亭主関白な男性と結婚して後悔・・離婚したいけど可能?

亭主関白な男性と結婚したものの、思い描いた生活とは違い、後悔・・逆転してかかあ天下を目指したけれど、全く持って無理だった・・離婚したいけれど、一筋縄じゃいかないかも・・という方必見です。旦那がどんなに離婚したくないと言い張っても策はあるものです。亭主関白の男性の場合確かに簡単ではないですが・・

まず我が国における離婚率からみてみましょう。

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1.日本の離婚率

下記は厚生労働省発表の平成27年度のデータです。

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上記を見ると離婚率は若干上がっていて、今や2分20秒ごとに1組離婚という離婚率になっています。

 

2.亭主関白な男性との結婚による影響

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亭主関白な男性には固定観念が強いという特徴があり、柔軟性がない男性が多いです。亭主関白と思っていたら実はこれってモラルハラスメント(精神的虐待)だった・・なんてこともあります。そのため子供や妻にも色々と影響が出てくるものです。

亭主関白のご主人との離婚を考える理由の1つは亭主関白がモラルハラスメントだった場合というのが一番多いと思います。

モラルハラスメント

モラルハラスメントというのは

 

言葉や態度、身振りや文書などによって、働く人間の人格や尊厳を傷つけたり、肉体的、精神的に傷を負わせて、その人間が職場を辞めざるを得ない状況に追い込んだり、職場の雰囲気を悪くさせることをいいます。パワハラと同様に、うつ病などのメンタルヘルス不調の原因となることもあります。

厚生労働省 こころの耳より

亭主関白になる男性の特徴として古い固定観念を持っているということがあります。そのため、妻はこうすべき、家事一切は妻がすべきなど全てのことにおいて、こうあるべきというものがあるため、妻と価値観が合わない場合には、徹底的に自分の意見を通そうとし時には罵倒します。

心理的影響

妻が言い返しても受け入れることはほぼなく、自分が絶対的な価値観であるため、屁理屈をこねた理論武装で相手を威圧し、言い返す気力がないほどに追い込むことがあります。

そのために言っても無駄だと次第に思うようになり、我慢を重ね、一人で抱えこむようになり、次第にうつっぽくなってしまったりすることがあります。

これこそがモラハラです。男性に限らず女性が強くなった現代では女性から男性に対するモラハラもあります。亭主関白が原因で離婚したいという理由はつきつめていくとモラルハラスメントなのではないでしょうか?

家庭内でのモラルハラスメントは周囲にはわかりません。そして亭主関白でモラルハラスメントをする男性は案外と外面は良いのです。

被害を受けている妻もいきなりではなく徐々に精神が病んでいくため亭主関白でなく実はモラハラだと気づかなかったり、気付くのに時間がかかったりしてしまいます。

また亭主関白でモラハラな夫の場合には相手を否定し続けるため自信を喪失してしまいます。そして次第にご主人が怒ることは全て自分が悪いからだと思うようになってしまうのです。いつのまにか洗脳されてしまうのです。

恐怖に陥る・委縮する・顔色を窺うようになる

亭主関白でモラハラ夫の場合には言っても無駄で、言い返せば論破されるということを繰り返し、ときには感情的に怒鳴られたり、不機嫌になる、無視するということが起こるため、次第に恐怖を覚え、反論もできないようになり、顔色を窺ってしまうようになり、委縮してしまいます。

そして次第に意見も言えず、何事も我慢するようになってしまいます。

身体的影響

我慢をし続けることで、ストレスがたまり心が病むだけでなく、自律神経失調症からくる、頭痛や吐き気などの症状や顔面麻痺、うつなどを発症してしまう場合があります。

これらの影響は妻だけでなく、子供にも同じ影響が及びます。

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3.モラルハラスメントの特徴

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亭主関白とモラルハラスメントは紙一重だと思います。離婚まで考えるのはそこまで追い詰められた結果といえます。モラルハラスメントの影響は心身共におよびます。

妻が悪いと思わせる

亭主関白なモラハラの夫は自分が常に正しいという前提ですので、何か自分に非があっても認めません。それどころか、妻が悪いと言います。

いくら妻が反論したところで、屁理屈をもっともらしく言い、理論武装で「お前が悪い」と責めるため次第に「自分が悪いんだ」と妻は思うようになってしまいます。

優しい時もある

モラルハラスメントをする亭主関白な夫はDV夫とも共通した特徴があります。これは普段は優しいということです。そのため追い込まれてしまって離婚を考える妻もいつも怒られるわけではないし、優しいところもあるから・・と相手を受け入れ許してしまいがちです。

また相手を受け入れる優しさを持った女性が亭主関白を受け入れられる女性であり、そういう女性と結婚しているという特徴もあります。

とくに子供がいる場合には子供もいるし・・優しいときもあるからとずるずると結婚生活を続けてしまい、なかなか離婚に踏み切れないのです。

モラハラだと気づけない・気づくのが遅れる

責められるときは徹底的に責められたり、無視されたりするもののそれ以外は基本的には優しいもしくは優しい時もあるという前述の特徴があり、その繰り返しなため次第に心身ともに病んでいくのですが、なかなか気づけません。

自分の体調が悪くなって初めて気づいたり、身近な人に相談して初めて気づくというのも多いのです。

亭主関白やモラハラは変わらない

亭主関白なモラハラ夫ですから、自分が基準の価値観を変えませんし、そのため変わりません。最初は誰しも変えよう、変わってくれると信じて結婚生活を続けると思いますが、変わることはまずもってないでしょう。

子供が生まれると変わるかな・・なんて淡い期待はしないほうが良いです。自分のことが優先されなくなることから、益々小言が多くなったり、難癖をつけてくることもあります。

妻がこの状況を受け入れられなければ残念ながら、モラハラ亭主関白とは離婚するしかないでしょう。

離婚は簡単には応じない

妻が離婚をしたいと思って話をしても簡単には離婚には応じません。

亭主関白なモラハラ夫との結婚を後悔し、離婚したいけど、応じてくれないそんな時はどうしたら良いのでしょうか?

4.亭主関白と離婚するには

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法的に夫がモラハラや亭主関白という理由で離婚はできるのでしょうか?まず法的離婚事由になるものはどのようなものがあるのかみてみましょう。

4-1.不貞行為(浮気)

もし夫婦どちらかに不貞行為がある場合にはこれを理由に離婚請求が可能となります。肉体関係がないプラトニックな関係では、不貞行為として離婚請求はできないですが、これが理由で婚姻関係の破綻の原因になれば「婚姻を継続し難い重大な事由」として、離婚請求をすることができます。

不貞行為で離婚請求する場合には調停や裁判で立証することが必要となってきます。そして不貞行為があっても婚姻関係が破たんしていなければ離婚が認められないこともあるようです。

ちなみにキスやデートをしただけの浮気であれば、上記の不貞行為に該当しないため、残念ながら慰謝料は請求できないそうです。


4-2.悪意の遺棄

夫婦は協力して助け合い扶助し同居するという義務があります。正当な理由がなくこの義務を怠ると悪意の遺棄としてみなされます。

  • 家を勝手にでて、浮気相手と暮らしている
  • 正当な理由なく家でをした
  • 働けない理由がないにもかかわらず働かない
  • 婚姻費用を渡さない

4-3.3年以上の生死不明

配偶者の生死確認が3年以上できない場合には離婚請求をすることができます。また生存は確認できても生活費を送ってこない場合には悪意の遺棄等に該当し3年待たずに離婚請求が可能となります。

生死不明状態の離婚手続きは裁判所に訴えを起こす必要があります。

4-4.回復の見込みのない強度の精神病

夫婦がお互いを助け合うのは法律的にも義務ではありますが、強度の精神病であれば、助け合うにあたり精神的負担や経済的負担は計り知れません。そのため強度の精神病で回復の見込みがないことを理由に離婚請求することができます。ただ苦痛というだけでは離婚事由として認めてもらうのは難しいかもしれません。

この場合の離婚が認められるためには医師の診断を参考に婚姻生活を続けることが困難かどうかという裁判官の判断に委ねることになります。

  • 躁鬱病(そううつ)
  • 偏執病
  • 早期性痴呆
  • 麻痺性痴呆
  • 初老期精神病

などが該当されると言われていますが、ノイローゼ、ヒステリー、神経衰弱、アルコール中毒、アルツハイマーなどは、精神病に属さないといわれています。

4-5.婚姻を継続しがたい重大な事由

4-1~4-4に該当せずそれでも婚姻関係が破たんした状態であれば離婚請求が可能です。亭主関白なモラハラ夫との離婚の際にはこの事由が該当するでしょう。

裁判例としては

  • 夫婦どちらかの浪費癖
  • 宗教活動
  • 性格の不一致
  • DV

等があり、これは各々検討されることになります。DVの場合には慰謝料請求の際には医師の診断書をもらっておくのがおすすめです。写真なども有効になります。

亭主関白な精神的DV(モラルハラスメント)の夫との離婚の場合には日時や詳細な内容、どういう言葉の暴力があり、苦痛だったかなどの記述したメモがあると調停や裁判をする際によいです。

また亭主関白でモラハラ器質の場合にはまずは別居をすることをお勧めします。いきなり調停や裁判となっても口がたつ亭主関白では泥沼化することが見えてますので、別居の事実を作ったほうが婚姻関係が破たんしているとみなされ、離婚しやすいという事実があります。

そして別居をすることで、冷静になれます。本来の自分を取り戻してください。また夫の言動に対しても冷静に考えることができます。

別居となると、生活費のことを心配される方が多いと思いますが、御願いしても生活費をもらえない場合には婚姻費用分担請求をして下さい。詳しくはこちらに書いていますので参考になさって下さい。

亭主関白な夫が会社員の場合であれば、離婚するまでは婚姻費用分担請求で決まった内容の支払をしない場合には、給与の差し押さえもできます。泣き寝入りをせずに是非行動にうつしてください。

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5.離婚の種類

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5-1.協議離婚

夫婦間で協議し合意すれば協議離婚が成立します。

5-2.調停離婚

1の協議離婚に夫婦間で合意ができない場合にそれでも離婚したい際には夫婦関係調整という調停の申し立てをします。

離婚について当事者間の話合いがまとまらない場合や話合いができない場合には,家庭裁判所の調停手続を利用することができます。
調停手続では,離婚そのものだけでなく,離婚後の子どもの親権者を誰にするか,親権者とならない親と子との面会交流をどうするか,養育費,離婚に際しての財産分与や年金分割の割合,慰謝料についてどうするかといった財産に関する問題も一緒に話し合うことができます。

裁判所HPより

夫婦関係調整(離婚)

相手方の住所地の家庭裁判所又は当事者が合意で定める家庭裁判所に申し立てをします。

必要書類および費用

  • 収入印紙1200円
  • 連絡用の郵便切手(裁判所にお問い合わせください)
  • 申立書とその写し
  • 離婚調停不成立調書
  • 夫婦の戸籍謄本(全部事項証明書)
  • (年金分割割合についての申立てが含まれている場合)年金分割のための情報通知書

調停の結果双方が合意し調停が成立すれば離婚が成立します。調停の期間はたいていは半年から一年程度のことが多いようです。これは裁判所の混み具合や相手の都合で調停日が定期的にとれるかまた相手との交渉により変わってきます。

5-3.審判離婚

夫婦関係調整の調停で不成立の場合、まれではありますが裁判官の判断で審判が下り離婚が成立することがあります。

ただし審判が下されてから当事者の異議申し立てを2週間以内にした際には審判の効力がなくなってしまいます。

5-4.裁判離婚

調停で離婚が成立せず、それでも離婚したい場合には裁判での離婚をめざすことになります。

離婚について家事調停で解決ができない場合には,離婚訴訟を起こすことになります。
離婚訴訟では,離婚そのものだけでなく,未成年の子どもがいる場合に離婚後の親権者を定めるほか,財産分与や年金分割,子どもの養育費などについても離婚と同時に決めてほしいと申立てることができます。又,離婚訴訟とともに,離婚に伴う慰謝料を求める訴訟を起こすこともできます。

裁判所HPより

離婚訴訟の手続き

原則として夫婦どちらかの住所を管轄する裁判所に訴状を提出します。ただし調停を行った裁判所と異なる際には調停を行った裁判所で行うこともあります。

離婚裁判に必要な費用および書類

  • 収入印紙(裁判所に確認が必要)
  • 郵便切手(裁判所に確認が必要)
  • 訴状2部
  • 夫婦の戸籍謄本およびコピー
  • 年金分割の申し立てもする際には「年金分割のための情報通知書」及びそのコピー
  • 源泉徴収や通帳のコピーなど

離婚訴訟の場合にはほとんどのケースで本人尋問が行われ、これを裁判官は重視します。

裁判の行方により裁判官から和解が提示されることもあります。夫婦双方が合意すれば離婚は成立し慰謝料額等の決定もされます。

和解が成立しない場合には裁判において離婚の可否、慰謝料等が裁判官により判決としてくだされます。

判決は強制力がありますが、納得できなければ上訴(控訴・上告)もできます。

裁判の期間については司法統計では半数が1年以内に第一審を終え、9割がたが2年以内に終了しているようです。

6.まとめ

亭主関白の夫と逆転してかかあ天下なんて考えるだけ無駄だと思ってください。そして亭主関白でモラハラ器質のある夫との離婚はそう簡単には行かないことを覚悟する必要があります。でも事前に離婚の準備を行っておけば、時間はかかってもきっと離婚できるはずです。

今の生活のままで自分らしくいられるのか、我慢し続けるのか、離婚を決断するのか・・自分の未来は自分で決め切り開いていきましょう。

こちらの記事もご覧ください。

亭主関白の意味や結婚したら亭主関白になる男性の特徴とは?

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