中学生、高校生が行きたくない理由。適切な対処法とは?

中学生高校生になると増える不登校。実は本人もどうして学校に行けないのか、行きたくないのか、理由はわかっていない場合がほとんどです。

そうはいっても親からしたら、どうしていけないのか、また本人もなぜいけないのか理由や原因を知りたいですよね。どうして行けなくなるのか、行きたくないのか、原因や理由から対処法を考えていきます。

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1.中学生・高校生が学校に行けない理由とは

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1-1.環境の変化

小学校から中学校や高校となると一気に大人扱いされることも増えてきますね。

また学校の勉強内容に関しても一層難しくなり、人間関係の繋がりも部活では先輩後輩という縦の関係が始まります。そうした環境に適応できない、ギャップに戸惑うということも理由の一つとなるでしょう。

1-2.学校生活における問題

不登校になる中学生や高校生の大半は学校生活において、勉強や友人関係、先生、部活、などでの失敗やトラブルなどにより自信を喪失してしまいます。これがきっかけや理由となり、学校に行くことができない、学校に行きたくないという気持ちになります。

なかにはいじめという深刻な問題が学校に行けない、行きたくないという理由となっている場合もあります。

1-3.親の過干渉

親の過干渉というのは、子供のためを思ってしている親がほとんどで、子供の失敗や危険を回避するために良かれと思ってやっていらっしゃることと思います。

しかし残念ながらこの過干渉という行為は子供にとっては良い影響はなく不登校や引きこもりになる理由や要因ともなりえるのです。

ではなぜ親の過干渉が子供の不登校の理由や要因となってしまうのかというと

自立できない・自主性が育たない

親が常に先回りをして指示を出しているため、中学生や高校生になっても子供は自分で考えて行動をしなくても指示通りに動けばよいわけですから、当然ながら自立ができません。そして自主性も育ちません。常に指示待ち状態です。

努力をせず人のせいにするおそれがある

例えば母親が次の試験に備えて、〇ページとこのページを覚えるのよ。ここは暗記するのよと細かく指示を出して勉強をさせるている場合、中学生や高校生だからといって、その指示がなくなればもちろん勉強はしませんし、勉強そのもののやり方がわかりません。

そして試験の点数が悪ければ「お母さんが教えてくれなかったからできなかった」と人のせいにします。

中学生や高校生になったら自分でやらせようと思い、これからは指示だしをやめようと思っていたとしてもこれまで過干渉に指示やお膳立てをしていた場合には、お母さんがやってくれなかったらできなかったと人のせいにする可能性があります。

自分を否定的にとらえてしまう・思考停止

例えば子供が「これがいいと思う」と言い、母親が「でもねこっちのほうが~だからいいのよ」そして学校や就職に関しても「○○以上のレベルじゃないとだめよ。」「○○学校/会社だと認めないわよ」という発言が小さい時からずっと成人するまでし続けられていたら・・

「私が意見を言っても聞いてもらえない」「自分の好みを言っても無駄だ」「○○レベルより下の中学校や高校に入った私はダメな人間なんだ・・」という心理となり、自分を否定的にとらえ自信がなくなってしまいます。(自己肯定感の喪失)

もしも中学受験や高校受験において、前述のようなことを親が言っていたら、そのレベル以上の中学や高校に入れなかった場合には、子供は自分はダメな人間だと思ってしまう危険性があり自己否定してしまいます。

受験において希望する中学や高校を言ったところでそれを受け入れてもらえないわけですから、言っても無駄だと思うようになり、考えることをやめてしまうようになります。

失敗を恐れるようになる

本来であれば、中学や高校になるまでの間に小さな失敗と成功を繰り返し、学び、成長をします。でもその失敗や危険を回避するように母親が過干渉な対応をしているため、失敗をしたことがありません。

なので、はたからみて大した失敗でなくても中学や高校までは危険回避を親がしていて失敗した経験がないためいざ失敗をした時に立ち直れないことがあります。

委縮してしまう可能性がある

親に意見を押し付けられ、時にはできないと母親にきつく叱られる、ヒステリーを起こされる。テストの点数が悪くてガミガミと注意される。

これらのことが繰り返されるといつ怒られるかと常に人の顔色を窺い母親に対して委縮してしまいます。中学生や高校生になっても自分の意見を持たないだけなく、意見したり、話すことすら怖くてできなくなってしまうかもしれません。

神経症や不登校・ひきこもりになる可能性がある

過干渉が続けば続くほど、思考停止になり、無気力になってきて、神経症を発症したり、不登校やひきこもりになってしまう可能性があります。知らず知らずのうちにストレスとなり、自律神経が乱れてしまって不眠や頭痛などさまざまな不調な症状を引き起こします。

不登校やひきこもりになった場合に中学生や高校生であっても、本人に聞いたところでどうして学校に行けないのか、外出できないのかわからないのです。残念ながら不登校やひきこもりの子供の母親に過干渉が多いのも事実です。不登校の親の特徴についてはこちらに書いています。

よくあるのが、子供のころから過干渉な母親により失敗を回避し受験も勝ち続け、一流企業に就職し負け知らず。でも実際社会に出てみると失敗することもありますし、自主的に考え、行動することが要求されます。

でも彼らは全て指示だしをされてそれを実行してきたため自主的に考え行動するということができません。むしろ指示を与えてくれない人が悪いと思ってしまいますし、何か失敗をしても策を練ることができず、自信を喪失しひきこもりになってしまうという大人が増えてきているのが現実問題です。

親の加護があってレールに乗れているうちは良いけれど脱線してしまうと、どうして良いかわからないのです。

母子密着・共依存になる可能性がある

常に母親が段取りし、指示をするのが当たり前の状態で、慣れてしまい、中学生や高校生になってもそれが心地よい場合には母親と一緒にいるのが当たり前、母親がいないと何もできないし心理的に不安になります。

大人になっても母親が気になって仕方なく、デートの間も母親へラインしたり、電話したりして、自分より母親が好きなのではないか?と言われて別れてしまったという経験談は多いです。

もしも結婚にまで至ったとしてもすぐに実家に帰ったり、母親が遊びにきたりして結婚相手がうんざりするというケースもあります。

母親が子供が自分の生きがいとなっている場合にはなりやすい傾向です。

1-4.親の放任

過干渉とは一転して放任しすぎの場合。これはこれで子供は親の愛情を感じることができずに、無意識に親の愛情を確かめたくて不登校になったり、非行に走ったりしているケースがあります。

朝から晩までパートを掛け持ち忙しく過ごしている母親の愛情を感じることに非行に走った高校生。やがて学校にも行けなくなり、不登校に。その母親は子供と過ごす時間を確保するために仕事を制限して子供と過ごす時間をとるように心がけました。

するとその高校生の非行は徐々になくなり、目標を持って学校へ通えるようになったそうです。

中学生や高校生ともなると、親よりも大きくなり、大人びてきます。親もつい大人扱いしてしまいますが、やはり親の愛情というのは必要です。もちろん働いていることが悪いことではありません。

でも子供の様子がおかしかったら、子供の話を聞く、一緒に過ごす時間を持つように心がけてみてはどうでしょうか?

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2.立場によっての対処法

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2-1.中学生・高校生の本人の対処法

きっと何か学校でのトラブルや失敗によることが学校に行けない、行きたくないきっかけや理由ではないでしょうか?自分を責めて苦しまないでください。

あなたはあなたのままでよいのです。ちょっと経験が足りないだけです。人は失敗を繰り返しそこから学び成長していくものです。

まずは今の自分を受け入れ、否定せずに認め受け入れましょう。そして少し羽を伸ばし、エネルギーを溜めましょう。

少し学校に行ってみようと思えてきても教室に行くのは勇気がいる、ハードル高いと思うようであれば、別室登校保健室登校から始めてみるのもよいですよ。

やり方やそのほか書いてますので、よろしければご覧ください。

2-2.親の対処法

  • 過干渉をやめる
  • 放任しすぎをやめる
  • 今の子供の不登校という現状を受け入れる
  • 非難しない
  • 子供の話に耳を傾ける
  • 自信を持たせる

上記の対処法を実践するうえで気を付けていただきたいのが、子供の話を聞いている最中に意見し始めてしまって話を中断させてしまうこと。

しっかりと話を聞いて共感する。受容する。これが大切です。意見する、口出しするというのは過干渉な行為になってしまう恐れがあります。

過干渉にならず、かつ放任過ぎずの対応を心がけましょう。

2-3.周囲の対応

先生やクラスメイト、友人という立場の場合には、学校に友達が登校したらひそひそと噂話をしたり、今まで登校できなかったことを非難するのはやめましょう。

不登校で学校に行けなかった期間がある友達、生徒は学校に来ることはとても勇気が必要なことです。気持ちを理解し、声をかけてあげて下さい。あれこれ考えずに「おはよう」これで十分です。

3.まとめ

中学生や高校生が学校に行きたくない、行けないという本当の理由はわからないことが多いです。理由と思っていたことがきっかけに過ぎないこともあります。

不登校の子供の気持ちに寄り添い、受け入れ、それぞれの立場で対処を行うことが、登校復帰へとつながります。

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