繰り返されるという遺伝のような現状があります。これをなくすにはどうしたらよいのか?

できるだけ早い段階で、児童精神科医や専門職の介入があることによりその連鎖を食い止めることが可能です。万一自分の周囲に毒親の行為をおこなっている人がいたら、まず児童相談所に相談してみる。

この行動が毒親を生む遺伝のような負の連鎖を止めることにつながるかもしれません。

機能不全家族の連鎖はこちら

6.まとめ

毒親というのは悲しいことに自分の親も毒親であったり、その子供もまた毒親になる可能性があり、まるで遺伝のような負の連鎖がされているのも事実です。毒親の行いが発達障害に似た症状を引き起こしたり、毒親が人格障害や精神病、ADHD、アスペルガーであることもあります。

家がゴミ屋敷である場合には毒親のADHDやセルフネグレクトの可能性が高くなります。

毒親の行いは家の中で行われているためなかなか周囲にはわかりづらいかもしれませんが、発達障害に似た症状や人格障害などからひきおこされるのであれば早期に発見され、専門医にかかることにより負の連鎖や影響を最小限に止めることができるかもしれません。

こちらの記事もご覧ください。

毒親のあるあるエピソードはこちら

毒親への復讐についてはこちら

アスペルガーの生きづらさについてこちらに書いております。

発達障害・アスペルガーの自己否定を回避するには

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