学校に行きたくない時の対処法 ~大学生の場合~

大学生となって、いままでとは違う解放感を期待し胸躍らせて入学したはずなのに、なぜか近ごろ学校に行きたくない、なにもする気力がおきない・・という大学生が少なからずいます。なぜ大学生になって、学校に行きたくないという気持ちになるのでしょうか?大学生の不登校、原因から対処法を探ってみましょう。

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1.大学生が学校に行きたくない原因

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1-1.システムの違い

大学は義務教育ではないし、学部や学科により選択する授業も変わってきます。その選択も自分で決めなくてはいけません。

今までのように決まった授業を皆と同じように時間割通りにこなすのでなく、単位を考えて授業を選択したり、将来の進路をふまえて授業を選ぶ必要が大学の場合にはあります。

大学は自由といえば自由なので、自分で何もかも決めていかなくてはならないことに、不安を覚え行きたくないと思うこともあると思います。

1-2.理想と現実の違い

思い描いていた胸躍る大学生活がきっとあったと思います。ひょっとしたらその自分の理想と現実のギャップに戸惑っている・・という場合もあると思います。

また大学を名前だけで選んでしまって、校風になじめない、なんだか違うな・・思ったほど楽しくないなぁと違和感を持つケースやとりあえず大学は出ておこうと思って入学することもあると思います。

もしくは本来はやりたいことがあって、違う学部に入りたかったのだけれど、学力が足りず、違う学部に入学したという方もいるのではないでしょうか?

その場合に勉強をする気になれないということもあるようです。また希望した学部に入っても思い描いていた感じと違いなんだかやる気がなくなったて学校に行けなくなった、行きたくないという人も多いようです。

大学の授業は高校生までとは違って、大勢で講義を聴くというスタイルですし、ゼミやサークル活動など何かと違うことがあると思います。

大学に入ったら、勉強はそこそこに、アルバイトして、サークル入って楽しもうと思ってたけれど、予想以上に勉強が大変で、バイトどころじゃなかった・・という方もいればサークルも思ったほど楽しくない、なんだか仲間と合わなくてい行きたくない・・・なんてこともあるでしょう。

1-3.親の過干渉

大学生の不登校、本来は学校に行かなくてはと思っているのにも関わらず、自分ではよく原因がわからず、行きたくてもいけない場合には「不登校」ということになります。

不登校・ひきこもりの共通の原因で多いのが親の過干渉です。親の過干渉はどのような影響があると思いますか?まずは一通りの影響をお伝えしておきます。

1-3-1.自立できない・自主性が育たない

親が常に先回りをして指示を出しているため、子供は自分で考えて行動をしなくても指示通りに動けばよいわけですから、当然ながら自立ができません。そして自主性も育ちません。常に指示待ち状態です。

大学生であれば、自分で決めて行動しなくてはならない場面も多く戸惑うことがあり大学に行きたくなくなった、行けないということもあると思います。

1-3-2.努力をせず人のせいにするおそれがある

ある意味努力は自主的ではないですが、親の過干渉、指示によりさせられているかもしれません。例えば親が次の試験に備えて、具体的な勉強のスケジュールをたてて指示をしたり、しつこく勉強はしたのか?と問い詰めた・・。

でもその指示がなくなれば勉強はしなくなる可能性があります。そして試験の点数が悪ければ「お母さんが教えてくれなかったからできなかった」と人のせいにします。

実際にあった話です。お母さんは教科書の暗記させたい部分にマーカーをひき、手作りの問題集作りを中学までずっとしていました。

あるときやめたとたんに、成績は下がり、母親のせいにしたという実話です。

1-3-3.自分を否定的にとらえてしまう・思考停止

例えば子供が「この大学を受験したい」と言い、親が「でもねこっちの大学のほうが~だからいいのよ」そして大学だけでなく就職に関しても「○○以上のレベルじゃないとだめよ。」「こんな会社だと認めないわよ」という発言が小さい時からずっと成人するまでし続けられていたら・・

「自分が意見を言っても聞いてもらえない」「自分のやりたいことを言っても無駄だ」「○○レベルより下の大学に入った私はダメな人間なんだ・・」という心理となり、自分を否定的にとらえ自信がなくなってしまいます。(自己肯定感の喪失)

例えば常に勉強に関してうるさく、テストの点もチェック。親が90点以上でないと褒めてくれない。子どもは頑張ります。でも90点以上取れなかったらどうしよう・・そしてとうとう90点以下をとってしまったら・・こんな自分は母親から褒めてもらえない、嫌われる、こんな自分はダメなんだと思ってしまいます。

自分の意見を言ったところでそれを受け入れてもらえないわけですから、考えても無駄だと思うようになり、考えることをやめてしまうようになります。

1-3-4.失敗を恐れるようになる

本来であれば、子供の時から失敗と成功を繰り返し、学び成長をします。でもその失敗や危険を回避するように親が過干渉な対応をしているため、失敗をしたことがありません。

なので、はたからみて大した失敗でなくても失敗をした時に立ち直れないことがあります。そのため失敗をしたくないために学校に行けない、行きたくないということも考えられます。

1-3-5.委縮してしまう可能性がある

親に意見を押し付けられ、時には母親にきつく叱られる、ヒステリーを起こされる。食事の際には躾だと箸の上げ下げ、姿勢をチェックし食事の間中に注意し続ける。食事が楽しくなくなりますね。

これらのことが繰り返され成長するといつ怒られるかと常に人の顔色を窺い母親に対して委縮してしまいます。大学生になっても自分の意見を持たないだけなく、意見したり、話すことすら怖くてできなくなってしまってはいませんか?

1-3-6.神経症や不登校・ひきこもりになる可能性がある

大学選びだけでなく、さまざまなことに口だしやチェックをする過干渉が続けば続くほど、無気力になってきて、神経症を発症したり、不登校やひきこもりになってしまう可能性があります。知らず知らずストレスとなり、自律神経が乱れてしまって不眠や頭痛などさまざまな症状を引き起こします。

不登校やひきこもりになった場合に本人に聞いたところでどうして大学に行けないのか、外出できないのかわからないのです。残念ながら不登校やひきこもりの子供の親に過干渉が多いのも事実です。不登校の親の特徴についてはこちらに書いています。

よくあるのが、子供のころから過干渉な親により失敗を回避し受験も勝ち続け、一流大学に入学、一流企業にも就職し負け知らず。でも実際社会に出てみると失敗することもありますし、自主的に考え、行動することが要求されます。

でも彼らは全て指示だしをされてそれを実行してきたため自主的に考え行動するということができません。むしろ指示を与えてくれない人が悪いと思ってしまいますし、何か失敗をしても策を練ることができず、自信を喪失しひきこもりになってしまうという大人が増えてきているのが現実問題です。

親の加護があってレールに乗れているうちは良いけれど脱線してしまうと、どうして良いかわからなくなり、学校にも行けなくなったり、行きたくないという気持ちになってしまうことが考えられます。

1-3-7.母子密着・共依存になる可能性がある

常に母親が段取りし、指示をするのが当たり前の状態に慣れてしまい、それが心地よい場合には母親と一緒にいるのが当たり前、母親がいないと何もできないし心理的に不安になりやすくなります。

大人になっても母親が気になって仕方なく、デートの間も母親へラインしたり、電話したりして、自分より母親が好きなのではないか?と言われて別れてしまったという経験談は多いです。

もしも結婚にまで至ったとしてもすぐに実家に帰ったり、母親が遊びにきたりして結婚相手がうんざりするというケースもあります。

母親が子供が自分の生きがいとなっている場合にはなりやすい傾向です。

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2.大学に行きたくない時の対処法

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いままで読んでいたなかに自分にあてはまる原因はありましたでしょうか?大学に行かないといけないのはわかってるし、行けないのは罪悪感がある・・でも対処法がわからないという方が多いのではないでしょうか?


2-1.今の状況を受け入れる

大学には行きたいと思っているけれど、なんだか行けない、行きたくないのかどうか理由もよくわからない・・という方もいると思います。無理に行かなくていいです。今の自分もあなたです。対処法として自己否定せずに、今の状況を受け入れましょう

そのうえで、大学に入ったけれど、やはりこの学校ではなかった。やりたいことが違うものがあるというのがあるのであれば方向転換してもよいと思います。

一度きりの人生です。自分のやりたいことをよく考えてみましょう。


2-2.親の過干渉から逃れる

もしも親の過干渉があてはまる大学生のあなた。親が過干渉のマイナス影響について理解があり、やめてもらえるなら過干渉を親にやめてもらうことが一番の対処法です。

ひょっとしてあなたが望んだ大学でなく、親に言われるがまま受験して、決めた大学だという方もなかにはいるでしょう。

その場合には将来を考えてみて、いまの大学を卒業し就職したいのか、本当は違う大学や学部に行きたかったのではないか、もしくは専門性を学ぶために専門学校の方がよいのか、今一度先のことを考えてみてください。

無理して親の敷いたレールにのって、大学卒業までできたとして、その先就職をする際に自分のやりたいことがやれるのかどうか?

過干渉の親であれば、就職にも口出ししてくる可能性があります。大学生になっても自分の意思や言いたいことを言えずに無理してもどこかで疲弊して、ひきこもりになってしまうこともあります。

まずは親のいうなりにならないこと自分の意思表示をして下さい。そして親があまりに過干渉がひどい場合には距離をとる。可能であれば、親戚の家にお世話になる、一人暮らしするなど、物理的に距離をとるのが有効な対処法です。

今自分がもやもやしているのは親が常に指示を出してきた人生であったにも関わらず大学生になってから、何もかも自分で決めなくてはならなくなって、どうしてよいかわからず戸惑っているのではないですか?

過干渉の影響にも書きましたが、親が先回りし、常に指示を出してきたため、自主的な判断に基づいて行動するという訓練が足りてないせいで無気力になり、どうしてよいかわからない状態の可能性があります。


2-3.カウンセリングを受ける・心療内科を受診する

カウンセラーに話しを聴いてもらうだけで自分の考えが整理され、自分自身で自分の問題に気づくことがあります。カウンセリングを受けてみるというのも対処法としてはよいでしょう。

また身体症状がでている場合には一度心療内科を受診してみたほうが良いでしょう。ストレスから自律神経が乱れ不調がでている場合と、鬱や神経症になってしまっている場合があります。

朝起きられないという不調や昼夜逆転現象はありますか?自律神経が乱れている場合には光を浴びるのが有効です。そんな時には下記の光目覚まし時計ようなものを使うのもよいですよ。返金保証もあるようです。


3.まとめ

夢と希望を持って入った大学生活です。本来なら有意義にいきいきと過ごしたいはずです。でもどうして行きたくないのか?あなたの原因は見つかりましたか?原因がわかってくれば対処もしやすくなります。あなたにあう対処法を選んで、これからの人生をあなたがいきいきと過ごせるように対処しましょう。

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